メモリーバックアップについて知りたいんだけど。どんな仕組みになっているの?使い方や注意点は?
以上のような疑問にお応えします。
まずこの記事を書いた自分は
✅メモリーバックアップについて
✅メモリーバックアップの仕組み
✅使い方
✅注意点
この記事では、車に乗る上で知っておきたい。】メモリーバックアップの仕組みと使い方について解説していきます。
仕組みや使い方を事前に理解しておけば、読んだその日からでも実践して役立てる事ができます!特にバッテリー交換の際には重宝して使えます。
また、記事の後半では使う場合の注意点も合わせて解説しているのでぜひ最後までご覧ください。
ちなみに、今回の内容は以下の順で読み進めると理解を深めやすいです。
①【バッテリー交換に役立つ】メモリーバックアップの仕組みと使い方!👈今ここ
②メモリーバックアップ(8864)を選んだ理由と気になるデメリット ≫
そもそもメモリーバックアップとは?
改めて、メモリーバックアップとは、バッテリー交換をする際に車両のメモリー情報(記憶)を消さないための部品になります。
メモリー情報って例えば?
時計やナビ・オーディオ関連の設定だね。それに限らずなんだけど、事前に設定しておいたものがメモリー情報だね。
通常のバッテリー交換では、バッテリーを外すためにプラスとマイナスの端子を抜きます。
するとどうなるかというと、電気が遮断される事=電気が流れなくなる。
つまりは電気が流れなくなる事で、せっかく設定したメモリーもすべてリセットされてしまう訳です。
じゃあバッテリー交換の度にまた設定しなおすって事?
そうゆう事。
かといって、いつまでもバッテリーを交換しなかったら寿命が来てしまう…
そこで便利なのがメモリーバックアップなんだ!
メモリー情報はそのままに、メモリーを消す事なくバッテリー交換ができます。
メモリーバックアップの仕組み
そんなメモリーバックアップの仕組みですが、本体が12v電源となり車両に電源を供給する事でメモリー保護となっています。
供給できるのはわかったけど、本体の12v電源はどうやって取っているの?
単三電池8本使って取っているよ。
1本あたり1.5vなので、1.5v×8本=12v
となります。
使用方法
使用方法はいたって簡単で、プラスとマイナスの端子それぞれにワニ口を噛ませるだけです。
噛ませるタイミングは端子を抜く前だね。
先に噛ませておくのがポイントなんだね。
そうそう。先に噛ませておかないと、端子を抜いてからだとメモリー情報がリセットされちゃうからね(笑)
使用方法の手順としては以下の通りです。
②ワニ口をマイナス→プラスの順で噛ませていく。
③電気を供給できている事が確認出来たら通常のバッテリー交換。
以前までなら交換の度にリセットされてまた設定しての繰り返し。
でもメモリーバックアップがあれば、その必要もなく簡単に情報をそのままに交換ができる。
挟み込むだけで情報をそのままに、簡単に交換ができるともなれば使わない手はないですよね!
使用する上で注意する事
ただし、注意点もあるので最後にご紹介します。
注意する事。それは、
・ワニ口が途中で抜けてしまう事です。
メモリーバックアップは、つないでいる間は電気が流れているため、例えばつないでいる最中にプラスもしくはマイナスに触れるとショートを引き起こします。
ショートは火花が散る現象で、症状によっては電装部品にダメージを与えます。
ただ、この場合はヒューズが切れるのみで済む場合のが多いですね。
もう1つのワニ口が途中で抜けてしまう場合ですが…
ワニ口が抜けると言う事は、電気が途中で遮断されると言う事。
つまり車のメモリー情報がリセットされる事になります。
リセットされたらつながないでバッテリー交換するのと同じになる訳か…
そう。だから、最低限この2つは注意して作業する事が大事なんだ!
電池自体は、新品からの状態なら約75時間ほど持つので、注意してゆっくり丁寧に交換作業をするといいですよ!
記事のまとめ
以上、メモリーバックアップについてご紹介させていただきました。
今回の記事のおさらいです。
・ワニ口が途中で抜けてしまう事です。
メモリーバックアップは、バッテリー交換の際に電気を供給させることで、メモリー情報をリセットさせる事なく交換ができる優れものです!
ワニ口が外れると、電気が遮断されてメモリーがリセットされるデメリットはありますが…
それさえ気を付けていれば、作業をするうえで必需品ともいえます。
なので、作業の際にはぜひ活用してみてください!
また、当サイトでは使う上でのメリット・デメリットも解説しているので合わせて参考にしてみてください。
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