ウォッシャー液の補充は簡単って聞くけど。どうやって補充するの?
このような悩みはありませんか?
通常ウォッシャー液と言えば、ワイパーで拭き取る際に一緒に吹きかける事で汚れを除去しやすくするもの。
ですが、ウォッシャー液も消耗品で使い
続ければいつかは無くなるもの。
なくなった場合は補充が必要な訳ですが…
やり方がわからなければ、「どうやって補充するの?」と疑問に思う事もあるでしょう。
そこで今回の記事では、手順を元にウォッ
シャー液を補充するまでの流れを詳しく解説していきます。
記事を最後まで読む事で知識を得ることはもちろん。
これから先自分でできる事で、依頼の為の時間や費用(工賃)を抑えることにも繋がります。
ウォッシャー液にはどんな役目がある?
まず、ウォッシャー液って何?という方の
ために役割から見ていきましょう。
ウォッシャー液の役目
ウォッシャー液は、ワイパーを動かすレバーを
手前に引く事で液を噴出させることができます。
噴出後はワイパーが自動で動き、ガラスをきれいに清掃できる仕組みです。
何故、ガラスを拭く際に
ウォッシャー液が必要になるのか?
それは、車の窓に関係があります。
ウォッシャー液の必要性
というのも、車の窓はガラスでできています。
ガラスは汚れをためると曇りや
油膜汚れを発生させます。
この曇りや油膜汚れが落ちにくく、そのままでは視界不良で事故の原因にもなりかねません…
そのため、ウォッシャー液を使用してガラスをきれいにする訳です!
たとえるなら自宅の窓ガラスと同じですね。
自宅の窓ガラスも汚れがたまると、雑巾などで拭いてもきれいに拭き取れないことが多いですよね?
その結果として、専用の洗剤などを
使用すると思います。
車のガラスも同じで、きれいに拭き取る為に
ウォッシャー液を使用するという訳です!
なので、視界不良を感じたら積極的にウォッシャー液を使用しましょう。
ウォッシャー液を補充する方法!
続いてウォッシャー液を補充する方法に
ついて見ていきましょう。
補充自体はガソリンスタンドや
カー用品店など。
車関係の業者なら依頼する事で
補充をしてもらえますが、
少しの知識があれば初心者や女性の方でも
簡単に補充する事が出来ます。
ウォッシャータンクの位置を確認する
ウォッシャー液は、エンジンルーム内にある
噴水マークのタンクに充填されています。
車種によって似ているタンクもあるので、
実際に補充する際には
『噴水マーク』を参考に間違えない
ようにしましょう。
ウォッシャー液を準備する
補充口の位置が確認できたら、間違っていない
事を確認してウォッシャー液を準備しましょう。
今回使用する物は、クリンビュー油膜取りウォッシャーです。
クリンビューのウォッシャー液は
・油膜や汚れを除去
2つの効果を発揮します。
値段もそこまで高くないので、
比較的よく使われるものですね。
ウォッシャー液のキャップを開ける
準備が出来たらキャップを開けましょう。
キャップ事態は矢印のように反時計回りに
回すことで開けることができます。
キャップにノズルを差し込む
続いてキャップ口にノズルを差し込みます。
ノズルは取っ手口の下に差し込んであるので、
上に押し上げて外しましょう。
外した後は矢印の順に差し込んでいきます。
ウォッシャー液を補充
セットまで出来たら後は補充するのみです!
この時にこぼさないポイントは、
ただ、この時に間違っても水道水を入れる事はやめようね。
どうして水道水はだめなの?
水とウォッシャー液は性能面が異なるからだね。
水道水とウォッシャー液は似ているように思われますが、性能に違いがあるのでおすすめできません!
何がどう異なるのか詳しくは
別記事を参考にしてみてください。
ウォッシャー液を希釈できない理由と水道水を入れると危険な2つの理由 ≫
なら、もし水道水と混ぜ合わせて使いたい場合はどうすればいいの?
そんな時は希釈OKなウォッシャー液を使うといいよ!
ウォッシャー液によっては、性能が低下しない
ように混在できるものがあります。
たとえば
容器に3倍まで希釈OKと記載があります。
簡単に言えば、3倍までなら薄めても
効果を持続できますよ。という意味です。
それ以上は効果が半減するのでおすすめできません。
このようにウォッシャー液によって
使い分ける事で、失敗なくできます。
ウォッシャー液補充後にするべき事!
ウォッシャー液の補充が終わったら、
補充後の確認をしてみましょう。
確認項目は
・走行しながら噴出するかどうか
2つです。
噴出するか確認する
まず確認する事は噴出状況を見る事です。
作業が終わった段階で、きちんと噴出するか
何回か確認してみましょう。
この段階で噴出しない場合には、ホースの詰まりや漏れてウォッシャー液がない場合が考えられます。
実際に症状が出た時はどちらかを
再度確認したうえで様子を見ましょう。
様子見で走行しながら噴出具合を見る
もう1つは、様子見で走行しながら
噴出具合を見る事です。
というのも、走行前に噴出したからと言って
必ず出るとは限らないからです!
タンクがプラスチックなので、
年式によってはひびが入り漏れる事があります。
走行する=ウォッシャー液が漏れる。
こんな可能性もあるので、作業後は必ず確認するようにしましょう。
ウォッシャー液を早めに補充して視界不良を未然に防ごう!
以上、ウォッシャー液の補充方法を紹介しました。
今回の記事をまとめると以下の通りです。
・ウォッシャー液を準備する
・ノズルを差し込んで補充する
・混ぜる場合は希釈OKなものを
様子見で走行しながら噴出具合を見る
ウォッシャー液はワイパーを動かす際に一緒に使う事で、付着物や油膜といった本来なら落ちにくい汚れも落とす事が出来ます。
この汚れは、そのままにしておくと事故を誘発したり視界を悪くする結果にもなります。
なので、事前に補充をしておき視界不良を感じたら積極的に使用しましょう。