
車の信号機って何?どんな意味があるの?発進や止まるタイミングは?
こういった疑問にお答えします。
✅ 信号機+矢印の意味
✅点滅する信号機の意味
信号機は、公道を安全に走行する上で必要となるもの。色や音など、一定の符号によって車両または人へ信号を伝えるための交通信号用の機器です。

ただ一言で信号機といっても色の種類やタイミングがあるので、この機会に覚えておくと実際に運転する上で違反を防ぐことにもつながります。
3種類の信号機(黄色・赤・青)について
信号機には
・赤
・青
3種類があるわけですが、それぞれどんな意味があるのか順を追って見ていきましょう。
黄色信号
黄色信号には止まれ(例外あり)という意味があります。

ん?例外ありってのは?

基本的には止まれなんだけど、どうしてもって時には発進しても大丈夫なんだよね。
それが、停止位置付近まで侵入していて止まれない場合です。信号が黄色の場合は停止位置より先に進んではいけません。というのが基本。
ですが、既に停止線に侵入しているのに信号が黄色。こんな時は侵入して構いません。
なぜなら車は急には止まれないから。いくらブレーキをかけたからと言えど、車は鉄の塊。スピードが乗っていればすぐには止まれません。
その関係で後続車に追突される危険性があるわけです。
そのため、どうしても止まれない状況では
発進しても大丈夫です。
ここでは
・どうしても止まれない場合は進んでよい
そう覚えておきましょう。

信号を無視した場合は違反になるので、詳しく知りたい方は【車を運転中に【黄色や赤で信号無視】をした場合の違反点数や反則金】を参考にしてみてください。
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赤信号
赤信号の場合は進んではいけません。黄色のように止まりましょうではありません。赤は発進することは基本的にできません。
ただし、赤信号でもこんな時。交差点侵入時に右左折をするタイミングで信号が赤になった。こんな場合は止まらずに侵入しても問題ありません。
理由は簡単。交差点で止まると対向車が進めなくなったり、追突の危機があるためです。
青信号
青信号は進むことを意味します。
道路状況にもよりますが、黄色や赤と違って
進むことができます。
信号+矢印の場合について
一般的な信号については上記のように意味がありますが、矢印が付いた場合はまた変わってきます。
黄色信号に矢印
赤信号に矢印
青信号に矢印
青信号に矢印の場合は進んで良いではありますが、矢印の向きによって変わります。
例えば
・⬅️なら左折
・➡️なら右折
というように特定の向きに合わせて進む
ことができます。
黄色信号に矢印
黄色に矢印の灯火の場合は、車の進行をすることが出来ません。理由は路面電車専用信号になるため。
路面電車は基本的に車道に設置されたレールの上を走るため、車と分けて走行する場合があります。
そのため、事故を防止するために車と分けて走行をする必要があります。その結果が黄色に矢印の灯火という訳ですね。
とはいえ、路面電車はどこにでもある訳ではなく、
なので、黄色+矢印信号については知識として覚えておくといいでしょう。
赤信号に矢印
赤信号に矢印の場合は青同様に進んで良いではありますが、矢印の向きによって変わります。
例えば
・⬅️なら左折
・➡️なら右折
というように特定の向きに合わせて進む
ことができます。
このように矢印の向きや色によって進んでいいのか。ダメなのかが別れます。
信号機が点滅した場合の意味について
最後になりますが、信号機が点滅した場合はどんな意味があるのか?について見ていきましょう。
青信号の点滅
まず青色の点滅です。
青信号の場合は、基本的に定められていない
ので特に気にする必要はありません。
どちらかと言えば通常の青信号と同じく、
進んで良いと同じですね。
黄色信号の点滅
2つ目は黄色の点滅です。
黄色信号の点滅は、他の交通に注意して進むことができます。
その際にスピードを出すのではなく、
ゆっくり進むことが重要です。
赤信号の点滅
3つ目は赤信号の点滅。赤信号は黄色同様に、他の交通に注意して進むことができます。
ただし、赤の場合は停止位置で一時停止し、
安全確認をした後に進む必要があります。
これは、歩行者や車がいきなり侵入してきて事故を起こすのを防ぐといった意味があります。
そのため、進むことだけを考えるのではなく、信号機にはそれぞれどんな意味があるのかを理解することが重要となります。

点滅や矢印信号も無視すると違反になるので、詳しくは【信号(赤・青・黄)の点滅や矢印無視は違反!反則金や減点の対象に】を参考にしてみてください。
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信号機の意味を理解してこれからの運転を気をつけよう!
以上、車の運転中に遭遇する信号機(赤・青・黄色)の意味とタイミングを解説しました。
今回の記事のおさらいです。
・黄色は緊急時のみ進んで良い
・赤は止まれ
黄色信号に矢印⇒路面電車は進んで良い
赤信号に矢印⇒青同様に進んで良い
・黄色点滅は他の交通に注意して進んで良い
・赤点滅は一時停止の後注意して進んで良い
以上のことを理解して、気をつけてこれからの車の運転を心がけましょう。