ウォッシャー液が出ない″よくある6つの原因と防ぐ為に出来る2つの対策を解説″

車に関する悩みや解決方法
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ウォッシャースイッチを作動させたのにウォッシャー液が出ない。

このような悩みはありませんか?

本来であればウォッシャースイッチをONにする事で、ワイパーに連動してウォッシャー液が噴射される仕組み。

ですが、なぜかウォッシャー液がでないトラブルが起こります。こんな時、どのような対処をすれば解決できるのでしょうか?

この記事では、気になる原因を元に対処方法や対策も含め詳しくお伝えしていきます。

この記事がおすすめな人
・ウォッシャー液が出ない原因が知りたい
・自分でトラブルを解決したい
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ウォッシャー液が出ない原因と対処法

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ウォッシャー液が出ない。こんな場合には以下5つの事が関係します。

ウォッシャーが空になっている
容器に穴が空いて漏れている
ノズルの詰まり
モーターが故障している
配線切れ

ウォッシャーが空になっている

1つ目はウォッシャーが空になっている事

そもそもですが、ウォッシャー液が空になっている場合は出ることがありません。

量も無限に出る訳では無いので、まず初めに
空になっていないかを確認しましょう。

もし空になっている場合には新しく補充することで対処できます。

補充のやり方については、【作業はたったの1分”自宅でも簡単にできるウォッシャー液補充のやり方”】でまとめているので一緒に参考にしてみてください。

作業はたったの1分”自宅でも簡単にできるウォッシャー液補充のやり方”
ウォッシャー液の補充=やった事がないと難しいと感じる方もいるでしょう。ですが、流れを事前に知っておくことで1分程度で簡単に補充する事が出来ます。実際に自分で出来るようになれば、時間の調整やタイミングが合わせやすいので点検のついでなどでも補充できます。

容器に穴が空いて漏れている

2つ目は容器に穴が空いて漏れていること

容器に穴が空く→ウォッシャー液が漏れる→ウォッシャーが出ないという流れ

ウォッシャー液の容器はプラスチック製なことが多いので、性質により脆くなり穴が空きやすくなります。

プラスチックは高温に強く低温に柔らかくなる性質がある。

特に冬場は寒い所だと-10℃や20℃に
なる場合もあるので注意が必要です。

もし容器に穴が空いている場合は、車種専用の新しい容器もしくは汎用品に変える事で対処できます。

ノズルの詰まり

3つ目はノズルの詰まり。

砂やほこりなど、細かいものがノズルの穴に詰まる
事でウォッシャー液が噴射しなくなります

この場合は、タンク内部やノズルを洗浄する事で対処ができます。

モーターが故障している

4つ目はモーターが故障している事。

モーターはウォッシャー液を噴射する上でポンプを動かす部品です。このモーターが故障すると、ウォッシャー液がノズルまで到達しないので正常に動かす事ができません

モーター自体がすぐ壊れるパーツではないといえど、使用年数や期間で劣化するパーツなので早めの対処が必要。

もしモーターが原因ならモーター自体を新しいものに交換することで対処ができます。

配線切れ

5つ目は配線切れ。

ウォッシャーは配線に繋がるモーターに電気が流れて初めて作動する仕組みなので、関連する配線のいずれかが切れると反応しません

もし配線が原因の場合は、原因個所を修理もしくは新しく作り直すことで対処ができます。

ホースの破損

6つ目はホースの破損。

タンクからノズルに繋がる途中のホースが破損する事で、ウォッシャー液が正常に送られなくなります。

経年劣化によるひび割れや穴が該当。

もし破損が原因の場合には、ひび割れや穴を目視で確認したうえで新しいホースに交換しましょう。おすすめとしては耐熱性の高いものを選ぶと長く使えます。

以上がウォッシャー液が出なくなる原因と対処法。

ウォッシャーが空になっている
容器に穴が空いて漏れている
ノズルの詰まり
モーターが故障している
配線切れ
ホースの破損

もし自分で対処する自信がない。もしくはいずれも当てはまらない場合は、お店に依頼して解決するのが最適です。

原因を絞る方法

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ここからは先ほど紹介した原因を絞る方法について。

前後でウォッシャー液が出るか確認する
片方だけの場合は特定の箇所が原因

前後でウォッシャー液が出るか確認する

まずは前後でウォッシャー液が出るか確認しましょう。

この時、両方出ない場合には

・ウォッシャー液が空になっている
・容器の穴

・モーターの故障
・配線類が切れている

順番としては、ウォッシャー液の量⇒容器の穴⇒配線類⇒モーター
いうように確認すると原因を特定しやすいです。

片方だけの場合は特定箇所が原因

フロントもしくはリア。どちらか一方の場合には特定の箇所が原因です。

・ノズルの詰まり
・モーターが故障
・ホースの破損

順番としては、ホースの破損⇒モーター⇒ノズルの詰まり
いうように確認すると原因を特定しやすいです。

ウォッシャー液が出なくなるのを防ぐ対策

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最後はウォッシャー液が出なくなるのを防ぐ対策。もしこれから先、事前に防ぎたいという方は以下の方法を実践してみましょう。

水道水を代わりとして入れない
モーターや容器を使用状況で交換する

水道水を代わりとして入れない

まず1つ目は、ウォッシャー液の代わりとして
水道水を入れないことです。

水道水はパッと見似ているので使えそうに思えますが、性能が異なるので効果を得られません。

中でも冬場にはマイナスになる危険もあります。特に凍る温度。水は0℃になると凍結する性質を持っているので、雪国などの常に寒い地域では使い物にならなくなります

他にも水がおすすめできない問題はありますが、詳しくは【ウインドウォッシャー液の予備がない!代用品に水道水(水)を入れる事は可能なのか?】でまとめているので参考にしてみてください。

ウインドウォッシャー液の予備がない!代用品に水道水(水)を入れる事は可能なのか?
ウインドウォッシャー液の代わりに水道水は代用できるのかを解説。また、後半ではウォッシャー液と水を混ぜてッ悪事は出来るのか?詳しくまとめています。

モーターや容器を使用状況で交換する

もうひとつはモーターや容器を使用状況で交換すること。

モーターはウォッシャー液を噴射する上でポンプを動かす部品です。このモーターが故障すると、ポンプを経由してウォッシャー液がノズルまで到達しないので正常に動かす事ができません

また、ウォッシャー液を入れる容器もプラスチック製なことが多いので、劣化しやすく性質により脆くなり穴が空きやすくなります。

モーター類は10年前後。ウォッシャー容器は劣化状況を見て早めの交換をすると対策ができます。

出ない原因を明確にして正しい対処をしよう!

以上、車のウォッシャー液が出ない6つの原因と防ぐ対策を紹介しました。

今回の記事でもわかる通り

冬に車のウォッシャー液が出ない6つの原因
ウォッシャーが空になっている
容器に穴が空いて漏れている
ノズルの詰まり
モーターが故障している
配線切れ
ホースの破損

そもそもですがウォッシャー液が空になっている場合は出ることがありません。

容器に穴が空くことに関しても、大抵のウォッシャー容器がプラスチック製な事で暑さに強く寒さに弱い特性で冬場は脆くなり穴が空きやすくなります。

事前に対策したい方は
水道水を代わりとして入れない
モーターや容器を使用状況で交換する

ウォッシャー液が出ないのには必ず原因があるので、自分に合った方法を実践して効率的に解決しましょう。

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