車にとってのセルモーターは、エンジンを始動させるために必要不可欠な部品。本来であれば、エンジン停止状態から始動するための初動を補助する役割があります。
ただセルモーターもあくまで消耗品。もし早めに対処しなければトラブルの原因になります。
それを防ぐ目的で寿命が尽きる前もしくは尽きた段階で交換をする訳ですが…

セルモーターを交換したいけど自分では自信がない。失敗して車を壊すリスクを考えるとどうしても実行できない。
こういった理由から交換を断念する方もいるのではないでしょうか?
そこでおすすめしたいのが専門の業者に依頼するという選択肢。依頼する事で自分ではできない作業でも、代わりにやってくれるので自分でやる手間が省けます。
この記事ではそんなセルモーターについて、掛かる費用や時間・少しでも費用を抑えるコツをまとめてみました。

記事を最後まで読む事で知識がつくことはもちろん。今現在作業の依頼を検討中の方にとっても参考になるので最後まで読んでみてください。
✅作業で掛かる時間は?
✅依頼自体はお勧めなのかどうか
お店に依頼すると費用と工賃が発生
まず結論として、お店に依頼をした場合には費用に加えて工賃がかかるのが一般的。
どのお店にも言える事ですが
・工賃は作業者に掛かる作業分の料金
つまり、依頼をした場合には商品費用+工賃=合計金額となる訳です。
車種や純正社外品で料金が異なる
費用については車種別や純正社外品で料金が異なります。
というのもセルモータと言ってもピンからキリ
まであるので、『必ずこの値段。』とも言い切れません。
セルモーターと言っても大きく分ければ
車種別や純正社外品によって変わります。
・リビルト品の目安は15000円~。
例えばGDB(インプレッサ)のセルモーターが欲しいなと思った時。
やすい物であれば15000円~。高い物だと
30000円近くかかる商品もあります。
そのため費用が必ず○○円と断定する事はできません。
工賃はお店や店舗で異なる
また、工賃に関してはお店や店舗によって異なる傾向にあります。
カー用品店・ガソリンスタンド・ディーラーなど店舗によって違いはありますが、10000円〜20000円程が目安となります。
中でもディーラーは工賃が高めな設定。高めになっている理由は、修理や交換をしないディーラーの場合下請けに委託する際の仲介手数料がプラスされるため。
必ずしも全てのディーラーが修理や作業をその店舗でするわけでなく、販売をメインで作業は下請けに委託という場合もあります。
その場合は仲介手数料がプラスで発生する
のでその分で高くなるという訳です。

仮に費用が¥15000。工賃が¥10000なら、¥15000+¥10000=¥25000が合計金額。
依頼した場合に掛かる作業の時間について

工賃はわかったんだけど、かかる時間はどのくらいかかるのかな。

混み具合にもよるけど、簡単なものなら15~20分程度で終わるね。
簡単なものなら15~20分程度
比較的構造が簡単なものなら
15~20分程度で作業が終わります。
※ただし、車によってはパーツを外さないと作業ができないような場合もあるのでその場合には時間がかかることがあります。
混み具合+作業時間で変わる場合もあるので注意
その一方でカー用品店など大きい所では作業に
加えて混み時間が追加される場合がある。
特に休日や祝日などは混みやすく予定
した時間よりも掛かる可能性が高いです。
実際に私が遭遇した時は、120分待ちや200分待ちなどを見たことがあります。
混み具合でも大きく変わるので、その時によって変動すると覚えておくといいでしょう
結局お店に依頼ってどうなの?
このように掛かる工賃や時間について解説しました。このことを踏まえて結局依頼するのはどうなのか?について最後にお伝えします。
費用(工賃)を気にする人は自分で交換がおすすめ
自分で作業ができない人にはおすすめ
まず自分で作業できない人にはおすすめです。理由は余計なトラブルを起こす危険があるため。
交換作業とはいえ、何の知識もないまま
下手に作業すれば車を壊す事にもつながります。
車を壊す=作業代だけでは済まなくなる。

そのため下手に作業して壊すリスクを考えれば、知識のある人にやってもらう方のが安心です。
費用(工賃)や時間を気にする人は自分で交換した方のがおすすめ
逆に費用(工賃)や時間を気にする人は自分で交換した方のがおすすめ。
メリットでは
・自分で交換する手間が省ける
・セルモーター選びから交換まですべてお任せできる
といった利点を得られますが…
デメリットの
・混み具合で作業時間が延びる
・セルモーター選びから交換まで依頼すると高くなりがち
こういった事を考える人にはお勧めできません。
その一方で、自分で交換ができれば工賃は無料。時間も自分のタイミングでOK。

余計な出費や混雑を抑えられるので、気にする方は自分で交換がおすすめです。
合わせて知っておきたい!費用を少しでも抑えるコツ
少しでも費用を
抑えるコツについて。
コツとしては
・お店のポイントカードをうまく使う
中古のセルモーターをゲットして交換してもらう
まず費用をできる限り安く抑えたい。
こんな方には中古のセルモーターを
ゲットするのがおすすめです。
新品でももちろんいいですが、新品にすると
種類に応じて費用が高くなります。

逆に中古品であれば新品に比べて半分の料金で済むのでおすすめ。
お店のポイントカードを使う
もう一つはお店のポイントカードをうまく使う。
たとえばカー用品店などで買い物などをすると貰えるポイント。100円につき1ポイントなどで貯まっていき、うまく使えば交換作業を依頼する際に役立てる事ができます。
特に少しでも費用を抑えたい人におすすめ。

やり方次第で抑える事ができるので、自分に合った方法で実践してみましょう。
交換費用を抑えるには自分に合った方法を参考にしよう
以上、セルモーターの交換を依頼した場合にかかる費用について解説しました。
今回の記事のおさらいです。
お店によっては工賃がかからない場合も
自分で作業する
記事でも分かるように一概に〇〇円とは言えませんが…
参考として
・工賃は10000円~20000円が目安

そこから安く済ませるにはお店の特典を利用したり。自分で作業するという方法もあるので、もしこれから実践する場合には自分に適した方法で挑戦してみましょう。