車のパワーステアリング警告灯が消えない4つの原因と気になる対処方法

警告灯
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メーカーによってはEPS警告灯とも呼ばれる
パワーステアリング警告灯。

点灯の色は黄色/赤の2種類に分けられ、
黄色は注意。赤は危険を意味します。

原因としては大まかに言えばパワーステア
リングに異状が起きた時に点灯しますが…

症状が軽いものから重いものまであるため、
事前に原因を明確にした上で対処する事が大切です。

この記事では、『警告灯の点灯する原因や対処方法が知りたい。』こんな方向けに順を追って詳しくお伝えしていきます。

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パワーステアリング警告灯が点灯する原因

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まずパワーステアリング警告灯が
点灯する原因には以下4つ。

・誤作動による点灯
・ステアリングコントロールユニットの故障
・ステアリング舵角センサーの故障
・パワステオイルの不足

誤作動による点灯

1つ目は誤作動による点灯です。

完全なトラブルではなく何かの拍子に
警告灯が点灯する場合があります。

ステアリングコントロールユニットの故障

2つ目はステアリングコントロール
ユニットの故障です。

ステアリングコントロールユニットというのは、名前の通りパワーステアリングの制御を行っている装置のこと。

この制御装置に問題が起きると、危険であることを運転手に知らせる為に警告灯として点灯します。

ステアリング舵角センサーの故障

3つ目はステアリング舵角センサーの故障です。

ステアリング舵角センサーというのは、ステアリングを操作する向きや位置などを信号としてユニットに送る装置のこと。

このセンサーが故障する事により、ユニットに信号が送れなくなるため異状として点灯します。

パワステオイルの不足

4つ目はパワステオイルの不足や汚れです。

パワステには種類がいくつかありますが、近年のパワステは油圧制御になっているのでオイルの力を使って本来は軽やかなフィーリングを実現しています。

ですが、オイルが不足したり汚れることで油圧の力を上手く使えずに異常と判断されて警告灯が点灯します。



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点灯した時の対処方法

ここからは点灯した場合の
対処方法について。

もし点灯した場合には以下の
対処を試してみましょう。

誤作動が原因の場合はエンジンの再始動をする
ユニットやセンサーの交換をする
パワステオイルの補充

誤作動が原因の場合はエンジンの再始動をする

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まずはエンジンの再始動をする事です。

誤作動が原因の場合は、一度エンジンを切りしばらくしてからエンジン始動をする事で消える可能性があります。

もしそれでも消えない場合は、無理に走行を続けようとはせず状況に応じてレッカーしてもらいましょう。

無理に運転を続けると走行に支障が出る場合があります。

ユニットやセンサーの交換をする

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2つ目はユニットやセンサーの交換をすること。

コントロールユニットは、パワーステア
リングの制御を行っている装置のこと。

ステアリング舵角センサーはステアリングを操作
する向きや位置などを信号としてユニットに送る装置の事。

どちらもステアリングに異常が
起きて点灯する結果になるので…

ユニットやセンサーを交換する事で対処ができます。

パワステオイルの補充

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3つ目はパワステオイルの補充です。

油圧のパワステはオイルの力を使って本来は
軽やかなフィーリングを実現しています。

ですが、オイルが減る(不足)事で性能を
うまく引き出せなくなります。

その結果としてステアリングが重くなる
症状も出てくるので早めの対処をしましょう。

警告灯の点灯を防ぐために

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最後は警告灯の点灯を防ぐ
ために出来ることについて。

もし防ぐ場合には、日頃からの点検や消耗品を交換時期を目安に交換して対策をしましょう。

日頃からの点検をする

まずは日ごろから関連箇所の
点検をするというのがおすすめです。

毎日ではなくていいので、時々点検する事で
警告灯が消えなくなる原因を見つけやすく
なります。

交換時期を目安に消耗品の交換をする

2つ目は交換時期を目安に消耗品の交換をする事。

パーツは主にコントロールユニットやセンサーですね。

ユニットやセンサーも消耗品という事で使い続ければいずれは寿命が来るので、交換時期を目安に交換を心がけるとおすすめです。

目安としては

10万キロもしくは状態に応じて変える事。

早めに交換をすませることでいきなり消えなく
なるというリスクを減らすことが出来ます。

また、パワステオイルに関しても補充でもいいですが、交換する場合には5~10万kmの間を目安に交換するといいでしょう。

点灯する原因を明確にして正しい対処を

以上、パワーステアリング警告灯が
消えない原因についてお伝えしました。

記事のおさらい

記事でもわかる通り、その原因にはパワステオイルの残量が少ない事やユニット・センサーの不具合などが考えられます。

対処するには作業に応じた方法や
パーツを交換・補充することで解決できます。

そのため、警告灯が点灯した時点で早めの
交換を心がけるようにしましょう。

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