他のメーターと違い、専用のユニットが
必要になるデフィシリーズ。
慣れてしまえば便利なものではありますが、
今まで他のメーターを使用して
きた方にとっては
【コントロールユニットってどう使うの?】
【配線方法や連結させる方法がわからない】
等様々な悩みがあるのではないでしょうか?
今回の記事では、
ADVANCEコントロールユニットを使用した
電源のとり方についてご紹介
していきますので、
詳細が知りたい方は参考に
してみてください
デフィシリーズの電源は基本コントロールユニットから
【Defi-Link ADVANCEコントロールユニット】は、ADVANCEシリーズの
メーターやディスプレイを
作動させるための専用ユニットです。
本来のメーターなら、1つにつき
1つ電源があり、
取り付ける毎に電源を繋げる
事になるかと思います。
ですが、ADVANCEコントロールユニット
の場合は少し構造が違います。
ADVANCEコントロールユニットの構造
ADVANCEコントロールユニットは、
最大で7種類のメーターが
取り付け可能になっていて、
メーター側の電源はADVANCEコントロールユニットに。
電源配線はADVANCEコントロールユニットからとります。
簡単に言えば、メーター側は
コントロールユニットに繋げるだけです。
つまりは、車から取る電源は
1回で済む訳ですね。
構造としては電気が本体に流れると、
連動したメーター類にそれぞれ信号が送られ
メーターや機器がそれぞれ
作動する仕組みですね。
それぞれの電源のとり方
それぞれの電源のとり方は、
以下のようになります。
①スイッチユニット
スイッチユニットは電源を特に
とる必要はないので、
①に差し込むだけで済みます。
②~➇メーターハーネス
②車速・エンジン回転数信号センサーハーネス
車速・エンジン回転数信。つまりは
パルス信号と呼ばれるものですね。
タコメーターに関係のあるハーネスです。
タコメーターを取る際に、パルス信号
と呼ばれる信号を読み取り
針を作動させるため、繋がないと
タコメーターは動きません。
車速信号は基本ECU(車のコンピューター)
からとりますが、
車種によって色が違うので確認しながら
探す必要があります。
ハーネスが見つかればギボシなどを
使用し繋ぐだけです。
その後は青に差し込みます。
③排気温度センサーハーネス
排気温度センサーは、排気温度を
取る際に必要な物ですね。
O2センサーもしくはフロントパイプから
とったセンサーを、
排気温度センサーハーネスと繋げます。
繋げた後は、本体の黒に差し込みます。
④水温センサーハーネス
アタッチメントなどを使用して取り付けた
センサーと連結して取り付けます。
水温センサーを取る事ができれば
カプラーONなので簡単ですね。
ピンクの位置に差し込みます。
⑤油温センサーハーネス
油温センサーハーネスは、油温計の
センサーと連結します。
油温計はオイルの温度を検知して
表示するメーターです。
差し込み位置は赤ですね。
⑥燃圧センサーハーネス
燃圧センサーハーネスは、燃圧計の
センサーと連結します。
燃圧センサーは、燃料の圧力を
感知するためのセンサーです。
どのくらいの圧力で燃料が
送られているのかがわかります。
差し込む位置は隣の赤になります。
⑦油圧センサーハーネス
油圧センサーは、エンジンが回転しているときに内部を
循環する潤滑油の圧力を測定するものです。
簡単に言えばオイルがどのくらいの力で
循環しているのかをみるメーターですね。
圧力のかかり具合で早めの対処ができるので、
エンジンの焼き付きを未然に防ぐ事にも繋がります。
差し込み位置は黒になります。
➇ターボ/ インマニセンサーハーネス
ターボやインマニのハーネスの
差し込み位置(水色)ですね。
ターボ(ブースト計)はブーストのかかり具合。
インマニはNAエンジン車用の、
吸気マニホールド内の
圧力を計るメーターです。
どちらもどのくらいの圧力がかかるの
かを見るメーターですね。
電源ハーネス(⑨)
メーターやコントロールユニットを
作動させるための電源ですね。
赤が電源のプラス(常時電源)
⇒【初心者必見】クルマの常時電源を取る2つの方法と電源の探し方!
白がACC(アクセサリー電源)
⇒ACC(アクセサリー)電源の3つの取り方とテスターを使った電源の探し方!
オレンジがイルミ電源
⇒【初心者向け】イルミ(スモール)電源を取る方法と電源の探し方!
黒がボディアースになります。
⇒初心者向け!クルマからアース(ボディアース)を取る方法と探し方!
電源の場所がわからない方は
以下を参考にしてください。
⑩~⑪ メーターハーネス
⑩のメーターハーネスは、メーター本体の電源と
連動するために差し込みます。
⑪は、アドバンスZDなどディスプレイメーター
を取り付ける際に使用します。
どちらも特に電源を新たに
取る必要はありません。
使い方次第でメーターの取り付けが簡単に!
このように、【Defi-Link ADVANCEコントロールユニット】は、
・メーターを最大7つまで連動可能
・取り付けるたびに電源を取る必要がない
・2つ以降はメーター同士を繋げるだけで済む
といった事が可能です。
値段はそれほど安くないので
強制はできませんが、
使い方次第ではメーターの取り付けが
簡単になるので、
その都度の手間を避けたい方には
使いやすいのでオススメできますね!