冬に車のワイパーを立てる3つの理由と立て忘れた場合の対処方法

ワイパー
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雪が降る冬にはワイパーを立てるって聞いたけど本当?どうしてワイパーを立てかける必要があるの?

このような悩みはありませんか?

通常ワイパーといえば、ウォッシャー液と組み合わせて窓ガラスの汚れや雪を落として視界を見やすくできるパーツ。

逆に使わない場合は寝かせた
状態にするのが一般的です。

ですが、今回のように【雪が降る冬に関しては停車時ワイパーを立てる】と言う話を聞きます。

何故立てる必要があるのか?ワイパーを立てないと
どんな事が起こるのかと言うのが今回の内容です。

当記事では手順を元に

✅ワイパーを立てる理由
✅立てないとどうなるか

それぞれ解説していきます。

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雪の日にワイパーを立てる理由

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タイトルにある【冬に車のワイパーを立てる本当の理由】について。

先に理由からいえば以下の3つが関係しています。

・ワイパーブレードが動かなくなるのを防ぐ
・ゴムの劣化を防ぐ
・雪かきをしやすくする

ワイパーブレードが動かなくなるのを防ぐ

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1つ目の理由は、ワイパーブレードが
動かなくなるのを防ぐ事です。

ワイパーブレードには拭き取るための
ゴムが付いていますよね?

このゴムが、雪が降る事で寒さで凍結してしまいます。

結果ブレード事動かなくなってしまうので、
それを防止するために立てる必要があります。

ゴムの劣化を防ぐ

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2つ目はゴムの劣化を防ぐ事ですね。

凍結してガラスに張り付いたままのワイパーを無理やり動かす事で、ゴムが擦れてはがれたり変形して劣化してしまいます。

たとえるなら消しゴムと同じです。

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消しゴムと言えばこする事で文字をけすもの。

ですが、擦る度に擦った部分が削れていくので、
使うたびに少なくなります。

これをワイパーゴムに置き換えても同じです。

ワイパーゴムの材質はゴムなので、使うたびに摩擦ですり減っていきます。

特に、凍結してガラスに張り付いた
ままのワイパーゴム。

そのまま擦るとガラスに付着した凍った雪ごと巻き込むことになるので、摩擦ですり減ります。

雪かきをしやすくする為

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3つ目は雪かきをしやすくする為です。

ワイパーが氷った状態でガラスに張り付いてしまうと、雪かきをした時にワイパーを傷つけてしまう恐れがあります。

そのため、雪かきをしやすいようにする
ためにワイパーを上げましょう。

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立てる事がデメリットになる場合もある?

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このようにワイパーを立てるのには
3つの理由が存在しますが…

『なら、雪の日には必ず立てた方がいいの?』と
言われると実はそうでもありません…

雪だからといってワイパーを上げてしまうと、
デメリットになってしまう場合もあります。

例えば…

・雪の重みでワイパーが折れる
・雪かきの際にひっかけて壊す

といった事があります。

雪の重みでワイパーが折れる

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1つ目は雪の重みでワイパーが折れることです。

大雪が降った日や屋根から雪が落ちた時など。

車が埋まるほどの雪で、ワイパーに負担がかかり重さで折れる場合があります。

多くの場合は赤〇のブレード先端ですが、
ごくまれに爪の部分が折れる場合があります。

雪かきの際にひっかけて壊す

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2つ目は雪かきの際にひっかけて壊すことです。

埋まった車を掘り起こす際に、ワイパーにひっかけて壊してしまう危険性があります。

雪が降らない地域ではあまりなさそうですが、
雪国などの豪雪地帯ではなる可能性がありますね。

逆にワイパーを立てるのはこんな時がおすすめ!

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以上のデメリットがありますが、気をつけて行動をすれば立てても問題はありません。

おすすめとしては、

・なるべく屋根のない駐車場に駐車する
・カバーをかける

なるべく屋根のない駐車場に駐車する

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1つ目はなるべく屋根のない駐車場に駐車する事です。

落雪などによって重みでワイパーが折れる訳ですから、極力屋根のない場所に駐車する事で折れるリスクを減らす事ができます。

カバーで車全体を覆う

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2つ目はカバーで車全体を覆う事です。

Amazonやカー用品店などでも手軽に購入できるので、雪に合わせて揃えておくのもいいですね。

※Amazonで車のカバーをお探しの方はこちら

また、カバーは冬以外でも汚れを付着させたくない場合にも役立つので、一度買ってしまえば年間を通して使うこともできます。

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雪の日にワイパーを立て忘れてしまった場合の対処方法

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最後に、雪の日にワイパーを立て忘れて以下の
症状が出てしまった場合の対処方法についてご紹介します。

ワイパーが凍ってしまった場合

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ワイパーが氷ってガラスに張り付いて動かなくなってしまった場合には、無理に動かそうとはせず、エアコンをつけて氷が解けるのを待つか、解氷剤などを使って溶かしましょう。

ただし、溶けるのが早いからといって熱湯をかけるのはNGです。

何故ダメなのかは、以下で詳しく解説しているので参考にしてみましょう。

凍った車の窓ガラスに熱湯をかけては絶対ダメな理由と正しい解氷方法
この記事では、冬に凍った車のフロントガラスに熱湯をかけてはいけない理由についてまとめています。何故ガラスに熱湯はダメなのか?正しく解氷するにはどんな事を実践すればいいのか。詳しく知りたい方はぜひ参考にしてみてください。

ワイパーゴムが劣化又はブレードの破損した場合

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ワイパーゴムが劣化又はブレードが破損してしまった場合には、交換も簡単なので早めに交換をしましょう。

ゴムの劣化で拭き取れずに視界不良のまま走行。
その結果事故に…なんて事にもなりかねません。

そのため、劣化した時点で
早めの交換が望ましいです。

記事のまとめ

以上、雪の日にワイパーを立てる理由を紹介しました。

今回の記事のおさらいです。

ワイパーを立てる理由
・ワイパーブレードが動かなくなるのを防ぐ
・ゴムの劣化を防ぐ
・雪かきをしやすくする
立てる場合の注意点
・雪の重みでワイパーが折れる
・雪かきの際にひっかけて壊す
ワイパーを立てるのがおすすめな場面
屋根のある駐車場などにワイパーを立てるのがおすすめ
雪の日にワイパーを立て忘れてしまった場合の対処方法
ワイパーが凍った場合は、エアコンをつけて氷が解けるのを待つか、解氷剤などを使って溶かす。

ワイパーゴムが劣化又はブレードが破損してしまった場合には、交換も簡単なので早めに交換をする。

雪の日にワイパーを立てるのには何となくではなくきちんとした理由があるので、もし雪が降った日にはワイパーを立て上記の症状を防止するように心掛けましょう。

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