・配線に流せる電圧が知りたいんだけど。
・どのくらい流れているの?
・電装品の追加用に計算式も知っておきたいな。
このような悩みはありませんか?
実は私も過去に同じように悩んだことがありました。
一般的に電圧と言えば車に流れている電気の単位。主にどのくらいの電気が流れているのかを表わしています。
ただ、当時の私は『電圧?車で使われてる単位ね。』程度の認識でした。
ですが電圧も車を弄るにあたって大切な単位で、電装品を追加する際の○個までは取り付けができるという目安にすることが出来ます。
適当にやっても取り付けできないことはありませんが、元々の電圧を超えるとバッテリー上がりの原因にもなるので計算式を知っておいて損はありません。
あらためて電圧値(ボルト)について
まず初めにボルトについて。
ボルトは電圧・電位差・起電力の単位。
記号にはVを用います。
基本的に数字が高いほど多量の電気が流れることができ、少ないほど少量の電気が流れます。
どんな時に使うのがおすすめ?
続いてどんな時に使うのがおすすめなのかについて。
結論は電圧を確認したい時ですね。
例えば
・どのくらいの電圧が流れているのか
電装品には必ず流せる電圧が決まっていて、
○○Vの車にはこの電装品は使えます。
逆に○○Vなのでこの車には使えませんよ。
という目安にできます。
また、どのくらいの電圧(V)が流れているのかを確認したい時にもおすすめです。
このように使い方によって役立つ単位なので、
この機会にぜひ覚えてみてください。
V(ボルト)を求める計算式について
ここからはV(ボルト)を求める計算式の求め方です。
実際に計算式を知っておくことでこれからの作業へと役立ちます。
V(ボルト)を求める計算式については
以下で求める事ができます。
やり方は簡単でワットとアンペアを割るだけです。
・ワットは消費電力を表す単位。
V(ボルト)を求める計算式(例)
次は実際に例を元にV(ボルト)を求める計算式を見てみましょう。
・電流は5A
・消費電力は30w
例)②
・電流は16A
・消費電力は0.56w
例)①では電流を5A。消費電力は30wとなるので
w(ワット)÷A(アンペア)=V(ボルト)に当てはめて。
例)②では電流は16A。消費電力は0.56wなので…
w(ワット)÷A(アンペア)=V(ボルト)に当てはめて。
mA(ミリアンペア)の場合はどう求める?
合わせてmA(ミリアンペア)の場合はどう求めるのかについて。
w(ワット)を求める計算式では基本的に
A(アンペア)が使われるので…
先にmA(ミリアンペア)⇒A(アンペア)に直す必要があります。
たとえば300mAなら0.3A。90mAなら0.09Aというように直します。
詳しい計算式については例文を兼ねて以下でわかりやすくまとめているので参考にしてみてください。
車の配線に流せる電流容量の限界と電流値(アンペア)を求める計算式 ≫
直した後は上記のように計算をするだけです。
A(アンペア)x V(ボルト) = W(ワット)。
0.3A×100V=30W。 0.3A×12V=3.6W。
90mA⇒0.09A。
A(アンペア)x V(ボルト) = W(ワット)。
0.09A×100V=9W。 0.09A×12V=1.08W。
このように、mAの場合はまずA(アンペア)に
直した後で計算するとWを求める事ができます。
知っておくだけでも意味があるので覚えておきましょう。
V(ボルト)の正しい計算式を覚えて作業に役立てよう!
以上、車の電圧値(ボルト)を求める簡単な計算式をご紹介しました。
今回の記事のおさらいです。
V(ボルト)を求める事で、実際にどのくらいの
電圧が流れているのかがわかります。
電圧=消費電力や電流を求める際にも
使う事が出来るので、この機会に覚えてみましょう。