方向指示器表示灯(警告灯)の電球交換(T10バルブ)のやり方

作業一覧
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方向指示器表示灯はウインカーやハザード
ランプを点灯(点滅)させた時に一緒に点く警告灯。

目的としては点灯(点滅)していることを運転手に知らせることですが、警告灯用のバルブが消耗品と言うことで使い続ける事で球切れを起こす場合があります。

そうなった時にどうやって交換すればいいのかよく分からない。こういった方も中にはいる事でしょう。

そこでこの記事では、『自分でも方向指示器表示灯の電球交換をしてみたい。』こんな方向けに交換の手順をまとめてみました。

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交換する場合はバルブのサイズに注意しよう

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まず交換前の注意点としてバルブのサイズに注意する事。

バルブ=全てが同じわけではなく、交換する箇所によってサイズが異なります。例えば一番上のバルブならT10サイズ。真ん中としたならT5サイズというように。

事前に把握しておかないと、バルブを揃えていざ交換となった時にサイズが合わずに取り換えることができなくなります

そのため、もしこれから先交換を検討している場合にはバルブを揃える前に適合サイズを把握しておくといいでしょう。

実際に電球の交換をしてみよう

ここからは実際の電球の交換方法を確認してみましょう。

メーターを固定するボルトを外す
メーター裏のコネクターを抜く
警告灯の球の位置を確認
ソケットを外す
新しいバルブと差し替える
逆の手順で戻して完了

メーターを固定するボルトを外す

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まず初めにメーターを固定しているボルトを外す事から始めましょう。

今回はアルトワークスのメーターを元に取り外しますが、車によっては外す方法が異なる場合もあるので注意しましょう。

手前にメーターフードが被さっているので先にフードを外す。そのあと上2箇所と下2箇所のボルトを外してメーターを引き抜きます。

メーター裏のコネクターを抜く

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メーターを外す際に裏のコネクターを抜くのも忘れずに。

場所は左右の2箇所。爪をつまんだ状態で外側に引っ張ると簡単に引き抜けます。

警告灯の球の位置を確認

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メーターを外せたら警告灯の球の位置を確認しましょう。

上側がハザードランプや針周りの球。下が警告灯用の球となります。

今回は方向指示器表示灯(警告灯)なので上のバルブを外します。

ソケットを外す

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位置の確認が出来たらソケットを
外していきましょう。

外す場合は反時計回りに回して引き抜くだけ。手前に引っ張ることで簡単に引き抜けます。

新しいバルブと差し替える

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バルブが外せたら新しいバルブと
差し替えましょう。

バルブのサイズはT10サイズ。

バルブ自体はLEDでもいいですが、特にこだわりがなければハロゲン球で大丈夫です。

逆の手順で戻して完了

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あとは逆の手順で戻すだけ。

①メーターにコネクターをはめ込む
②メーターをボルトで固定する
③メーターフードを被せる

順番通りに戻して問題がなけ
れば完了となります。

お疲れ様でした。

作業自体はメーターの取り外し次第になりますが、5分程度あれば初心者でも交換が簡単にできます。

今回は方向指示器表示灯(警告灯)の電球交換となりましたが、他の警告灯の交換方法も確認したい。こんな方は【突然の球切れにも対処出来る!警告灯の電球交換(T5バルブ)やり方】でまとめているので一緒に参考にしてみてください。

突然の球切れにも対処出来る!警告灯の電球交換(T5バルブ)やり方
警告灯に使われるT5バルブの交換方法(手順)を解説。警告灯=球切れのまま放置すると車検に影響が出るので早めの交換がおすすめ。

交換後に確認する事項

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交換ができたら交換後の確認もしてみましょう。

実際に警告灯が点灯するか確認する
もし点灯しない場合は電球やそれ以外を疑おう

実際に警告灯が点灯するか確認

まずやることは警告灯が点灯するかどうか。

ウインカーの場合はACCでウインカーレバーを倒すと警告灯が点灯⇒レバーを戻すと消灯する仕組みになっていれば問題ありません。

ハザードとして確認した場合は、ハザードスイッチを押すと点灯⇒もう一度押すと消灯すればOKです。

もし点灯しない場合は電球やそれ以外を疑おう

逆に警告灯が反応しない。こんな場合には
電球やそれ以外の問題を疑いましょう。

よくあるのは電球の球切れ。中古のバルブを選んだ場合によくあることで、使う時点でたまたま寿命が来て切れているという事があります。

中古のバルブは当たりはずれがあるので、確実に使えるものが欲しい場合は新品を選ぶのがおすすめです。その中でもLEDを選ぶ事で白熱球よりも長く使えます。

また、『バルブは切れてないのに警告灯が点灯しない。』こんな場合にはスイッチ等に異常がある場合があるので、状況に応じて対処しましょう。

球切れを直して警告灯の不点灯を防ごう

以上、方向指示器表示灯(警告灯)の
電球交換のやり方をお伝えしました。

手順の流れ

やり方自体手順通りにやればそこまで難しくないので、これから先の球切れに備えて流れを覚えてみましょう。

よくある質問Q&A

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Q.電球の交換は自分でも出来ますか?

A.はい、メーターを外すことができれば誰でも交換ができます。

 

Q.自分で出来ない場合はお店で依頼できますか?

A.はい、電球交換であればお店でも依頼できます。

 

Q.電球の色を青や緑などの色に変えても大丈夫ですか?

A.はい、電球であれば車検にも影響しないので大丈夫です。ただしウインカー球自体を下手に色変更すると車検や色問題で違反になるので注意が必要。詳しくは【ウインカーの不適切な色(青等)は違反”ルールを破ると反則金や違反点数(減点)の対象”】でまとめているので一緒に参考にしてみてください。

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