ポジションランプが元で違反になる項目がいくつかあるって聞いたんだけど。どんな内容があるの?
このような悩みはありませんか?
通常ポジションランプと言えば、ヘッドランプを点灯させる前の段階で点灯させるバルブ。
目的は薄暗い時間帯に歩行者や対向車に存在を知らせることですが…
使い方次第では違反行為に該当するという話を聞きます。
それは一体、どのような事なのか?
というのが今回の内容です。
当記事ではそんな方向けに当てはまる
4つの項目についてまとめています。
記事を最後まで読むことで知識を得ることはもちろん。
これから先、ポジションランプを使う上で違反を回避した行動ができるので参考にしてみてください。
ポジションランプが元で違反対象になる項目
今回はポジションランプが元で違反対象になる項目が知りたいんだけど。どんな内容があるの?
球切れや点灯しなかったりなど。全部で4つの項目があるね。
詳しくは以下で順を追って解説していくので、順番に見ていきましょう。
ポジションランプを点灯しないまま走行
まず1つ目はポジションランプを点灯しない
まま走行する事です。
ポジションランプを点灯しないという事は、
夜間を暗い状態で走行すること。
たとえ自分は良くても、相手にとっては認識がしづらく事故の原因にもなるので危険です。
また、道路交通法にも記載があるので
違反の対象となります。
違反した場合の罰則の有無については、次の記事でまとめているので参考にしてみてください。
夜間にポジション球を点灯しないまま走行すると違反になるって本当? ≫
夜間にポジションランプだけの点灯で走行
2つ目はポジションランプだけの点灯です。
逆に、『ポジションランプを点灯すればいいでしょ。』とポジションだけの点灯も違反となります。
同じく道路交通法に記載がありますが、それ以前に夜間走行に問題があるので注意が必要です。
違反した場合の罰則の有無については、次の記事でまとめているので参考にしてみてください。
夜間にポジションランプだけの点灯で走行すると違反になるって本当? ≫
ライトの片目が切れた状態の走行
3つ目はライトの片目が切れた状態の走行。
点灯しないのとは逆に切れた状態でも
違反の対象になります。
片方点いてるなら別に良くない?
点灯しないよりはマシだけど、それでも明るさは半減するからもしもの時に危険なんだよね。
特に街灯もない薄暗い道の場合。片方はくっきり見えるのに対して、もう片方はうっすらとしか見えない。
見える方は問題ないですが…
見えにくい方の場合、うっすらとしか見えない事で対向車の接近に気づくのが遅れて事故の原因を作ることにもなりかねません。
そのため、危険を知らせる名目として違反行為となります。
ちなみに違反としては【整備不良車両の運転の禁止】に該当。
整備不良の詳しい詳細や罰則が知りたい方は次の記事を参考にしてみてください。
ポジション球の片目が切れた状態で車を走行すると違反になるって本当? ≫
ポジション球の色
4つ目はポジション球の色です。
ポジション球の色も道路交通法により決まりがあり、不適切な色にして走行した場合【整備不良】として見なされます。
また、そもそもの話。車検にも通らなく
なるので不適切な色はおすすめできません。
ポジション球の色の詳細や罰則についてさらに詳しく知りたい方は、次の記事を参考にしてみましょう。
車のポジション球を【白以外の色】に交換して走行すると違反になる? ≫
違反しない為にできる対処法
ここまでがポジションランプが元で違反行為になる内容です。
中には「こんな事で?」という内容もありましたが、交通法に決まりがある以上守らないと違反となってしまいます。
ただ、違反になるのはあくまで守らなかった場合。逆に正しい行動が出来れば防ぐ事も出来ます。
そこでここからは、上記で解説した違反行為を防ぐ対処方法について解説して行きます。
それでは、順を追って見ていきましょう。
夜間のポジション球を点灯する
1つ目のポジション球を点灯しないまま走行について。
対処としては夜間のヘッドライトと同時にポジション球の点灯を心掛ける事です。
特に、道路交通法では日没時から日出時までの夜間と決まりがあるので…
季節にもよりますが
・冬なら16時過ぎから6時など。
時間帯に応じて調整した点灯させるといいでしょう。
夜間のヘッドライト点灯をする
2つ目のポジション球だけの走行について。
対処としては夜間のヘッドライト点灯を心掛ける事です。
夜間はポジションランプ以外にもヘッドライトの点灯が義務なので、同時進行でヘッドライトの点灯を心がける事が大切となります。
ライトの片目切れを治した上で走行
3つ目のライト片目切れの走行。
片目切れも同様に違反となるので、
切れた箇所を治す事で対処ができます。
ただおすすめとしては切れた箇所だけでなく、
両方交換する方がいいでしょう。
どうして切れた箇所だけでなく両方なの?
もう片方もいつ切れるか分からないからね。
確かに切れた箇所を直すだけでも解決は
出来ますが、ポジション球はあくまで消耗品。
もう片方もいつ切れるか分からないので、
出来れば両側交換しておくと良いでしょう。
【10分も必要ない】初心者でも簡単なポジションランプの交換方法! ≫
ポジション球の色は適正なものに変える
4つ目のポジション球の色問題。
ポジション球の色は基本的に白色と決まりがあります。
そのため
・青など。
見た目でも違うと分かる色にすることはおすすめ出来ません。
もし、違反をしたくない場合は白色のバルブに
取り換えて走行をしましょう。
合わせて、別記事でおすすめのポジション球もまとめているので参考にしてみてください。
【車検に適合】明るく使いやすいおすすめのT10ポジション球4選 ≫
このようにいくつか違反項目はありますが、順を追って一つづつ解決していけば違反をせずにカーライフを送ることが出来ます。
内容によっては後回しにしたい気持ちも分かりますが…
違反である以上捕まれば罰則の対象になるので、防ぐためにも正しい対処を心掛けましょう。
記事のまとめ
以上、ポジションランプが元で違反対象になる4つの項目についてご紹介しました。
今回の記事のおさらいです。
・ポジションランプだけの走行
・ライトの片目が切れた状態の走行
・ヘッドライトの色
・夜間はポジションランプも点灯する
・ライトの片目切れを治した上で走行
・ポジションランプの色は適正なものに変える
記事でもわかる通り、ポジションランプが元で
違反になる項目は上記4つがあります。
項目を見ていると「たかだかそんなことで?」と思う方もいるかもしれませんが…
道路交通法で決められている以上は違反になってしまうので、運転をする以上は違反の対象にならないように心がけをしましょう。
ポジションランプ以外にも違反項目が知りたい方は、参考として次の記事を確認してみましょう。
【実は交通違反?】フォグランプが元で違反切符を切られる5つの項目 ≫
車のテールランプ(尾灯)が元で違反になる4つの項目と防ぐ対処方法 ≫
ウインカー(方向指示器)が元で違反になる3つの項目と防ぐ対処方法 ≫