AT限定解除(教習所)の技能審査の流れや減点方法・審査に一発で受かるコツを解説!

運転免許関連
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教習所でAT限定解除をする場合、技能教習の
最後に技能審査を受ける必要があります。

いわゆる卒業検定というもので、教習で習った内容を覚えているのかをテスト。

ここで合格すれば卒業証明書が受け取れるので、後日免許センターで手続きして晴れてAT限定解除ができます。

ただし技能審査も場合によっては落ちるリスクがあるので、一発合格を狙う場合には事前に内容を把握しておく必要があります。

この記事では、そんな技能審査について流れや減点方式・一発合格する為の対策をまとめてみました。

この記事でわかること
✅AT限定解除の技能審査について
✅技能審査(卒検)の採点方式
✅試験中止になる項目
✅審査に一発で受かるために出来ること
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AT限定解除の技能審査は技能の最後にやる試験

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AT限定解除の技能審査は、先にも言ったように
教習の最後にやる試験。

いわゆる卒業検定と呼ばれるものですね。

技能審査は場内を走行して審査する

技能審査自体は場内を走行して審査する流れです。

場内教習①・一般的な走行
・縦列駐車
・方向転換
・S字クランク
・坂道発進など
場内教習②・流れに乗って走行ができているか
・歩行者にも気をつけているか
・路端停止ができるか
・正しい発進ができているかなど

時間は30分程度

場内を30分程度走行します。

※内容は教習所によって変わるので、
必ずしもどれがが先とは限りません。

技能審査の採点方式は?

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そんな技能審査(卒検)の採点方式については100点からの減点方式です。

一般的には100点からの減点

持ち点が100点。そこからミスをすれば
徐々に減点されていく仕組み。

70点以上残れば合格出来る

例えば信号が赤なのに止まらなかったから○点の減点。一時停止しなかったから○点の減点など内容や減点も変わって来ます。

参考としては以下を。

5点減点
発進合図(合図しないなど)
踏切内変速
駐停車方法違反(場内)
駐車措置違反
右左折方法違反
10点減点
進路変更禁止違反(場内)
軌動敷内違反
通行帯違反
脱輪(小・場内)
ふらつき(小)
エンスト
坂道発進
20点減点
側方間隔不保持
障害物への接触(場内・小)
路側帯進入
進路変更禁止違反(路上)
徐行違反(路上・場内)

持ち点は100点から始まり試験終了時に70点残っていれば合格となります。


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危険行為と見なされると一発で試験中止になるので注意が必要

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軽いミスであれば問題ありませんが、もし教官に危険行為と
見なされると一発で試験中止になるので注意しましょう。

試験中止になる内容

危険行為接触事故
脱輪
逆行
発進不能や通過不能
信号無視
一時停止無視
進行妨害
後車妨害
踏切不停止等
右側通行
減点超過点数が合格点以下になる
教員補助教員が危険を感じてブレーキやハンドル操作をする
指示違反教員の指示を聞かない

例えばよくあるのが試験官に補助ブレーキを踏まれる。自分では大丈夫と思っていても、実際には危険な場合もあります。

現に補助ブレーキを踏まれるということは、試験官が危険行為と判断して踏んだわけなので、もし1人で運転していたら事故になっていたかも知れません。

その点を踏まえて考えると補助ブレーキが
元で試験中止になるのも納得です。

もし審査に落ちてしまったら?

ちなみにもし審査に落ちたらどうなるの?

落ちたらそこで終わり。また最初からではなく、1時限以上の補習を受ける事で再度試験が受けられるよ。

流れとしては

①1時限以上の補習を受ける
②再試験

期限の3ヶ月以内であれば再度卒業検定を受けることが出来るので、しっかりと予習をしてから望むのが先決です。

※詳しくは【AT限定解除(教習所)の技能審査(卒検)に落ちた!再試験に必要な条件と掛かる費用は?】でまとめているので一緒に参考にしてみてください。

AT限定解除(教習所)の技能審査(卒検)に落ちた!再試験に必要な条件と掛かる費用は?
AT限定解除(教習所)技能審査の再試験に必要な条件と掛かる費用をまとめています。

審査に一発で受かるために出来る事

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とはいえ、一度落ちると

また落ちるんじゃないだろうか

と不安になりますよね。そこで最後に検定に落ちないためのコツについてもまとめてみたので参考にしてみてください。

練習期間にしっかり学んでおく
焦らず運転をする

練習期間にしっかり学んでおく

まずは練習期間にしっかり学んでおくこと。

AT限定解除の教習は、一般的な教習に比べて練習できる時間が少ない。

通常の運転免許であれば場内と場外で練習ができるので26時間ほど運転ができますが、AT限定解除は場外も含めて最短で4時間程度しか練習する時間がありません。

そこからMT車の基本的な操作や正しい運転技術を学ぶ事になるので、練習期間にしっかり学んでおくことが大切となります。

おすすめとしては、教官に自分の癖や苦手な運転のやり方を学んで克服してくこと。

焦らず運転をする

もう一つは焦らないこと。大きい原因の元は焦りからくるミス。

いつもは問題なくできていることでも、焦ることによってミスを連発して結果が出せなかったなんてことはよくあります。

そのためまず焦らず正しい運転を心がけましょう

内容を理解して審査(卒業検定)合格に向けての対策をしよう

以上、AT限定解除(教習所)の技能審査(卒検)の流れと減点方法・審査に一発で受かるコツをお伝えしました。

この記事のおさらい。

AT限定解除の技能審査について
教習の最後にやる試験(卒業検定)
技能審査(卒検)の採点方式
一般的には100点からの減点方式
70点以上残れば合格出来る仕組み
試験中止になる項目
危険行為 
減点超過
教員補助 
指示違反 
審査に一発で受かるために出来ること
練習期間にしっかり学んでおく
焦らず運転をする

AT限定解除の技能審査は、記事でも言ったように教習の最後にやる試験。いわゆる卒業検定と呼ばれるもの。

技能教習を4時間程度終了した後にやるもので、教習で習った操作や運転のやり方を100点満点からの減点方式で審査します。

そのうち70点以上で合格となりますが、ミスを連発する事で不合格になります。下手すれば途中で試験中止にもなるので受ける場合は注意が必要。

もしこれから先、一発合格を目指したい場合は練習期間にしっかり学んで運転の技術をつけておきましょう。

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