【圧着端子とはんだ付け】配線を繋ぐ作業で使うならどっちが使いやすい?

配線を繋げるならはんだづけ。圧着端子があるけど。繋げるならどっちがいいの?使いやすいのは?

以上のような疑問にお答えします。

この記事では、配線を取り扱う上で知っておきたい。はんだづけと圧着端子、配線どうしを繋げるならどちらがいいのかについてご紹介します。

どちらがおすすめなのかを事前に知っておけば、知識として覚えておくことも出来ますし、実際に作業で使う場合に失敗するリスクを避けられます。

たかだか配線ごときでと思うかもしれませんが、知らないと接触不良やショートの原因にもなるのでこの機会に参考にしてみてください。

まず圧着端子・はんだ付けって何?という方は先に以下を参考にしてみましょう。

圧着端子とはんだ付けどっちがいい？

それでは早速ですが、どちらがおすすめ
なのかについて見ていきましょう。

結論はその人の使い方次第

まず結論を言うと、その人の使い方次第というのが正解です。

どちらも配線どうしを繋げる目的は同じなので、どの箇所の配線を繋げるかで使うといいでしょう。

用途によって使い分けるのもあり

例えば

というように使い分けるのもいいですね。

はんだ付けは、基本的に一度溶着すると
外すことが出来ません。

そのため、簡単に抜けたくない場所にはおすすめ出来ますが、タイミングで取り外し対場合にはおすすめ出来ません。

また、圧着端子も同様に抜けないようにする仕組みにはなっていますが、はんだ付けのようにコンセントや熱を加える必要がありません。

工具さえあれば場所を選ばず作業が出来るので、抜けない前提で圧着するならおすすめです。

それぞれのメリット・デメリット

合わせてそれぞれのメリット・デメリットについて。

メリット・デメリットも知っておくことで、
選ぶ際の目安にもできます。

はんだづけのメリット・デメリット

まずはんだ付けのメリット・デメリットについて。

はんだ付けの場合は、熱を持たせるためにコンセント(12V)が必須となりますが…

溶着が出来れば簡単に配線を繋げることができるので、かしめる工具がなくても簡単にできます。

圧着端子のメリット・デメリット

次は圧着端子のメリット・デメリット。

圧着端子はかしめ不足で接触不良になったり、専用工具が必要というデメリットはありますが…

種類によっては幅広く使い分けができるので、太線や細線が必要な場面で役立ちます。

私がおすすめする使い分け方

最後は私がおすすめする使い分け方について。

はんだづけ

はんだ付けは

特に外れたくない配線の溶着に関しては、
ギボシ端子よりもはんだ付けの方が最適です。

また、はんだで溶着することで電気を
流しやすく出来ます。

圧着端子

圧着端子もはんだ付け同様に簡単に取り外せるようには出来ませんが…

というように、どの圧着端子を選択するかで細選や太線を使う場面で使い分けることが出来ます。

配線が抜けないこと前提ならどちらも場面によって使い分けができるので、上手く活用して役立ててみましょう。

それぞれの性能を理解して作業で役立ててみよう！

以上、圧着端子とはんだ付けどちらが使いやすいのかについてご紹介しました。

今回の記事のおさらいです。

どちらもメリット・デメリットはありますが…

その時の作業場面で太さやサイズに合わせて
使い分けることが出来ます。

簡単に取り外せないという面では

どちらも同じなので、自分に合った作業で
上手く活用してみましょう。

つぎは圧着端子・ギボシ端子の違いについても見てみよう。