チェーン規制を無視して雪道を走行する危険性と気になる罰則の有無

違反
この記事は約6分で読めます。

車に乗っていると、ふと

・チェーンを装着しないで運転するとどうなるんだろ
・面倒だから規制だけど無視して運転しても大丈夫かな

などの理由からちょっとくらいならバレないから大丈夫でしょ。と言う事で運転しようと考えている方も少なくはないでしょう。

ですがチェーン規制に関しては規約があり、自分勝手な理由から運転を続ける事で違反になってしまいます。

また危険性もあるので違反だけでなく、なぜ危険なのかについても知っておく必要があります。

当記事では

✅チェーン規制を無視した運転の違反
✅違反時の反則金や違反点数
✅危険性
✅防ぐ為に出来る事

など。順を追ってそれぞれ解説していきます。

記事を読むことで重要性に気づくことが出来るのでぜひ最後まで読んでみてください。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

チェーン規制を無視した運転の違反について

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: %E5%90%8D%E7%A7%B0%E6%9C%AA%E8%A8%AD%E5%AE%9A%E3%81%AE%E3%83%87%E3%82%B6%E3%82%A4%E3%83%B3-2024-01-18T120832.354-1.png

規制を無視した運転は『通行禁止違反』になる

結論として無免許で車を運転した場合は「通行禁止違反」に該当します。

通行禁止違反は、規則を無視して運転すると違反となる行為です。

今回の場合はチェーン規制にもかかわらずチェーンを
装着しない状態で走行した事が当てはまります。

道路交通法 第8条に記載がある

歩行者等又は車両等は、道路標識等によりその通行を禁止されている道路又はその部分を通行してはならない。
第8条通行の禁止等より

簡単にまとめれば標識の内容で禁止されている
場合は車の運転をしてはいけませんということ。

チェーン規制に当てはめれば、チェーンを
付けないまま走行してはいけませんになるので…

チェーンを装着した状態なら走行してもいいが、
装着しないなら通行してはいけませんよとなります。

スポンサーリンク

反則金や違反点数の有無

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: %E5%90%8D%E7%A7%B0%E6%9C%AA%E8%A8%AD%E5%AE%9A%E3%81%AE%E3%83%87%E3%82%B6%E3%82%A4%E3%83%B3-2023-05-03T143745.554-1.png

通行禁止違反の罰則

・大型車9000円
・普通車7000円
・二輪車6000円
・原付き車5000円

反則金に関しては種類によって5000円~9000円と変わりますが、一般的には普通車が該当するので7000円と覚えておきましょう。

また刑罰に関しては3年以下の懲役または5万円以下の罰金がされます。

違反点数

違反点数は減点2点

無免許運転違反をした場合、一般道と高速
道路に限らず2点の減点がされます。

バレなければ少しくらいと思うかもしれませんが…

違反である以上点数は引かれるので、繰り返し違反すれば積み重ねで免停になる危険もあります。

チェーン規制を無視した運転をする事の危険性

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: %E5%90%8D%E7%A7%B0%E6%9C%AA%E8%A8%AD%E5%AE%9A%E3%81%AE%E3%83%87%E3%82%B6%E3%82%A4%E3%83%B3-2024-01-17T161556.729-1.png

このようにチェーン規制を無視した運転は「通行禁止違反」や5000~7000円の違反金。刑罰は3年以下の懲役または5万円以下の罰。違反点数は2点の減点という結果になりますが…

違反になるから気をつけよう。ということもありますが、それ以外にも運転を続ける事で取り返しのつかないことになる場合もあるので注意が必要です。

違反行為となり罰金や減点をされる

まず違反行為となり罰金や減点をされる事

先にも言ったようにチェーン規制にもかかわらず、チェーンを装着しないで走行した場合『通行禁止違反』に触れてしまいます。

違反となれば当然5000円~9000円。一般車であれば7000円の反則金が取られます。

それで済めばいいですが、刑罰になれば
3年以下の懲役または5万円以下の罰金になります。

刑罰にまでなれば、当然前科がつくことになるので違反をしない事が先決と言えます。

事故を起こせば最悪『危険運転致死傷罪』になる事も

それ以外には『危険運転致死傷罪』の可能性もあります。

危険運転致死傷罪は通行禁止道路を無視して
走行して重大な事故を起こした場合になる罪です。

今回で言えばチェーン規制をチェーン無しで走行。走行後に
事故を起こして相手を〇傷させてしまった場合。

危険運転致死傷罪になると1年以上20年以下の懲役となり重めの罪となります。

そのため気を付けて運転しようではなく…

最悪のケースもあるから規制ではチェーンの装着をした上で、さらに安全運転を心がけるようにしましょう。

違反を防ぐ為に出来る事

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: %E5%90%8D%E7%A7%B0%E6%9C%AA%E8%A8%AD%E5%AE%9A%E3%81%AE%E3%83%87%E3%82%B6%E3%82%A4%E3%83%B3-2024-01-17T095641.957-1.png

最後は違反を防ぐ為に出来る事です。

これから先自分にできる事を実行する事で違反を防ぐ結果となります。

チェーン規制ゾーンでは装着を心がける

まずチェーン規制ゾーンでは装着を心がけること。

チェーン規制ゾーンではチェーンの装着が義務
づけられているので、必ず装着するようにしましょう。

装着を心がける事で違反を防ぐ事はもちろん。
雪道をさらに安全に走行する事にもつながります。

雪がない場所とある場所で使い分ける

また、雪がない場所とある場所で使い分けるのも最適です。

というのも、本来のチェーンの目的は雪道を
安全に走行するためのすべり止めの役割。

滑り止めと言えば冬用タイヤも同じ役目ですが、それでも走行しにくい場合はさらにチェーンを装着した状態で運転をする方法もあります。

ですがあくまでチェーンは雪道前提なので、剥き出しの路面(アスファルト等)を前提として使う事を目的としていません。

使った場合どうなるのかについては以下記事を参考に
雪道以外をタイヤチェーンで走行すると起こる4つの事と罰則の有無
この記事では、雪道以外をタイヤチェーンで走行するとどうなるのかについてまとめています。走行するとどんな事が起きるのか?罰則はあるのか。詳しく知りたい方は参考にしてみてください。

そのため、

・剥き出しの路面では冬用(スタッドレス)タイヤ。
・チェーン規制や雪道ではチェーンの装着。

と言うように使い分けて走行を心がけるようにするといいでしょう。

正しい行動をして違反になるのを防ごう

以上、チェーン規制を無視して雪道を走行する危険性と気になる罰則の有無について解説しました。

今回の記事のおさらいです。

チェーン規制を無視した運転の違反について
規制を無視した運転は『通行禁止違反』になる
道路交通法 第8条に記載がある
反則金や違反点数の有無
通行禁止違反の罰則
・5000円~9000円の反則金
・3年以下の懲役または5万円以下の罰則

違反点数2点
チェーン規制を無視した運転をする事の危険性
違反行為となり罰金や減点をされる
事故を起こせば最悪『危険運転致死傷罪』になる事も
違反を防ぐ為に出来る事
チェーン規制ゾーンでは装着を心がける
雪がない場所とある場所で使い分ける

記事でもわかるようにチェーン規制を無視した場合は『通行禁止違反』に該当します。

違反に該当すると3年以下の懲役または5万円以下の罰則や2点の減点がされることになります。

バレなければ少しくらいと思うかもしれませんが…

・違反行為となり罰金や減点をされる
・事故を起こせば最悪『危険運転致死傷罪』になる事も

2つの可能性により、最悪の場合は逮捕されるケースも考えられます。

そのためちょっとくらいと軽く考えずに、今後の安全のためにも規則を守ってを違反をしないように心がけましょう。

別記事では、他にも雪道走行で違反になる項目を解説しいているので合わせて参考にしてみてください。

【意外と知らない】冬の雪道走行で違反になる2つの行為と防ぐ為の対策
この記事では、冬の雪道走行で違反になる2つの項目についてまとめています。何をすると違反になるのか?防ぐにはどうすればいいのか。詳しく知りたい方は参考にしてみてください。
(Visited 12 times, 1 visits today)
タイトルとURLをコピーしました