【代用で使えると噂のパープルセーバー】三角表示(停止)板がなくても代わりに使用して違反にならないのか?

工具・道具
工具・道具
この記事は約6分で読めます。

三角表示板は、交通事故やその他トラブルが起きた際に設置する事で後続車へ危険を知らせる役割がある機材の一つ。

危険を知らせるという事で、もしもの時に備えて車載させている方も中にはいることでしょう。

しかし、三角表示板はあくまで自分で備えるもの。標準装備では無いので使う時に備えて事前に購入する必要があります。

ただそんな三角表示板ですが…

噂では三角表示板の代わりに【パープルセーバー】が使えるらしい。

という事を耳にすることがあります。

名前くらいは何となくという方もいますが、大抵の方は正直どういったパーツなのかわかりませんよね?

そこでこの記事では、どういったパーツなのか。本当に三角表示板の代わりで使えるのか?詳しくまとめてみました。

この記事でわかる事
✅パープルセーバーについて。
✅三角表示板の代わりに使えるかどうか。
✅発炎筒の代わりにはなるのか?

パープルセーバーは紫色の光を発光させるパーツ

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: %E5%B0%8F%E8%A6%8B%E5%87%BA%E3%81%97%E3%82%92%E8%BF%BD%E5%8A%A0-1-10.png

パープルセーバーは、エーモン工業から出ているパーツ。紫色の光を発光させることで後続車に存在を知らせる効果があります。

発炎筒のように炎ではなく集光レンズを用いたLED点灯方式なので、より遠く離れた場所からも認識が可能。

他にも収納面や使いやすさでも定評があります。

パープルセーバーの特徴を
まとめると以下の通り。

視認距離よくある三角表示板は200m程度の距離ですが、パープルセーバーは昼間で400m・夜間は約1000mほど視認距離があります。
収納のしやすさ三角表示板だとどうしてもサイズの問題でトランク収納に設置しがちになりますが…

 

パープルセーバーはサイズがそこまで大きくないので、グローブボックスや足元などに収納が可能です。

使いやすさ三角表示板の場合は一度組み立てて
車外に設置と手間がかかりますが…

 

パープルセーバーは電源ボタンを押すだけなので簡単。乾電池式で動いているので、残量があれば半永久的に使える。

三角表示板の代わりに使っても問題はないの?

交通事故やその他トラブルが起きた時って、三角表示板の表示義務があるってよく聞くんだけど。パープルセーバーを代わりに使っても違反にならないのかな?

代わりに使おうと思っている方にとって
気になるのはこの問題ではないでしょうか。

よく挙げられるのが三角表示板だが…

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: %E5%B0%8F%E8%A6%8B%E5%87%BA%E3%81%97%E3%82%92%E8%BF%BD%E5%8A%A0-2-1-3.png

というのも本来、高速道路などで事故やトラブルが起きた際には停止表示器材を設置することが義務づけられています。

義務に違反すれば【故障車両表示義務違反】。

詳しくは【車が故障(トラブル)時に三角表示板等の設置は義務”置かないと反則金や減点対象”】でまとめているので一緒に参考にしてみてください。

話を戻して停止表示器材を設置という事で
よくあげられるのが三角表示板。

三角表示板は機材に含まれるので当然違反を回避できますが…

実は停止表示器材は

・反射式の三角停止板
・灯火式の停止表示灯

2つが当てはまるので
いずれかで問題ありません。

パープルセーバーでも代わりになる

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: %E5%B0%8F%E8%A6%8B%E5%87%BA%E3%81%97%E3%82%92%E8%BF%BD%E5%8A%A0-3-1-3.png

三角停止板は上記にも言ったように三角表示板の事。車の後方に設置する事で後続車に危険を知らせる役割があります。

その一方で停止表示灯は内部に照明が
搭載されている灯火式なのが特徴

基準としては

・点滅式であること。
・路面に設置した際に長さ17cm、幅17cm、高さ15cmを超えないもの。
・路面上に設置した時に200m先からでも点灯を確認できること。
・灯火の色は紫色であること。

この基準に当てはまれば三角表示板で
なくても違反になることはありません。

その結果として当てはまるのが三角
表示板の代わりに使える【パープルセーバー】。

設置した際の幅や距離・色に関してもクリアしているので、代わりに使っても故障車両表示義務違反にはなりません。

ただし発炎筒の代わりとしては使えない

ただし、ここで注意しておきたいのが
発炎筒の代わりとしては使えない事。

発炎筒には車載義務がある

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: %E5%B0%8F%E8%A6%8B%E5%87%BA%E3%81%97%E3%82%92%E8%BF%BD%E5%8A%A0-4-1.png

発炎筒には車載義務があるため、発炎筒を
外してパープルセーバーを代わりにとはいきません。

三 使用に便利な場所に備えられたものであること。

保安基準に『使用に便利な場所に備えられたものであること。』と記載があるため、代わりに使えないことはもちろんですが…

車検問題にも影響を与えるのでお勧めしません。

※車検については、【車検に求められる発炎筒5つの条件と”受かるために出来る対策”】でまとめているので一緒に参考にしてみてください。

車検に求められる発炎筒5つの条件と”受かるために出来る対策”
発炎筒を使う上で必要な車検の条件を5つ解説。発炎筒=使う分には便利ですが、間違った使い方をすると車検に受からなくなるので事前に把握しておきましょう。

おすすめは発炎筒+パープルセーバー

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: %E5%B0%8F%E8%A6%8B%E5%87%BA%E3%81%97%E3%82%92%E8%BF%BD%E5%8A%A0-4-1-1.png

もし正しく使いたい場合は発炎筒+パープルセーバーがおすすめ。

・発炎筒は炎を出すことで後続車に危険を知らせる
・パープルセーバーは紫の光で後続車に危険を知らせる

発炎筒は使うこと自体に義務はありませんが、パープルセーバーと合わせて2つを設置することでより後続車に知らせやすくなります。

しかも発炎筒を純正⇒LEDに変える事で

・燃焼時間が短い
・トンネルで使えない

いずれかのデメリットも解消できます。

【LED化の利点】
・連続燃焼時間が8時間前後

・煙が出ないのでトンネルで使える

車検にも適合するので余裕がある場合は発炎筒のLED化もおすすめ。

使い方次第で便利なパーツなので、緊急時用に常備していざと言う時に正しく使いましょう。

パープルセーバーの使い方を理解してうまく活用しよう

以上、三角表示板の代わりに使えるパープルセーバーについてお伝えしました。

記事でもわかる通りパープルセーバーを
使えば三角表示板の代わりとして役立ちます。

パープルセーバーは、エーモン工業から出ているパーツ。紫色の光を発光させることで後続車に存在を知らせる効果があります。

他にも特徴は以下の通り。

視認距離よくある三角表示板は200m程度の距離ですが、パープルセーバーは昼間で400m・夜間は約1000mほど視認距離があります。
収納のしやすさ三角表示板だとどうしてもサイズの問題でトランク収納に設置しがちになりますが…

 

パープルセーバーはサイズがそこまで大きくないので、グローブボックスや足元などに収納が可能です。

使いやすさ三角表示板の場合は一度組み立てて
車外に設置と手間がかかりますが…

 

パープルセーバーは電源ボタンを押すだけなので簡単。乾電池式で動いているので、残量があれば半永久的に使える。

ちなみによく

交通事故やその他トラブルが起きた時って、三角表示板の表示義務があるってよく聞くんだけど。パープルセーバーを代わりに使っても違反にならないのかな?

このような悩みを聞くことがありますが…

表示義務には

・反射式の三角停止板
・灯火式の停止表示灯

2つが当てはまるので
いずれかで問題ありません。

灯火式の停止表示灯の定義は

・点滅式であること。
・路面に設置した際に長さ17cm、幅17cm、高さ15cmを超えないもの。
・路面上に設置した時に200m先からでも点灯を確認できること。
・灯火の色は紫色であること。

この基準に当てはまれば三角表示板で
なくても違反になることはありません。

その結果として当てはまるのが三角
表示板の代わりに使える【パープルセーバー】。

設置した際の幅や距離・色に関してもクリアしているので、代わりに使っても故障車両表示義務違反にはなりません。

そのためもしこれから先、どちらを車載させようか悩んでいる方はコンパクトに収納もできるパープルセーバーを選ぶのもおすすめです。

合わせて発炎筒のLED化をしておくと、継続して何回も使用ができます。

(Visited 141 times, 1 visits today)