エーモンプラスマイナス分岐ターミナル・電源分岐ターミナルの違いが知りたいんだけど。どんな違いがあるの?それぞれの活用法は?
以上のような疑問にお応えします。
✅どっちがおすすめか知りたい
✅それぞれの活用法が知りたい
この記事では、車をカスタムする上で知っておきたい。プラスマイナス分岐ターミナル・電源分岐ターミナルの違いについてご紹介します。
2つのコネクターの違いについて事前に知っておけば、知識として覚えておくことも出来ますし、実際に作業で使う場合に役立てることが出来ます。
また、記事の後半ではそれぞれの活用法も解説しているので参考にしてみてください。
ちなみに、プラスマイナス分岐ターミナル・電源分岐ターミナルってなんぞや?という方は以下を先に読んでおくといいでしょう。
プラスマイナス分岐ターミナル・電源分岐ターミナルの違いについて
まず初めに、プラスマイナス分岐ターミナル・電源分岐ターミナルにはどんな違いがあるのか見ていきましょう。
マイナス分岐に対応しているかどうか
1つ目はマイナス分岐に対応して
いるかどうかです。
どちらも同じようなパーツに思えますが…
マイナスも一緒に分岐ができるのはプラスマイナス分岐ターミナルのみ。
電源分岐ターミナルはプラスの分岐が出来るだけなので、違いとして覚えておきましょう。
24Vに対応しているかどうか
2つ目は24Vに対応しているかどうかです。
2つのうち、プラスマイナス分岐ターミナルは24Vに使うことは出来ないので注意しましょう。
無理に使えばヒューズが飛んだり。配線が燃える危険性があるので、どちらも使いたい場合は電源分岐ターミナルを活用しましょう。
使用可能電力
3つ目は使用可能電力です。
使用可能電力は配線の太さや用途によって容量が変わるのが基本。
例えば
・電源分岐ターミナルな12V⇒120w 24V⇒240w
というように最大で使える容量が決まっているので覚えておきましょう。
実際に使うならどっちがおすすめ?
続いて作業で使うならどっちがいいのかについて。
結論はその人の使い方次第
まず結論を言うと、その人の使い方次第というのが正解です。
どちらも配線どうしを繋げる目的は同じ。
性能としては似ているのでどの箇所の
配線を繋げるかで使うといいでしょう。
用途によって使い分けるのもあり
また、用途によって使い分けるのもありです。
たとえば、
・プラスだけ分岐したいなら電源分岐ターミナル
というように用途によって使い分けましょう。
それぞれの活用法
プラスマイナス分岐ターミナルは同じ電源で尚且つLEDを4つ使う場合におすすめ
おすすめする使い方。それは、同じ電源で尚且つLEDを4つ使う場合です。
そもそもの話、プラスマイナス分岐ターミナルは4つまで電装品を繋ぐことが出来るパーツです。
1つや2つであればギボシ端子でも済みます。
ですが、4つともなると電源増設など。その分で手間がかかります。
そこで最適なのがプラスマイナス分岐ターミナルという訳です。
・分配側は4つまで取り付けできる
ともなれば使わない手はないですよね!
4つ全部ってあまり聞かないけど、どんなものに使えるの?
例えばフットライトやドア下LED。その他電装品を追加した時だね。
フットライトは、足元照明として使える便利な照明。
フロント左右1箇所(2箇所)。リア側左右1箇所(2箇所)に使うことが多いです。
ドア下LEDはドアの下にLEDを仕込む方法。
ドアの開閉に合わせて光るのを主としています。
タクシーについてるものと同じです。
ドア下LEDはドアの数にもよりますが、2本を足元照明。もう2本をドア下LEDにする方もいます。
その他電装品については、追加メーターやLEDなど。カスタムとして様々な電装品をつける場合ですね。
電源分岐ターミナルはアース用端子と組み合わせるとおすすめ
電源分岐ターミナルはアース用端子と
組み合わせるとおすすめです。
電源分岐ターミナルは、プラスマイナス分岐ターミナルとは違いプラス電源の分岐しかできないパーツ。
と言う事で、マイナスを取る場合は
別途でどうにかしないといけません。
でも別途でマイナス追加していくのって正直面倒だよね。
そんな人におすすめなのがアース用端子との組み合わせだね。
通常マイナスを取る場合は、複数クワ型端子を
作って必要な分使うのが一般的です。
ですが、使いすぎると配線がかさばったり。同じ箇所から取りすぎて接触不良になりやすくなったりと不備になる事もあります。
接触不良になる=電装品がうまく作動しないので、
多く使う場合にはデメリットの方が大きいですね。
そこでおすすめするのがアース用端子です。
アース用端子は大本の電源からアースするだけで
最大で4つまでマイナスを分岐して使う事ができます。
クワ型端子のようにその都度増やすのではなく、複数分岐して使う事ができるのでかさばりや接触不良になることなく使う事ができます。
分岐できる数も電源分岐ターミナルと同じ数なので、
1つあれば画像のようにつなげる事ができます。
使い方次第でどちらも便利なパーツなので、
うまく組み合わせて作業に役立ててみましょう。
2つのターミナルの違いや活用法を理解して作業に役立ててみよう!
以上、プラスマイナス分岐ターミナル・電源分岐ターミナルの違いと活用法をご紹介しました。
今回の記事のおさらいです。
・24Vに対応しているかどうか
・使用可能電力
・用途によって使い分けるのもあり
・電源分岐ターミナルはアース用端子と組み合わせるとおすすめ
どちらも使いやすいパーツなのでカスタムに合わせて使い分けてみましょう。