冷却水が色分けされている理由が知りたいんだけど。性能に違いってあるの?自分でも使ってみたいから詳しく教えてよ。
こういった疑問にお答えします。
まずこの記事を書いた自分は
✅冷却水に色がつく理由
✅色分けする理由や性能の違い
この記事では、車に乗る上で知っておきたい。冷却水に使われる青・緑・ピンクなどの色の違いについて解説していきます。
冷却水に色がつく理由を事前に理解しておけば、何故車ごとに色分けがされているのか?知識を深める事ができます!
また、記事の後半では性能の違いも合わせて解説しているのでぜひ最後までご覧ください。
ちなみに、今回紹介する内容については以下の順番で確認していくとわかりやすいからおすすめです。
①冷却水の色に青・緑・ピンクなど種類があるけど性能の違いはあるの?👈いまここ
②冷却水(LLC)の代わりに水道水を補充!これってあり?それともなし? ≫
③クーラント交換でエア抜きが必要な2つの理由と故障に繋がる危険な症状 ≫
④【自作】クーラント(冷却水)のエア抜きに使うペットボトルタンクの作り方 ≫
⑤【自宅で出来る】冷却水の補充(交換)後にやるエア抜きの方法と手順 ≫
車の冷却水に色がついているのは何故か?
先に結果を言ってしまうと、
・原因を特定しやすくする為
というのがあります!
他の液体と区別をしやすくするため
1つ目として、他の液体と区別をしやすくするためというのがあります。
車には様々な液体が使われていて、
主にエンジンオイルやエアコンが排出した水。
ウォッシャー液・パワステフルードなどが含まれます。
これら液体はそれぞれ色が異なり、わかりやすいように冷却水の色も変える事で区別化を図っています。
原因を特定しやすくする為
2つ目として、原因を特定しやすくする為
というのがあります。
1つ目でも説明した通り、車には冷却水以外にも様々な液体が使用されています。
もし、どれか一つ漏れた場合
原因を探る事になると思いますが…
正直同じ色だったらわからないですよね?
そこで考え出された答えが冷却水を
着色する事なんです!
たとえばですが、もし何かしら
液体が漏れたと仮定しましょう。
例)エアコンの水は無色透明。
冷却水も無色透明だった場合…
位置からして、エアコンの水か冷却水。
どちらかまでは絞れたんだけど…
色が同じだから判別が出来ない。
『どっちなんだろう?』とパッと見区別がつきませんよね?
ですが、もしこの場合に冷却水が
緑に着色されていたらどうでしょう。
目視だけで『エアコンの水だ!』っと
判断できるのではないでしょうか?
冷却水に色がついている=何となくではありません。
色を付けることで、区別がしやすく点検しやすい工夫を作っている訳なんです!
メーカーごとに色分けする理由は?性能に違いでもあるの?
では、車の冷却水に色がついている理由に
ついては分かりましたが…
何故メーカーごとに色分けするのか。
その理由が気になった事はありませんか?
たとえば、冷却水にはピンク(赤 )・緑 ・青 の
3種類があるわけですが、
『別にわざわざ色を分ける必要なんてないのでは?』と思いますよね?
そこで、次はメーカーごとに色分けする理由や、性能の違いについて詳細を解説します。
色分けする理由は区別をしやすくするため
メーカーごとに色分けする理由ですが…
基本的な色が付く事同様に、区別しやすく整備がしやすい事が挙げられます。
理由として、車種によってもエンジンオイルや
エアコンが排出した水。
ウォッシャー液・パワステフルードなど、
色によって分かれている為です。
冷却水に色が着色されていれば、整備する時にもわかりやすいというメーカーならではの優しさですね!
性能についての違いは特にない
『なら性能はどうなの?』と
なると思いますが、
性能に関しても特に違いはありません。
何故なら、着色理由が区別をしやすくする事。
つまりは、点検時に色でわかりやすく
なればいいと言う事なので、
基本性能が備わっていれば、色によって
性能を変える必要はない訳です!
記事のまとめ
以上、冷却水の色の違いや性能の違いについて紹介させていただきました。
今回の記事のおさらいです。
・性能の違いは色による変化はない。
という結果になりました!
なので、もし冷却水を交換する場合でも
赤or緑または緑or赤など。
逆の色の冷却水を入れても問題はありません。
ただし、2色を混ぜる場合は錆などと区別がしにくくなる場合があるのでやめましょう!
当サイトでは、他にも冷却水の代わりに水道水はどうなのか?についても解説しているので参考にしてみてください。
冷却水(LLC)の代わりに水道水を補充!これってあり?それともなし? ≫