
エアバッグキャンセラーを自作したいんだけど。どうやって作ればいいの?自分でも作りたいから手順を教えてほしい。
こういった疑問にお答えします。
まずこの記事を書いた自分は
✅エアバッグキャンセラーの作り方が知りたい
✅作業手順が知りたい
✅自分で作れるようになりたい
明確な手順がわからなければ作業は進まず、
無駄な時間だけが過ぎていきます。
手順がわからない=いつまでも警告灯の問題が解決できない為に車検に通らない危険も。
この記事では、車をカスタム上で知っておきたい。エアバッグキャンセラーを作る手順についてご紹介します。
この記事で解説している事を実践できれば、知識を深める事にも役立ちますし、実際に作業で必要になった場合に正しく使い分ける事ができます。
また、記事の後半ではキャンセラーをつなげるためのおすすめのパーツも紹介しているので、合わせて参考にしてみてください。
詳細を知る事は問題解決の第一歩。まずはどんな方法で作るのかを明確にした上で、実際に自分でも作ってみましょう。

ちなみに、今回の内容は以下の順で読むとおすすめです。
②エアバック警告灯を消すなら玉を抜くのとキャンセラーどっちがいい? ≫
③簡単1分で自作できるエアバッグキャンセラー製作手順とおすすめの抵抗値👈今ここ
今回使うエアバッグキャンセラーについて
まず初めに、今回自作するエアバッグキャンセラー
について簡単にご紹介します。
エアバッグキャンセラーは警告灯が点かないようにするもの
エアバッグキャンセラーは、名前の通り
エアバッグの警告灯が点かないようにするもの。
本来であれば、エアバッグ本体につなげる事で
警告灯が点かない仕組みを作っていますが…
社外のステアリングなどに交換するとエアバッグを取り外す必要があるので、警告灯が消えないままになってしまいます。
作る際に抵抗値をあわせれば警告灯を消すことが可能
ですが、エアバッグキャンセラーをうまく
活用すれば警告灯を消すことが可能です!
その際に、抵抗値を合わせて使う必要が
あるので車や車種に合ったもの選びましょう。
ちなみに今回私が使うものはuxcell 金属皮膜抵抗2.2Ω抵抗なので、軽自動車や一部の普通車に最適です。
それ以上なら3Ω~5Ωの中間がちょうどいいです。
車によって合うものとあわないものがあるので、
自分の車に合わせて使い分けてみましょう。
エアバックキャンセラーの作り方手順
それでは実際に、エアバックキャンセラーの
作り方手順を見ていきましょう。
そこまで難しくはないので、この機会に覚えてみましょう。
必要なものを準備する
まず最初は必要なものを準備する事から始めましょう。
必要な物は
自分で作る場合には抵抗値が車に合うかどうか確認してから使いましょう。
配線をつなげる抵抗に合わせてカットする
配線をつなげる抵抗に合わせてカットしましょう。
今回は0.5sqの配線を使いますが、自分の車に
つなげる場合は太さを合わせて使いましょう。
カットした配線の被覆を剥く
配線のカットが終わったら、カットした
配線の被覆を剥きましょう。

剥き方についてわからない方は、別記事の【電工ペンチ(かしめ・圧着・配線カット・被覆剥き)の使い方~作業の流れ】を参考にしてみてください。

剥いた被覆に合わせてリード線をカット
配線の被覆が剥き終わったら、剥いた被覆に
合わせてリード線をカットしていきましょう。
片側のリード線と配線をはんだ付けする
リード線をカット出来たら、片側のリード線と
配線をはんだ付けしてつなげましょう。
もう片方のリード線と配線もはんだ付け
もう片方のリード線と配線もはんだ付けしていきます。
つなぎ終わったら、両側を引っ張って抜けの確認も忘れずに。
収縮チューブをつなげた抵抗に合わせてカットする
一通り終わったら、収縮チューブをつなげていきます。
つなげる場合は、先に収縮チューブをつなげた
抵抗に合わせてカットしておきましょう。
収縮チューブをかぶせる
カットまで終わったら、収縮チューブを
かぶせていきましょう。
防水仕様になっているので、だいたい
中立になるようにかぶせればOKです。
熱を加えてチューブを収縮させれば完成
後は熱を加えてチューブを収縮させれば完成です。

熱って何でくわえればいいの?

よく使うのはドライヤーなんかの熱だけど、ない場合は他でも代用ができるね。
たとえば
身近に購入できるものでも使えます。
チューブの収縮までやってだいたい
・それ以外でも5分~10分
一度覚えてしまえば簡単に自作できるように
なるので、この機会に覚えてみましょう。
自作キャンセラーをつなげる場合は何を使えばいい?
合わせて自作キャンセラーをつなげる場合の
パーツや方法についても見ておきましょう。
はんだ付けでつなげる
1つ目ははんだ付けでつなげる方法です。
純正の場合は、赤丸のようにカプラータイプになっている事が多いので、根元からカットしてはんだ付けで配線と繋げるのがおすすめです。
ただ、この方法は取り外す場合に再度カットしないといけなくなるので…
脱着が出来るようにしたい場合にはおすすめできません。
ギボシ端子
もう一つはギボシ端子でつなげる事。
ギボシ端子でつなげる事で脱着が簡単に出来るようになるので、抵抗本体が壊れた場合でも新しいのと付け替える事ができます。
このように使い方次第で取り付けも簡単に
なるので、自分の好みに合わせて役立ててみましょう。
エアバッグキャンセラーの作り方を覚えて警告灯の問題を解決しよう!
以上、エアバッグキャンセラーの製作手順を紹介しました。
今回の記事のおさらいです。
作る際に抵抗値をあわせれば警告灯を消すことが可能
配線をつなげる抵抗に合わせてカットする
カットした配線の被覆を剥く
剥いた被覆に合わせてリード線をカット
片側のリード線と配線をはんだ付けする
もう片方のリード線と配線もはんだ付け
収縮チューブをつなげた抵抗に合わせてカットする
収縮チューブをかぶせる
熱を加えてチューブを収縮させれば完成
ギボシ端子を使う
本来であれば社外のステアリングに
交換すると消えなくなるエアバッグ警告灯。
ですが、今回のように自作でキャンセラーを作れば、エンジン始動と同時に消えるように調整する事ができます!
なので、『これから先交換をしたいけど警告灯が…』と悩んでいる方は、記事を参考に自作で作って解決するのも一つの手です。