今回お伝えするのは水温警告灯がついたり消えたりする現象についてのお話しです。
一般的に水温警告灯というのは異常を感知した時に点灯。問題がなければ消灯という流れ。
そのため基本的にはついたり消えたりを
頻繁に繰り返す仕組みはありませんが…
何故か起こるこの現象。一体何が原因で
なってしまうのでしょうか?
この記事では原因と共にその時にできる対処方法を順を追ってお伝えしていきます。
水温警告灯がついたり消えたりする原因
頻繁に反応する警告灯では無いのに
ついたり消えたりする症状。
その原因には冷却システムの
異常が考えられます。
冷却システムの異常
名前の通り冷却系に何かしらの問題が
起きてしまう状態のこと。
通常であれば走行中に点灯する
ような警告灯ではありません。
ですが、冷却系に異常が起きてしまうと2パターンの色の警告灯点灯により危険を知らせます。
その色は
・青点灯
赤色点灯 | 赤点灯は水温が異常に高くなった場合に点灯。 主に夏場の炎天下に起こりやすいです。 |
青色点灯 | 青点灯は水温が異常に低くなりすぎると点灯。 主に冬などの冷間時に起こりやすい。 |
どちらも天候にプラスされて
高温や低温でなりやすく…
ついたり消えたりというのは、一時的に正常に戻るがまた異常を知らせるという流れで起きます。
2種類の水温警告灯が点灯する原因については、以下でまとめているので参考にしてみてください。
ただし、初期始動で点灯⇒数秒後に消灯する場合は正常なので注意
ただし、初期始動で点灯⇒数秒後に
消灯する場合は正常です。
元々の警告灯の流れが
②エンジン始動すると数秒後に消灯
一時的に点灯はするものの、問題がなければ
消えるのが水温警告灯の仕組みです。
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もし頻繁についたり消えたりする場合はどう対処すればいい?
それでももし頻繁についたり消えたりする場合は、その時に応じてできる対処をしましょう。
出先で起きた場合は無理に走行しない
まず出先で起きた場合は無理に走行
しないというのが正解です。
下手に走行を続けるとエンジンにダメージを与えかねないので、安全な場所に止めた上で車を休ませましょう。
流れは
②エンジンを切ってしばらく車を休ませる
その後にエンジンをしばらくかけて様子見。自走できる距離ならそのまま車屋さんに見てもらうのもありです。
もしダメそうならロードサービスなどで車屋さんまで運んでもらうのがおすすめです。
自宅で起きた場合はできる対処を
逆に自宅で起きた場合は
・自分で原因を探って直す
2つの選択肢があります。
前半は電話するだけなので省略。後半に関しては知識があるなら自分の手で直すのもアリです。
トラブルを起こさないためにできること
最後にトラブルを起こさないためにできることについて。
もしこれから先、突然の不点灯で焦りたくない。こんな方は以下の事を心がけると防ぐきっかけをつくれます。
・時期に応じて交換をする
時々でいいので点検をする
まずは日ごろから関連箇所の
点検をするというのがおすすめです。
毎日ではなくていいので、時々点検する事で
警告灯が点灯/消灯する原因を見つけやすくなります。
時期に応じて交換をする
2つ目は時期に応じて部品を交換をすること。
冷却するにあたって補助パーツは使い続ければいずれは寿命が来るので、交換時期を目安に交換を心がけるとおすすめです。
大抵のパーツが10万km程で壊れてくるので、
10万km前後を目安として交換するといいでしょう。
箇所によって時期は異なりますが、早めに交換をすませることでいきなり点灯/消灯するリスクを減らすことが出来ます。
原因を明確にして今後のトラブル対策に役立てよう
以上、水温警告灯がついたり消えたり
する原因についてお伝えしました。
記事でもわかる通り水温警告灯がついたり消えたり
する原因は主に冷却システムに異常が起きる事。
冷却系に何らかの異常が起きてしまうと
トラブルとして警告灯で知らせます。
ついたり消えたりというのは、一時的に正常に
戻るがまた異常を知らせるという流れで起きます。
そのため、もし実際に起きてしまった場合に
は状況に応じて対処する事が大切となります。
間違っても放置することはエンジンを
壊すきっかけにもなりかねないのでやめましょう。
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