夏用・雪用ワイパーの違いとスノーワイパー(雪用)が必要な場面

ワイパー
ワイパー
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今回ご紹介するのは、【夏用・雪用ワイパーの違いとスノーワイパー(雪用)が必要な場面】について。

一般的にワイパーと言えばガラス面に付着した

・雨粒
・汚れ
・雪

等をゴムの力で拭き取り視界を良好にすることが出来るパーツ。

ですが、一括りにワイパーと言っても夏用と雪用(スノーワイパー)があるので違いについて知っておくと季節によって使い分ける事もできます。

夏用と雪用では何が違うのか?また、雪用ワイパーが必要な場面とはいつなのか。記事で順を追ってお伝えしていきます。

この記事でわかる事
✅夏用ワイパー・雪用ワイパーの違い
✅雪用ワイパーが必要な場面
✅もし選ぶ場合はどんなものがいいのか
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夏用ワイパー・雪用ワイパーの違い

名前に夏用・雪用とあるように2つの
ワイパーにはそれぞれ3つの違いがあります。

可動部が少ない
ワイパーの長さが異なる
ゴムの厚みが違う

可動部が少ない

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1つ目は可動部が少ないこと。

一見するとどちらも同じように思えますが…

夏用ワイパーは可動部が多い事で冬に
関しては凍結しやすい恐れがあります。

その一方で冬用ワイパーは可動部が少ない事で凍結しにくく不具合を防止する事ができます。

ワイパーの長さが異なる

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2つ目はワイパーの長さが異なること。

夏用ワイパーは車に合わせてふき取りやすく
する為に長めの設定になっています。

ですが、長くなることで可動範囲も広がるので
その分でモーターに負荷がかかる事になります。

加えて雪の降る季節に関しては、雪で重くなったワイパーを動かすので負荷はさらにかかる事に…

その一方で、用ワイパーは負荷を減らすために夏用ワイパーに比べて短くなっています。

ゴムの厚みが違う

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3つ目はゴムの厚みが違う事。

一般的なワイパーゴムは全体的に薄く、本来の低温で硬くなりやすく破損しやすいというデメリットがあります。

使用頻度によってはそれが元で破損して交換が早まる場合も…

ですが、その一方で雪用ワイパーのゴムは厚めな設定でなおかつ低温でも硬くなりにくい素材を使用しています。

・ゴムの厚みがある
・低温でも硬くなりにくい素材を使用

ゴムが厚い事で破損しにくい事はもちろん
雪の降る季節でも長く使う事ができます。

雪用ワイパーが必要な場面

ここからは雪用ワイパーが必要な場面について。

名前に雪用とあるように必要な場面は主に雪の降る季節です。

必要なのは雪の降る季節

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上記にも言ったように雪用ワイパーは

・可動部が少ない事で凍結しにくい
・負荷を減らすために短い設計
・ゴムが厚く低温でも硬くなりにくい

夏用ワイパーに比べて雪に強い設計になって
いるので雪の降る季節に必要となります。

特に豪雪地帯

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中でも雪が頻繁に降る豪雪地帯で効果を発揮できます。

必ず雪用ワイパーでないとダメと言う訳ではありませんが…

雪用に比べてゴムは全体的に薄く、本来の低温で硬くなりやすく破損しやすいというデメリットがあります。

特に豪雪地帯では気温がマイナスに
なる事が多いのでお勧めできません。

また、ワイパーが凍りやすく動きが鈍くなる危険性もあるので…

雪が頻繁に降る豪雪地帯では雪用
ワイパーがおすすめと言えます。



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もし選ぶならどんな雪用ワイパーがいい?

ではもし選ぶならどんな雪用ワイパーがいいのか?

以下で順に確認してみましょう。

大前提として車種に適合するもの
種類に応じて選ぶ
迷ったらメーカー物を選ぶのもあり

大前提として車種に適合するもの

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まず大前提として車種に適合するものがおすすめです。

雪用(スノー)ワイパー=どれでもいい訳でなく…

車によって形状やサイズが異なるので
適当な物を選ぶと取り付ける事ができません。

そのため、適合表などを参考に車種に適合したワイパーを選ぶといいでしょう。

種類に応じて選ぶ

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2つ目は種類に応じて選ぶこと。

雪用ワイパーと一括りに言っても1種類
だけでなくいくつか種類があります。

ノーマルタイプノーマルタイプは比較的よく見かけるタイプ。費用が安いのが特徴で、出費を抑えたい方におすすめです。
グラファイトタイプグラファイトタイプは、グラファイトと呼ばれる炭素の粒子がゴムの表面にコーティングされているワイパーの事。コーティングする事で摩擦抵抗が減るので、【ビビり音】の防止や【拭きムラ】を残しにくくできます。
撥水加工タイプゴムに特殊な撥水成分を含んでいるのが特徴。ワイパーで往復して拭く事でガラス面に撥水効果を与えます。

費用面を重視して選ぶならノーマルタイプ
撥水を重視するなら撥水加工タイプ。

ビビり音や拭きムラなど、性能を重視するならグラファイトタイプというように種類に応じて選ぶのがおすすめです。

迷ったらメーカー物を選ぶのもあり

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3つ目はメーカー物を選ぶ事。

車種ごと。種類で選ぶのもいいですが、
それ以外にメーカー物を選ぶのもありです。

メーカーものであれば適当な物を選ぶよりも性能面でも期待ができるので、購入後に失敗するリスクを減らせます。

最終的に何を基準に選ぶかは自分次第なので、自分に車に合った物を選びましょう。

2つの違いを理解して季節に応じたワイパーを

以上、夏用・雪用ワイパーの違いとスノーワイパー(雪用)が必要な場面についてお伝えしました。

記事でもわかる通り違いは

可動部が少ない
ワイパーの長さが異なる
ゴムの厚みが違う
可動部が少ない

夏用ワイパーは可動部が多い事で冬に
関しては凍結しやすい恐れがあります。

その一方で冬用ワイパーは可動部が少ない事で凍結しにくく不具合を防止する事ができます。

ワイパーの長さが異なる

夏用ワイパーは車に合わせてふき取りやすくする為に長めの設定になっています。ですが、長くなることで可動範囲も広がるのでその分でモーターに負荷がかかる事になります。

加えて雪の降る季節に関しては、雪で重くなったワイパーを動かすので負荷はさらにかかる事に…

その一方で、用ワイパーは負荷を減らすために夏用ワイパーに比べて短くなっています。

ゴムの厚みが違う

一般的なワイパーゴムは全体的に薄く、本来の低温で硬くなりやすく破損しやすいというデメリットがあります。使用頻度によってはそれが元で破損して交換が早まる場合も…

ですが、その一方で雪用ワイパーのゴムは厚めな設定でなおかつ低温でも硬くなりにくい素材を使用しています。

簡単にまとめれば雪に合わせて作られた
専用のワイパーという事ですね。

中でも豪雪地帯などの雪が頻繁に降る地帯で効果を発揮。

ただ必ず雪用ワイパーでないとダメと言う訳ではありませんが…

雪の季節に合わせて使えば、視界不良や凍結で作動しないなどの不具合も防止できるのであって損はありません。

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