AT(オートマ)限定解除とは?解除する2つの方法や掛かる期間・費用を解説!

運転免許関連
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AT限定解除はAT限定免許を所持する人がMT車を乗るための試験を受ける事で、合格後にAT車以外も乗れるようになること。

本来であれば、AT限定免許とAT/MTのどちらでも乗れる免許の2種類がある。当然AT限定免許ではAT車でしか乗れないため、MT車に乗りたい場合には免許を変える必要があります。

そこでAT限定解除という選択肢。決められた日数や費用・試験に合格する事でAT車から限定解除ができます。

この記事では、そんなAT限定解除についてまとめてみました。

この記事でわかる事
・AT限定解除する方法
・AT限定解除に掛かる費用と時間(日数)
・限定解除の費用を少しでも抑える方法
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AT限定解除をする方法は2つ

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AT限定解除するには以下2つの方法があります。

教習所で限定解除する
免許センターで直接受ける

教習所で限定解除する

1つ目は教習所で限定解除すること。

最寄りの教習所もしくは自分で通った教習所に行き、教習所で技能講習の受講⇒卒業証明書の取得⇒限定解除の手続き⇒免許証の交付です。

①教習所で技能講習の受講路上教習や学科教習はないので教習所内のコースで講習を受ける。
②卒業証明書の取得卒業証明書は教習所の技能試験に受かれば受け取ることができます。
③限定解除の手続き卒業証明書(交付日から3か月以内に発行されたもの)やAT限定の免許証を免許センターで提出して手続きします。
④免許証の交付手続き後に問題がなければ発行される流れ。

免許センターで直接受ける

もう一つは免許センターで直接受ける。教習所に通わず一発試験で取得する方法です。

流れとしては免許センターに行く⇒書類の提出⇒試験を受ける⇒免許の交付

①免許センターに行く都道府県管轄の免許センターに行く。(普通自動車AT免許証や眼鏡等を準備(眼鏡等は必要な人だけ。))
②書類の提出限定解除審査申請書と受験票の必要事項を記入して提出。
③試験を受ける適性試験と技能試験の2つを受ける。適性試験は視力などの一般的なもの。技能はMT車の運転操作。
④免許証の交付試験に合格すると免許が発行される。

AT限定解除に掛かる費用と日数

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ここではAT限定解除に掛かる費用と
時間(日数)をお伝えします。

教習所or免許センターの費用

教習所の費用教習所の費用は6~8万程度
免許センターの費用免許センターの費用は3000円程度が目安

費用については教習所に通った場合に
6~8万程度の費用が掛かる。

これに関してはMT運転の練習(技能)が
含まれていて全てを込みの料金です。

加えて追加で補修が必要になると1回につき¥5000程かかるので注意が必要。

その一方で免許センター。つまりは一発試験を受ける場合は¥3000程度に費用を抑えられます

内訳としては試験手数料(1400円)+車の使用料(1450円)=2850円。

費用抑えられるし、直接試験受けに行った方がお得じゃん。

中にはこう考える人もいますが、教習所に比べると練習ができない分で落ちる確率が非常に高いです。

ただしその逆に一発で合格ができれば、本来なら6~8万程度かかる費用を3000円に抑える事ができます。

教習所or免許センターの日数

教習所の時間(日数)教習所の日数は4~6時間程度
免許センターの時間(日数)免許センターの日数は1日

時間(日数)については教習所に
通った場合に4~6時間程度の日数が掛かる

最短で4日程度で終わりますが、補修が必要になればその都度日数も増えていきます

その一方で、免許センターの日数は1発合格ができればその日に免許を受け取ることができます


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実際にAT限定解除ってどうなの?

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このようにAT限定解除をする事で少なからず費用が掛かることになりますが、その一方で解除することによって得られるメリットもあります。

AT車・MT車に限らず乗れるようになる
就職などで有利になる

AT車・MT車に限らず乗れるようになる

通常であれば【普通自動車AT限定免許】はAT車しか乗れません。ですが、AT限定解除をする事でAT車に限らずMT所の運転も出来るようになります。

でもばれなきゃMT車でも運転できるしわざわざ限定解除しなくてもいいのでは。

中にはこのように考える方もいますが、解除しないまま乗り続けると免許条件違反になるのでおすすめできません。

もし違反になった場合には反則金(罰金含む)や減点対象になるので注意しましょう。

AT(オートマ)限定免許でMT車を運転!記載条件が違うと【無免許違反】になるのか?
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就職などで有利になる

また、AT・MT車に限らず就職などで
有利になるのもメリットの一つ。

特にMT車を運転できることが条件にある会社であれば有利に運びます。

例えば工場系の仕事であれば社用車で今でもMT車を使っている会社もあるので、事前に解除しておくことで運転ができるようになります。

限定解除の費用を抑えるには

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最後は限定解除の費用を少しでも抑えたい方向けの方法。

免許センターで直接受ける
合宿免許を活用する

免許センターで直接受ける

1つ目は免許センターで直接受けること。

教習所の費用教習所の費用は6~8万程度
免許センターの費用免許センターの費用は3000円程度が目安

比べてみるとわかる通り、本来なら数万円かかる費用が免許センターで直接受けることで¥3000程度に費用を抑えられます

教習所のように練習ができないのでぶっつけ本番になりますが、一発で受かる自信がある方なら直接受けるのもおすすめ。

合宿免許を活用する

もう一つは合宿免許を活用すること。

教習所の費用教習所の費用は6~8万程度
合宿免許の費用合宿免許の費用は5~6万程度が目安

教習所の場合は1日2時間程度と教習を受け
られる時間が決まっているため費用が掛かる。

その一方で合宿免許は一日2時間以上(やれるギリギリまで)出来るので、通常の教習所に比べると費用を少し安く済ませることができます。

合宿免許によっては費用+日数の短縮ができるので、もう一つの選択肢として合宿免許を選ぶのもおすすめです。

自分に合った方法で限定解除して車を運転しよう

以上、AT限定解除についてお伝えしました。

この記事のおさらい。

AT限定解除をする方法
教習所で限定解除する
免許センターで直接受ける
AT限定解除に掛かる費用と時間(日数)
教習所の費用 教習所の費用は6~8万程度
免許センターの費用 免許センターの費用は3000円程度が目安

教習所の時間(日数) 教習所の日数は4~6時間程度
免許センターの時間(日数) 免許センターの日数は1日

実際にAT限定解除ってどうなの?
AT車・MT車に限らず乗れるようになる
就職などで有利になる
限定解除の費用を少しでも抑えるには
免許センターで直接受ける
合宿免許を活用する

記事でもわかる通りAT限定解除はAT限定免許を所持する人がMT車を乗るための試験を受ける事で、合格後にAT車以外も乗れるようになること。

特にこれから先、趣味でMT車に乗りたい方や仕事で使う場合にはAT限定解除が最適なので参考にしてみてください。

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