【実践編】車からイルミ(スモール)電源を取る3つの簡単なやり方

車の電源
この記事は約6分で読めます。

オーディオ(ナビ)裏からイルミ電源が取れるって聞くけど。どうやってとればいいの?実際にやり方が知りたい。

こんな悩みはありませんか?

今後のためにしっておきたい・自分でも取れるようになりたいなど理由は様々ですが…

車好きの方にとってはDIYで作業をして
みたいと思う方が多いかと思います。

ですがいざ自分でやろうと思っても、やり方がわからずについつい車屋さんに任せてしまうこともあるでしょう。

もちろん。任せるのも悪くは無いですが、

・作業工賃を抑えたい
・好きな時間に作業したい

などの理由からデメリットも少なからずあります。

逆に自分で出来るようになれば、好きな時に交換が出来るのはもちろんの事。その都度かかる工賃も抑える事が出来ますよ。

今回の記事では、そんな方向けにイルミ電源を取る手順について順を追ってそれぞれ3パターンから解説していきます。

今回の記事を最後まで読めば、これから先自分で電源を取れるようになるのでぜひ参考にしてみてください。

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イルミ電源をオーディオ裏から取るまでの流れ

それでは早速ですが、イルミ電源をオーディオ裏から取るまでの流れについて見ていきましょう。

※イルミ電源がよくわからない方は、先に以下記事を読んでおくとおすすめです。

イルミ(スモール)電源とはどんな電源?連動させる事で出来る事は? ≫

イルミ(スモール)電源の基本と連動させて出来る車の電装品の種類!
この記事では、電装品をカスタムする上で知っておきたい。イルミ(スモール)電源の基本と他の電源の違いについて解説していきます。 電源の基本を事前に理解しておけば、知識を深める事にもつながりますし、実際にイルミ(スモール)電源を元にカスタムする場合に、作業で役立てることができます! また、記事の後半ではイルミ連動で出来る事も解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。

STEP1:オーディオを外す

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必要なパーツが準備出来たら作業に取り掛かります。

初めは、配線自体を見つけないと何もでき
ないのでオーディオを取り外していきましょう。

オーディオは大抵カバーを外す⇒数か所固定してあるボルトを外す。

このような順番で外す事ができます。

STEP2:スモールスイッチをONにする

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オーディオを外すことが出来たら、
配線を見つける工程に移ります。

イルミ電源の基本はスモールスイッチをONにした際に電気が流れる仕組み。
※鍵タイプの車ならキーをACC2に。プッシュスタートならブレーキを踏まずにスイッチを2回押す作業を事前に済ませておきましょう。

スモールスイッチは1度回すとポジションランプが点灯。2回回すとヘッドランプが点灯になるので…

ここでは1回回すだけに留めましょう。

STEP3:検電テスターを当てて電気の流れを確認する

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スイッチONの後は検電テスターを当てて電気の流れを確認するだけです。

イルミ電源は上記でも言ったように、

・そのままでは電気は流れない
・特定の条件でLEDが反応となります。

よって、テスターが反応しない場合は目的の電気でない事がわかります。

逆に、スモールスイッチをONで当てた配線のテスターが赤に点灯した場合はイルミ電源であると言えます。

STEP4:イルミ電源を確保する

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イルミ電源が見つかればあとは電源を確保するだけ。

オーディオ裏は基本がギボシ端子になっている
事が多いので、同じように繋げるだけです。

ちなみにお互いが一本づつで追加が必要な場合は、ギボシ端子ダブルを使う事で解決ができます。

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ギボシ端子ダブルはエーモンから出ているパーツで、メスが2箇所の仕様になっている事で最大2か所分確保ができます。

ポジションランプから取るやり方

次はポジションランプから電源を取るやり方です。

STEP1:イルミの電源を入れる

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まず初めにイルミ電源を入れましょう。

イルミ電源はキーをイルミもしくはACC2に入れた状態でスモールスイッチをONにする。

他の電源とは違い、キーもしくはボタンだけでは反応しないので注意しましょう。

STEP2:目的の電源を探す

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イルミ電源が入ったら目的の電源を探しましょう。

といっても、電源を入れればポジション
ランプが光るのでそれが電源となります。

ちなみに極性については赤がプラス。黒がマイナス。

STEP3:イルミ電源を確保する

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後はイルミ電源を確保するだけ。

配線をカットする場合ならギボシ端子などでもいいですが…

そのまま取り付けたい方は【電源取り出しコネクターE418】がおすすめ

電源取り出しコネクターE418はエーモンから出ているパーツ。配線に挟み込む形になっていて、片方を電源側に。もう片方のギボシ端子がついた方は電装品につなげます。

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つなげる手順としては上記の通り。

配線に挟みこませた状態でカバー(蓋)を
してペンチなどで固定するだけ。

これで電源確保ができるのでギボシ端子側を電装品のプラスと繋ぐだけ。

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ヒューズボックスからイルミ電源を取るやり方

ヒューズボックスからイルミ電源を取る場合は、
ヒューズと差し替えるだけです。

STEP1:イルミ電源を入れる

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イルミ電源はキーをイルミもしくはACC2に入れた状態でスモールスイッチをONにする。

他の電源とは違い、キーもしくはボタンだけでは反応しないので注意しましょう。

STEP2:目的の電源をテスターで探す

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今回使うのは一般的なエーモンの検電テスター

ワニ口をマイナスに挿した状態で、針の部分を
プラス側に当てる事で検知ができます。

実際に当ててみると、反応しなければLEDは光らない。反応すると赤く光るいずれかになります。

この場合は

・黄色(20A)常時電源
・青(15A)イルミ電源
・赤(10A)ACC電源となります。

STEP3:ヒューズ電源を使ってイルミ電源を確保する

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電源がわかれば後は確保するだけ。

とはいうけど、ヒューズからってどうやってとればいいの?

エーモンのヒューズ電源を使うのがおすすめだね。

ヒューズ電源はエーモンから出ているパーツで、ヒューズと差し替える事で簡単に電源の確保ができます。
実際に画像で見ると上記の通り。先端のヒューズ部分を差し込んで、もう片方のギボシになっている部分は電装品と繋ぐ形です。
 
こうする事でイルミ電源が簡単に取れます。

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実際にギボシ側にテスターを当てると
電気が来ている事を確認できます。

3つのうち初心者でも取りやすい方法は?

ここまでで3種類の方法からイルミ電源が取れる事がわかったけど、初心者が実践するならどれがいいのかな?

おすすめとしてはヒューズから取る事だね。

おすすめはヒューズから取る事

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おすすめとしてはヒューズから取る事です。

ギボシ端子をかしめて~配線を加工して。などの面倒な取り回しがいらないので、初心者でも簡単に取る事ができます。

詳しい手順については以下記事でまとめているので参考にしてみてください。

【簡単1分】エーモンヒューズ電源を使ってボックスから電源を取る方法
この記事では、ヒューズ電源を使う上で知っておきたい。電源を取り出すまでの手順について解説しています。 正しい手順を事前に理解しておけば、実際に作業が必要になった時に読んだその日からでも電源の取り出しができるようになります! また、記事の後半では10A以外にも使えるヒューズ電源の種類も合わせて解説しているのでぜひ最後までご覧ください。

慣れてくればオーディオ裏から取るのもあり?

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また、慣れてきたらオーディオ裏から取るのもアリです。

オーディオ裏から取る場合は端子を
かしめる工程が必要不可欠となりますが…

↓こんな作業

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手順と正しい工程を理解しておけば決して難しくはありません。

※やり方が知りたい方は以下を参考に
【初心者でもできる】ギボシ端子のかしめ方と失敗しない為の手順
この記事では、ギボシ端子を使う上で役立つ正しいかしめ方と注意点を解説していきます。正しい方法を理解した上で端子を使用すれば、誰でも簡単に接触不良なく電気を取る事ができます!また、記事の後半では動画解説ありのかしめ方の手順や細線(0.2sq)と太線(0.5sq)を組み合わせる裏技についても解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。

なのでヒューズからイルミ電源を取る事もいいですが、作業や状況に応じて使い分けるのがおすすめと言えます。

記事のまとめ

以上、イルミ電源を取るやり方を解説しました。

今回の記事のおさらいです。

イルミ電源をオーディオ裏から取るまでの流れ
STEP1:オーディオを外す
STEP2:スモールスイッチをONにする
STEP3:検電テスターを当てて電気の流れを確認する
STEP4:イルミ電源を確保する
ポジションランプから取るやり方
STEP1:イルミの電源を入れる
STEP2:目的の電源を探す
STEP3:イルミ電源を確保する
ヒューズボックスからイルミ電源を取るやり方
STEP1:イルミ電源を入れる
STEP2:目的の電源をテスターで探す
STEP3:ヒューズ電源を使ってイルミ電源を確保する
3つのうち初心者でも取りやすい方法は?
おすすめはヒューズから取る事
慣れてくればオーディオ裏から取るのもあり?

記事でもわかる通り、

・オーディオ裏
・ポジションランプ電源
・ヒューズボックス

3つのパターンからイルミ電源を取ることができます。

やり方自体もそこまで難しくないので、今後の為に覚えてみましょう。

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