エンジンオイルランプ(警告灯)が点灯しないんだけど何が原因なのかな?
このような事をたまに聞くことがあります。
通常オイルランプ(警告灯)は、オイルに異常が起きた際に点灯。問題がなければ消灯という仕組みをしています。
本来ならACCから点灯してエンジン
始動時に消えるという流れですが…
そもそも点灯すらしない。こんな場合
どんなことが原因で起こるのでしょうか?
この記事では、『エンジンオイルランプ(警告灯)が点灯しない原因が知りたい。』こんな方向けに原因や対処方法・防ぐ対策について順を追ってお伝えしていきます。
エンジンオイルランプ(警告灯)が点灯しない原因は2つ
エンジンオイルランプ(警告灯)が点灯しない。こんな場合には以下2つが考えられます。
・オイルプレッシャースイッチの故障
警告灯の球切れ
1つ目は警告灯の球切れです。
警告灯には裏側に電球がついており、電気を流す事で点灯した光によって警告灯を照らします。
照らすことによって連動した警告灯が点灯。
消える際には消灯の仕組みを作っています。
ですが、球が切れることによって
常に消灯状態になります。
オイルプレッシャースイッチの故障
2つ目はオイルプレッシャースイッチ故障です。
オイルプレッシャースイッチとは、エンジン
内の油圧を検知するセンサーのこと。
本来であれば、油圧を検知する事で異常がなければAccから点灯してエンジン始動の段階で消灯する仕組みですが…
プレッシャースイッチが故障すると
・警告灯が点灯しない
いずれかの症状が起きます。
中でも警告灯が点灯しない症状はどんな状態でも点灯しないのでトラブルが仮に起きても分かりません。
スポンサーリンク
実際になった場合の対処方法
もしいずれかの状態になった場合には車検にも
影響するので早めの対処がおすすめとなります。
・プレッシャースイッチの交換
警告灯の電球を交換する
1つ目の対処方法としては警告灯の
電球を交換すること。
原因が警告灯なら電球を新しいものに
取り替える事で対処ができます。
やり方もそこまで難しくはなく
②裏側から警告灯のソケットを外す
③ソケットからバルブ(電球)を引き抜く
④バルブを新しいのと差替える
⑤ソケットを戻す
⑥メーターを戻して完了
実際の電球交換のやり方については以下記事でまとめているので参考にしてみてください。
プレッシャースイッチの交換
2つ目はプレッシャースイッチの交換です。
原因がプレッシャースイッチならスイッチを新しいものに取り替える事で対処ができます。
やり方もそこまで難しくはなく
②新しいスイッチと取り替える
どちらもそこまで難しくは無いので、
状況に応じて対処するといいでしょう。
警告灯の不具合を起こさない為の対策
最後は警告灯の不具合を起こさない
為の対策について。
もしこれから先、突然の不点灯で焦りたくない。こんな方は以下の事を心がけると防ぐきっかけをつくれます。
・時期に応じて交換をする
時々でいいので点検をする
まずは日ごろから関連箇所の
点検をするというのがおすすめです。
毎日ではなくていいので、時々点検する事でエンジン
オイルランプ(警告灯)が点灯する原因を見つけやすくなります。
時期に応じて交換をする
2つ目は時期に応じて交換をすること。
警告灯の電球やプレッシャー
スイッチはどちらも消耗部品。
使い続ければいずれは寿命が来るので、交換時期を目安に交換を心がけるとおすすめです。
目安としては
・警告灯の球(LED球)なら5〜8年
・プレッシャースイッチなら10年ほど
箇所によって時期は異なりますが、早めに交換をすませることでいきなりつかなくなるというリスクを減らすことが出来ます。
点灯しない原因を理解してこれからに活かそう
以上、オイルランプ(警告灯)が点灯しない
原因についてお伝えしました。
記事でもわかる通り原因は球切れや
プレッシャースイッチの故障です。
球が切れることで点灯しない。スイッチの故障により反応しなくなる。
いずれかによって起こります。
対処方法としては原因を明確にした上で
電球交換やスイッチ自体を変えること。
電球から確認してみて違ったらプレッシャースイッチの故障という流れでやるとおすすめです。
勘で『プレッシャースイッチだ』と思って購入したしてみたけど、実は球が切れてただけでした。という場合もあるので必ず事前に確認しましょう。
また、対策として定期的な点検や交換時期を目安に早めの交換をしておくことで防ぐことも出来るので自分に合ったやり方で実践してみましょう。
警告灯の関連記事
警告灯についてもっと知りたいけど色々ありすぎて探すのが面倒。
こういった疑問はありませんか？
一般的に警告灯は調べようとしても様々あり、そこから細かくしていくとさらに種類も増える事に…
こうなってくると『正直調べていくのが面倒』という方も少なくないでしょう。
そこでこの記事では項目ごとに
重要な内容をまとめてみました。
項目ごとにチェックすることで知識がつくので、これから先警告灯が元で失敗するリスクを減らすことにもつながります。
