今回ご紹介するのは電源取り出しコネクターの仕組みと簡単な使い方について。
電源取り出しコネクターは主に配線から電源を取る際に
・はんだ付けをする
と言った手間を必要とせず手軽に
配線分岐ができるのが特徴。
ですが、実際に使った事がないとどういった
仕組みで電源確保ができるのか。
また、どういった使い方をすればいいのかなどわからない方もいる事でしょう。
そこでこの記事では、配線コネクターについて順を追ってお伝えしていきます。
・電源取り出しコネクターの種類
・電源取り出しコネクターの使い方
電源取り出しコネクターは電源取り出しに役立つパーツ
電源取り出しコネクターとは電源取り
出しに役立つパーツの一種です。
片方を電源側に挟み込む事で分岐側(ギボシ端子がついてるほう)に電気が流れて電源の確保ができます。
仕組みとしては以下の通り。
コネクター中央に刃が付いていて
配線を挟み込んで固定。
固定した時に刃が配線にくい込んで
配線の中の銅線に接触。
接触する事で電気の導通が行われて、電源側から分岐側に電気が流れる事で電源確保となる仕組みです。
電源取り出しコネクターの種類は主に3つ
続いて電源取り出しコネクターの種類について。
電源取り出しコネクター=1種類では無いので、一緒に覚えておくと今後の参考になります。
種類は以下3つ。
・電源取り出しコネクター(赤)
・電源取り出しコネクター(青)
電源取り出しコネクター(白)は0.2〜0.3の
細線に対応したパーツです。
電源取り出しコネクター(赤)は0.5〜0.85。(青)は1.25〜2sqと太線に対応したパーツ。
つまりパッと見は同じでも、種類によってサイズが異なるので作業に応じて使い分けができるわけですね。
使う場合は電源確保してギボシでつなげるだけ
使い方も簡単で、電源確保してギボシ
端子とつなげるだけです。
上でも説明しましたが…
あとは分岐側に繋がっているギボシ端子
(メス)にギボシ端子(オス)を差し込めばOKです。
ちなみに細線として使いたいなら電源取り出しコネクター(白)でもいいですが…
こちらはあくまで0.2〜0.3が対応なので電源側が太線の場合は使えません。
電源側が太線だけど分岐側では細線の電装品を繋げたい場合はどうすればいいんだろ。
こんな方もいるでしょう。
その場合には
・接続コネクター3328
2つのパーツを組み合わせるのがおすすめです。
例えば電源側が0.5sqの配線だった場合。
サイズは当然0.5sqに対応したものなので
電源取り出しコネクター(赤)を選びます。
次に細線に変換する必要が出る訳ですが…
そのままでは使えないので接続コネクター
3328を組み合わせます。
0.5sqまで対応しているので、片側をギボシ端子オス。もう片方を接続コネクターにすれば太線(0.5)から細線(0.2)までの変換が可能となります。
電源取り出しコネクター+接続コネクター3328を組み合わせたつなぎ方が知りたい方は、以下記事を一緒に参考にしてみてください。
このように使い方次第でカスタムの幅も広がる
ので自分の作業に合わせて使い分けて見てください。
サイズに合わせて使い分ける事でカスタムの幅も広がります
以上、電源取り出しコネクターの仕組みと
簡単な使い方についてお伝えしました。
記事でもわかる通り電源取り出しコネクターとは電源取り出しに役立つパーツの一種です。
コネクター中央に刃が付いていて、配線を挟み込んで固定。固定した時に刃が配線にくい込んで配線の中の銅線に接触。
接触する事で電気の導通が行われて、電源側から分岐側に電気が流れる事で電源確保となる仕組みです。
種類には
・電源取り出しコネクター(赤)0.5〜0.85sq
・電源取り出しコネクター(青)1.25〜2sq
種類に応じて選べば安全に
電源確保ができます。
使い方次第でカスタムの幅も広がるので、自分の作業に合わせて使い分けて見てください。