ウォーターポンプって何?どんな役割があるの?作動までの仕組みは?
こういった疑問にお答えします。
まずこの記事を書いた自分は
この記事を読めば、ウォーターポンプの役割や仕組みが分かります。合わせて故障を放置した場合の危険性も解説しているので参考にしてみてください。
✅ ウォーターポンプの役割や仕組み
✅故障を放置した場合の危険性
ウォーターポンプの基本について分かれば、初心者でも理解しやすくなりますし、知識として覚えておくこともできます。
私自身も元々知識がなく、どんなパーツなのだろう?と疑問に思った時がありました。
ですが、今回のように知識を得たことで
ウォーターポンプについて詳しくなりました。
なのでこの記事を参考に、これからの
カーライフに役立ててみてください。
今回の内容は、整備士や知識がないと理解できないんでしょ?ということはありません。
なので、さくっと記事を読み進めて自分の知識として吸収しましょう。
ちなみに、今回紹介する内容については以下の順番で確認していくとわかりやすいからおすすめです。
①【基礎から学ぶ】車のウォーターポンプの役割と作動までの仕組み👈いまここ
②ウォーターポンプが故障すると起こる2つの症状と交換に必要な費用! ≫
ウォーターポンプとは?
まずタイトルにある【車のウォーターポンプの役割】について。
冷却水を循環させる装置のこと
ウォーターポンプはエンジン内部にあるパーツで、冷却水(クーラント液)を循環させるための装置です。
簡単に言えば冷却水を送るポンプですね。
ウォーターポンプの役割
役割としては、先程も言ったように
冷却水を循環させること。
ポンプ内部にインペラと呼ばれる羽があり、羽が回ることで水の循環を行います。
ウォーターポンプの仕組み
続いてウォーターポンプの仕組みに
ついてみていきましょう。
この仕組みを覚えておけば、循環までの
仕組みが分かります。
クランクシャフトの動力をプーリーを介してベルトに伝える
まず、クランクシャフトの動力をプーリーを介してベルトに伝えます。
クランクシャフトってなんぞ?
シリンダー内で発生した爆発エネルギーを、回転エネルギー(回転運動)に変換するクランク状のシャフトの事だね。
本来自動車というのは、シリンダー内の爆発を回転運動に換えて動力とすることで動いています。
この動力をプーリーを介してベルトに伝えます。
ベルトの動きでベアリングを介してインペラーが連動して回る
エンジン始動と共にベルトが回ると、ウォーターポンプ内部のベアリングを介してインペラ(羽)が連動して回ります。
このインペラの回転により、遠心力で冷却水を外周に押し出し循環させています。
つまり、動力の動きによってインペラが回転。
回転する力によって冷却水が外に押し出され
エンジンにまた戻るという流れです。
これを繰り返すことによって、循環を繰り返し行うことができます。
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ウォーターポンプが故障するとどうなる?
そんなウォーターポンプですが、故障した場合はどうなってしまうのか?
以下で詳しく見ていきましょう。
水漏れや異音が発生する
ウォーターポンプが故障した場合は、
水漏れや異音の発生となります。
初期症状なら少し漏れる程度。症状の悪化と
ともに漏れる量も増えていきます。
故障を放置するとどうなる?
また、ウォーターポンプの故障を放置した場合、
水の循環が出来なくなります。
循環ができない=温度が下がらなくなります。
温度が下がらなくなると水温計は常に
Hの位置以上を指します。
そして行き着く先はオーバーヒートです。
オーバーヒートは水温が異常に高くなることを示し、最悪の場合はエンジンブローになります。
エンジンブローにまでなってしまえばウォーターポンプの故障所ではなくなります。
エンジン本体のオーバーホールは必須となるので、20万前後の費用がかかることも…
そうならないために放置するのではなく、
早めの交換を心がけることが大切と言えます。
役割や仕組みを理解して正しく作動させよう!
以上、車のウォーターポンプの役割と
作動までの仕組みについて解説しました。
今回の記事のおさらいです。
・冷却水を循環させる役割がある
・故障すると水漏れや異音が出る
・症状を放置すると温度が抑えられなくなる
温度が抑えられない=オーバーヒートの元になるので、本来の役割をしっかり理解して正しく
作動させましょう。