過度に車間を詰めた状態で車を運転する事の危険性や罰則の有無

違反(免許関連)
この記事は約6分で読めます。

車に乗っていると、ふと

・車間を詰めた運転をするとどうなるんだろ
・詰めて運転しても大丈夫かな

などの理由からちょっとくらいなら大丈夫でしょ。と言う事で同じように運転をした事がある方も少なくはないでしょう。

ですが車間を詰める運転に関しては規約があり、自分勝手な理由から実行すると違反になってしまいます。

また危険性もあるので違反だけでなく、なぜ危険なのかについても知っておく必要があります。

当記事では

✅車間を詰めた運転の違反
✅違反時の罰則
✅危険性
✅防ぐ為に出来る事

など。順を追ってそれぞれ解説していきます。

記事を読むことで重要性に気づくことが出来るのでぜひ最後まで読んでみてください。

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過度な車間を詰めた運転の違反について

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車間を詰めた運転は『車間距離不保持』になる

結論から言えば『車間距離不保持違反』という違反に該当します。

車間距離不保持違反は、名前の通り車間を詰めた運転を続けることで違反となる内容です。

例)例えば車を運転中に前の車がノロノロ走行していたので、早く行かせるために距離を詰めた運転を続けた。

このような場合に車間距離不保持違反が該当します。

ちなみに

一般道= 車間距離不保持違反

高速道路= 高速自動車国道等車間距離不保持違反と名前が微妙に変わります。

違反内容は道路交通法26条に記載がある

車両等は、同一の進路を進行している他の車両等の直後を進行するときは、その直前の車両等が急に停止したときにおいてもこれに追突するのを避けることができるため必要な距離を、これから保たなければならない。
道路交通法26条

実際に道路交通法26条に記載があります。

内容は『同一の進路を進行している他の車両等の直後を進行するときは、その直前の車両等が急に停止したときにおいてもこれに追突するのを避けることができるため必要な距離を、これから保たなければならない。

分かりやすく言えば、同じ車線を走行している車の後ろを走る場合には必要な距離。つまりは一定の距離を保って運転しましょうねと書かれています。

車間距離不保持違反の罰則と違反点数

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車間距離不保持違反の罰則

一般道
・大型車7000円
・普通車6000円
・5万円以下の罰金
高速道路
・大型車12000円
・普通車9000円
・3ヵ月以下の懲役または5万円以下の罰金

まず一般道に関しては反則金で6000円。罰金は5万円以下。

高速道路に関しては反則金が9000円。罰金が3ヵ月以下の懲役または5万円以下の罰金となります。

違反点数

・一般道で1点
・高速道路は2点

違反点数に関しては一般道が1点なのに対して、高速道路では2点の減点となります。

罰則・違反点数共に高速道路の方が重く
考えられる傾向にあります。

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車間距離不保持違反の危険性

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過度に車間を詰めた運転は「車間距離不保持違反」や1点もしくは2点の減点という結果になりますが…

違反になるから気をつけよう。ということもありますが、それ以外にも運転を続ける事で取り返しのつかないことになる場合もあるので注意が必要です。

点数の積み重ねで免停になる危険性

まずは点数の積み重ねで免停になる危険性です。

違反点数自体は1点減点なので一度で
どうこうという訳ではありませんが…

点数の積み重ね。特に免許取り立ての方や残り点数が少ない方にとっては積み重ねにより点数がなくなり免停になる可能性があります。

過度な詰めでトラブルや事故になる危険性

もう一つは過度な詰めでトラブルや事故になる危険性です。

何かしらがあって詰めた運転をしたい気持ちもありますが…

詰めた運転はトラブルや事故の原因になる元です。

例えば、

運転中前の車が遅いので早く行かせるために距離を詰めた

よくあるケースとしてはこのような場合。

前の車からしたらプレッシャーを与えられるので…

人によってはイライラする可能性が高く、一度道を譲る⇒後ろについて執拗に煽り散らされる。等のトラブルが起きやすくなります。

またそれだけで済めばいいですが、事故になる
ケースも考えられるので注意が必要です。

違反を防ぐためにできること

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このように間違った行動をする事で違反になる訳ですから、防ぐためにはその時に合った事を実行すればいい訳です。

それが

・車間を詰めた運転はしない
・日ごろから安全運転を心がける

車間を詰めた運転はしない

まずは車間を詰めた運転はしない事です。

車間を詰める=車間距離不保持違反となり
反則金や違反点数を取られることになるので…

まずは車間を詰めた運転をしない事で防ぐ事に繋がります。

日ごろから安全運転を心がける

また日ごろから安全運転を心がけるのもおすすめです。

上記で言った違反になる事もそうですが…

車間距離不保持違反とは別に、車間を詰める事で
妨害運転罪】という違反になりかねません。

妨害運転罪についてはこちらを参考に
一般道や高速道路で煽(あお)り運転をする事の危険性と罰則の有無
この記事では、一般道や高速道路で煽(あお)り運転をするとどうなるのかについてまとめています。あおり運転をするとどうなるのか?危険はあるのか。罰則は?など詳しく知りたい方は参考にしてみてください。

妨害運転罪になれば車間距離不保持違反と
合わせて罰則や違反点数にも影響を与えます。

それ以外にも事故になるケースも。最悪の場合は○亡事故にもなりかねないので日ごろから安全運転を心がける事も大切と言えます。

違反をしないように心がけましょう

以上、過度に車間を詰めた状態で車を運転する事の危険性や罰則の有無について解説しました。

今回の記事のおさらいです。

過度な車間を詰めた運転の違反について
車間を詰めた運転は『車間距離不保持』になる
違反内容は道路交通法26条に記載がある
車間距離不保持違反の罰則と違反点数
車間距離不保持違反の罰則
一般道
・大型車7000円
・普通車6000円
・5万円以下の罰金
高速道路
・大型車12000円
・普通車9000円
・3ヵ月以下の懲役または5万円以下の罰金
違反点数
・一般道で1点
・高速道路は2点
車間距離不保持違反の危険性
点数の積み重ねで免停になる危険性
過度な詰めでトラブルや事故になる危険性
違反を防ぐためにできること
車間を詰めた運転はしない
日ごろから安全運転を心がける

記事でもわかる通り、過度に車間を詰めた運転は『車間距離不保持違反』となります。

バレなければ少しくらいと思うかもしれませんが…

もし、過度な距離詰めが元で事故を起こして〇傷させてしまった場合には罪を償う事はもちろん。一生後悔する事にもなります。

そのため『たかが車間詰めただけで』ではなく、その後の危険性も考えて

・車間を詰めた運転はしない
・日ごろから安全運転を心がける

を心がけてこれからに活かしていきましょう。

車間距離不保持が元で起こる妨害運転罪について

記事で紹介した車間の詰めは、間違ったやり方で車間距離不保持違反になります。ですが、それだけでなくさらに悪くとらえられると【妨害運転罪】に該当されることも…

簡単に言えば妨害行為とみなされた場合になりやすい違反で、車間距離不保持違反を含む10種類の違反が主とされています。

違反に関しては以下【知らないで運転すると妨害運転罪になる10の項目】にてまとめているので参考にしてみてください。

【こんな運転は要注意】知らないで運転すると妨害運転罪になる10の項目
この記事では、妨害運転罪に該当する10の項目についてまとめています。どんな項目が該当するのか?
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