フォグランプの常時点灯が違反って聞いたんだけど。実際そんなことで違反になるの?今後の為に知っておきたいから詳細を教えて欲しい。
以上のような疑問にお応えします。
✅違反だった場合の罰則が知りたい
実際に違反なのかわからなければ普段通りの行動をする事で、知らず知らずに違反行為に該当してしまいます。
知らないうちに違反で捕まる=減点や切符(反則金含む)を切られる危険も。
当記事では、悪天候に関係なく車のフォグランプを常時点灯する行為の詳細を詳しく解説します。
この記事で解説している事を実践できれば、違反の有無を明確にするだけでなく自分でも対処ができるようになります。
違反かどうかを知る事は対策への第一歩。
まずは本当に違反になるのかを明確にした上で、対処方法や防ぐ対策をしてみましょう。
悪天候に関係なく車のフォグランプを常時点灯する行為
車を運転していると、悪天候でもないのにフォグランプを点灯させている車をたまに見かけます。
雨や霧なら分かりますが、晴天時ともなると
「これってありなの?」と疑問に思う時ってありますよね?
今回は、そんな疑問を解決すべく晴天時に使うと
どうなるのか詳しく解説していきます。
整備不良に該当される
まず結論から言えば【整備不良】に
該当するので違反行為となります。
理由として本来の使用目的とは異なるためです。
というのも、フォグランプはあくまで補助灯。
・雨天
・雪など。
悪天候の状況に応じて点灯する事を主としています。
そのため、悪天候以外の晴天時に
点灯させることは違反行為になります。
道路交通法にも記載がある
実際に、以下道路交通法にも記載があります。
前部霧灯は、霧等により視界が制限されている場合において、自動車の前方を照らす照度を増加させ、かつ、その照射光線が他の交通を妨げないものとして、灯光の色、明るさ等に関し告示で定める基準に適合するものでなければならない。
道路運送車両法第33条
中でも注目すべき点は【その照射光線が他の交通を妨げないもの】。
フォグランプの光が他の車に迷惑と判断された
時点で違反になりますよという意味です。
自分では何とも思わなくても、相手方に
とっては眩しい以外の何ものでもありません。
そのため、交通を妨げていると判断されれば
整備不良として違反になる訳です。
整備不良の罰則
続いて気になるのは整備不良として
捕まった際の罰則についてです。
違反=反則金や違反点数も関係して
くるので、以下で確認してみましょう。
反則金
大型車の反則金 | 9000円 |
普通車の反則金 | 7000円 |
小型車の反則金 | 6000円 |
原付/小型特殊の反則金 | 5000円 |
まず反則金については、最小で5000円。
最大で9000円とかかります。
中でも一般の方は普通車に該当されるので、
7000円の反則金がかかります。
違反点数
また、その際の違反点数については
1点の減点とされます。
まとめると
・違反点数は1点の減点
違反点数は一律に1点の減点ですが、反則金については車のサイズによって金額が変わるので覚えておきましょう。
違反をしないためにできること
ここまでが違反内容や罰則の
有無についてです。
間違った使い方をする以上は違反で罰則の対象になるので、安全に使う為には正しい方法を実践する事です。
これから先違反をしたくないという方は、
以下内容を実践してみましょう。
正しい使い道を理解する
まず正しい使い道を理解すること
から始めましょう。
フォグランプは別名【前部霧灯】で、
本来の目的は灯火類の補助としての役目。
そのため、常に点灯していい訳ではなく
悪天候時に補助として使うのが一般的です。
フォグランプを使う場合は悪天候に
フォグランプを使う場合は悪天候。
特に
・霧
・雪
3つのうちいずれかで使うのが効果的です。
その際に、フォグランプの色を黄色にしておくと悪天候時でも見やすくなります。
黄色ってヘッドライトじゃだめなの?
悪くは無いんだけど、ヘッドライトの場合は黄色にするのに車検が関係してくるからね。
逆にフォグランプであれば問題はなく、
悪天候時で使う場合には黄色フォグがおすすめです。
簡単ではありますが、違反をしない為に出来ることもあるので今後の為に覚えておくと良いでしょう。
記事のまとめ
以上、悪天候に関係なく車のフォグランプを常時点灯する行為について解説しました。
今回の記事のおさらいです。
大型車の反則金 9000円
普通車の反則金 7000円
小型車の反則金 6000円
原付/小型特殊の反則金 5000円
違反点数
1点減点
フォグランプを使う場合は悪天候に
記事でもわかる通り、晴天時のフォグランプ
点灯は【整備不良】に該当します。
一見すると「たかだかそんなことで?」と思う方もいるかもしれませんが…
道路交通法で決められている以上は違反になってしまうので、運転をする以上は違反の対象にならないように心がけをしましょう。
フォグランプの違反については、他にも以下記事でまとめているので参考にしてみましょう。