
半ドア警告灯が消えないんだけど。何が原因なんだろう。
このような事をたまに聞くことがあります。
一般的に半ドア警告灯は、ドアの開閉に
よって点灯/消灯をするもの。
本来はドアを閉めれば警告灯は消える訳ですが、何故か消えない警告灯。
そんな時、どうやって対処すれば
消すことが出来るのでしょうか?

この記事では、『半ドア警告灯が消えない原因や対処方法が知りたい。』こんな方向けに順を追って詳しくまとめてみました。
✅自分で出来ない場合の対処
✅半ドア警告灯が消えない症状を起こさない対策
半ドア警告灯は開閉に合わせて反応するもの
半ドア警告灯は
・閉めると消灯
タイミングに合わせて点灯/消灯する仕組み。
ドアを開ける事でドアスイッチに電気が流れるので、半ドア警告灯が反応して点灯。逆にドアを閉めると電気が遮断されるので半ドア警告灯が消灯する流れです。
もし半ドア警告灯が点灯して消えない場合には、よくあるのがドアの閉めが甘いこと。
ドアを閉めきれない半ドア状態になる事で、
警告灯が消えない状態を保ちます。

もし閉め忘れが原因の場合には、半ドアを直すことで解決ができます。ただしそれでも消えない場合は、それ以外にも原因があるので把握しておくと今後に役立ちます。
半ドア以外で警告灯が消えない原因
ここからは先ほどの半ドア(閉め忘れ)以外で
実際起こる原因や対処方法をお伝えします。
配線類の不具合
スイッチの故障
1つ目はカーテシスイッチの故障。
カーテシスイッチというのはボディ側に
取り付けられたスイッチのことです。
・ドアを開けるとスイッチが戻されて点灯
ですが、スイッチが故障することによって連動している警告灯側に上手く伝えることが出来ないので点灯したままになるという訳です。

もし故障が原因ならスイッチを新しいものに交換することで対処ができます。
※交換のやり方は、【【簡単1分程度】初心者でも出来るドアカーテシスイッチ交換のやり方】でまとめているので一緒に参考にしてみてください。

配線類の不具合
2つ目は配線の不具合。
カーテシ線から警告灯へ繋がるまでの配線に
不具合が起きる事で消えなくなります。
中でもよくあるのが配線の断線。断線は配線がちぎれることで、電気の導通が出来ないことによって不具合が起きます。

もし断線が原因の場合は、断線箇所を修理することで解決できます。
修理方法としては
・はんだ付けをする
中でもはんだ付けなら別途コネクターを準備しなくても簡単につなげる事ができます。
※やり方については、【配線同士を綺麗に繋げるはんだ付けの手順と失敗しない為の4つの注意点 】でまとめているので一緒に参考にしてみてください。

自分でできない場合はどうすればいい?
もし自分で出来ない場合は
お店に依頼するのが最適です。
お店に依頼する
・カー用品店
・カーディーラー
・整備工場
など状況に合わせて依頼するのが最適です。
費用は本体料金+工賃が掛かる
その時にかかる費用は、1個当たり500~2000円程度。一部高級車に取り付けるようなセンサー付きなら4000前後かかる場合もあります。
また、工賃に関しては3000~8000円ほど。
・工賃=3000~8000円
本体費用1000円+工賃3000円=4000円が合計金額となります。

費用や工賃はお店によって変わるので目安として覚えておきましょう。
半ドア警告灯が消えない症状を起こさない為の対策
最後は警告灯の不具合を起こさない
為の対策について。
もしこれから先、消えなくて焦りたくない
こんな方は以下の事を心がけると防ぐきっかけをつくれます。
・関連パーツを時期を目安に変えるのもお勧め
たまにでいいので点検をする
まずは日ごろから関連箇所の
点検をするというのがおすすめ。
毎日ではなくていいので、時々点検する事で
警告灯が消えない原因を見つけやすくなります。

特にスイッチは消耗品なので重点的に確認するのがおすすめ。
関連パーツを時期を目安に変えるのもお勧め
2つ目は関連パーツを時期を目安に変える事。
パーツは主にカーテシスイッチ。
カーテシスイッチも消耗品という事で使い続ければいずれは寿命が来るので、交換時期を目安に交換を心がけるとおすすめです。
目安としては
早めに交換をすませることでいきなり消えなくなるというリスクを減らすことが出来ます。
消えない原因を理解してこれからに活かそう
以上、半ドア警告灯が消えない原因についてお伝えしました。
記事でもわかる通り、その原因にはドアが半ドア状態やスイッチの故障などが考えられます。対処するには作業に応じた方法やパーツを交換することで解決。
この時、間違っても放置することはやめましょう。半ドア警告灯は常時連動にもなっているので、異常があった場合はエンジンを切っても点灯状態になります。
エンジンオフでも反応=バッテリー上がりの
原因にもなりかねません。

そのため、警告灯が点灯した時点で早めの交換を心がけるようにしましょう。