一時停止/止まれの標識を無視して運転を続けると該当する違反と罰則

違反(免許関連)
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車に乗っていると、ふと

一時停止/止まれの標識を無視して運転をするとどうなるんだろ。実際に運転しても大丈夫かな

などの理由からちょっとくらいなら大丈夫でしょ。と言う事で同じように運転をしてみようと考える方も中にはいるのではないでしょうか。

ですがこのような運転に関しては規約があり、自分勝手な理由から実行すると違反になってしまいます。

また危険性もあるので違反だけでなく、なぜ危険なのかについても知っておく必要があります。

当記事では

✅一時停止/止まれの標識を無視して運転をする事の違反
✅違反時の罰則
✅危険性
✅防ぐ為に出来る事

など。順を追ってそれぞれ解説していきます。

記事を読むことで重要性に気づくことが出来るのでぜひ最後まで読んでみてください。

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一時停止/止まれ標識を無視するとなる違反

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『一時停止違反』になる

結論として『一時停止違反』に該当します。

一時停止違反は一時不停止とも言われる違反で、名前の通り一時停止を無視して走行した場合に該当する違反です。

例えばこんな時。

一時停止や止まれの標識が前方にあったが、止まるのが面倒なのでそのまま通過した。

・ちょっとくらいなら
・バレなければ

と思う方もいますが…

一時停止や止まれの標識は必ず意味があり、危険なので一度止まり周囲を確認する必要があります。

特に見通しの悪い道路であれば事故にも繋がるので危険です。

そのため、意味無く【一時停止】を無視
して通過することはいけません。

道路交通法に記載がある

車両等は、交通整理が行なわれていない交差点又はその手前の直近において、道路標識等により一時停止すべきことが指定されているときは、道路標識等による停止線の直前(道路標識等による停止線が設けられていない場合にあっては、交差点の直前)で一時停止しなければならない。この場合において、当該車両等は、第三十六条第二項の規定に該当する場合のほか、交差道路を通行する車両等の進行妨害をしてはならない。
道路交通法43条

実際に道路交通法43条にも記載があります。

内容としては、『道路標識などで一時停止が指定されている場合は必ず一時停止してから通過しましょうね』という内容です。

決められている以上は違反となるので、
運転する場合には注意しましょう。

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一時停止違反の罰則や違反点数

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続いて一時停止違反に該当した場合にどのような罰則や違反点数がつくのかという事。

一時停止違反の罰則

・大型車9000円
・普通車7000円

一時停止違反をした場合、大型車9000円。

普通車7000円の反則金の支払いを命じられます。

また反則金を納めなかった場合は、3ヵ月以下の懲役または5万円以下の罰金

さらに過失の場合は10万円以下の罰金が科されることになります。

違反点数

違反点数2点

その際の違反点数は2点の減点とされます。

一時停止違反をする事の危険性

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このように間違った運転は「一時停止違反」や反則金は7000円。違反点数は2点の減点という結果になりますが…

違反になるから気をつけよう。ということもありますが、それ以外にも運転を続ける事で取り返しのつかないことになる場合もあるので注意が必要です。

点数の積み重ねで免停になる危険性

まずは点数の積み重ねで免停になる危険性です。

違反点数自体は2点減点なので一度で
どうこうという訳ではありませんが…

点数の積み重ね。特に免許取り立ての方や残り点数が少ない方にとっては積み重ねにより点数がなくなり免停になる可能性があります。

トラブルや事故になる危険性

もう一つはトラブルや事故になる危険性です。

一時停止せずに通過=ちょっとくらいと思う方もいるかもしれませんが…

無理に通過しようとすると接近した別の車と衝突となる場合もなくはありません。

当然衝突すればケガだけでは済まず、最悪の場合〇亡する危険も。

そのため、安易に一時停止を無視して通過する事はおすすめできません。

違反を防ぐ為に出来る事

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このように間違った行動をする事で違反になる訳ですから、防ぐためにはその時に合った事を実行すればいい訳です。

それが

・道路標識をある程度覚える
・日ごろから安全運転を心がける

道路標識をある程度覚える

まずは道路標識をある程度覚える事です。

道路標識は普段通りに走行できるものもありますが…

中には一時停止が必要な場合もあります。

そのため、○○の標識は走行できる。○○の標識は一時停止など。

道路標識をある程度覚える事から始めるのも防ぐ対策となります。

日ごろから安全運転を心がける

また日ごろから安全運転を心がけるのもおすすめです。

道路標識などの一時停止を無視して通行=一時停止違反となり反則金や違反点数を取られることになるので…

間違った運転をしない事で対策となります。

正しい行動をして違反になるのを防ごう

以上、一時停止/止まれの標識を無視して運転を続けると該当する違反と罰則について解説しました。

今回の記事のおさらいです。

一時停止/止まれ標識を無視するとなる違反
『一時停止違反』になる
道路交通法に記載がある
一時停止違反の罰則や違反点数
通行区分違反の罰則
大型車9000円
普通車7000円
反則金を納めなかった場合は、3ヵ月以下の懲役または5万円以下の罰金。さらに過失の場合は10万円以下の罰金
違反点数
違反点数は2点

一時停止違反をする事の危険性
点数の積み重ねで免停になる危険性
トラブルや事故になる危険性
違反を防ぐ為に出来る事
道路標識をある程度覚える
日ごろから安全運転を心がける

記事でもわかる通り、一時停止を無視した通行をする事は『一時停止違反』となります。

一時停止違反は

一時停止や止まれの標識が前方にあったが、止まるのが面倒なのでそのまま通過した。

このような場合に該当します。

バレなければ少しくらいと思うかもしれませんが…

もし、無視して走行した場合には事故やトラブルにもなります。

そのため『たかが一時停止を無視して走行だけで』ではなく、その後の危険性も考えて

・ある程度の標識を覚えておく
・日ごろから安全運転を心がける

を心がけてこれからに活かしていきましょう。

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