エンジンブレーキについて聞きたいんだけど。どんなブレーキなの?使うタイミングは?
このような悩みはありませんか?
通常エンジンブレーキと言えば、車の運転に
役立つブレーキの一種。
坂道付近でもよく「エンジンブレーキを使いましょうね。」という標識をよく見かけます。
こんなもの↑
ただ、知らない人からするとエンジンブレーキって何?どうやって使うの?
こんな疑問が生じることでしょう。
そこで今回の記事はそんな方向けに
✅どうやって使うものなのか。
順を追って詳しく解説していきます。
記事を最後まで読むことで知識を得ることはもちろん。
これから先の運転時に役立てるきっかけを作ることが出来るので参考にしてみてください。
そもそもそもエンジンブレーキって何?
それでは早速、エンジンブレーキについて見ていきましょう。
エンジンブレーキはエンジンの回転を利用した減速方法の事
エンジンブレーキは、エンジンの回転を
利用した減速方法のことです。
本来の減速と言えばブレーキを踏んで
加減によって減速をするのが一般的。
ですが、走行中にアクセルペダルから足を離すことでもエンジンの回転は落ち制動力で減速することが出来ます。
この減速をエンジンブレーキと言います。
また、ギア（シフト）を強制的に下のギアに
落とすこともエンジンブレーキとなります。
車間距離が近い時におすすめ
エンジンブレーキはペダルから足を離す事で減速となりますが、特に車間距離が近い時におすすめとなります。
例えばこんな時。
下り坂を走行中に前車が詰まって車間距離が近くなりやすい。
平坦な道であればそこまでスピードは出ませんが…
下り坂の場合どうしてもスピードが乗りやすく、車間が近くなりやすくなる事が多々あります。
「それならブレーキを多用すればいいのでは?」と思われがちですが…
フェード現象については、以下でまとめているので参考にしてみましょう。
ブレーキが効きにくい=追突の危険性がある。
そのため、ブレーキだけでなくエンジンブレーキも上手く活用することが大切となる訳です。
どうやって使うの?
そんなエンジンブレーキの使い方ですが、AT車とMT車でそれぞれ使い方が異なるので以下で順に解説していきます。
AT車でのエンジンブレーキの使い方
まずAT車のエンジンブレーキの使い方。
平坦な道で使う場合はペダルから足を
離す程度で問題ありません。
坂道で使いたい場合は、Lもしくは2ギアに入れると強めのエンジンブレーキをかけることが出来ます。
また、一部でSやBギアでも同じようなことができます。
SやBギアについて詳しくは以下記事を参考に。
MT車でのエンジンブレーキの使い方
逆にMT車でエンジンブレーキをかけたい場合は、ギアをシフトダウンするとできます。
例えば
･現状が4速なら3速というように。
街乗り程度なら大抵が4速なので、下り坂
突入後に3速に落とすといいでしょう。
このようにAT･MT車で多少の違いはありますが、流れとしては同じなので上手く活用してみるといいでしょう。
正しい使い方を理解してカーライフに役立てよう
以上、車のエンジンブレーキについて解説しました。
今回の記事のおさらいです。
車間距離が近い時におすすめ
ペダルを離すもしくはD⇒Lまたは2に入れる
【MT車でのエンジンブレーキの使い方】
ペダルを離すもしくは1つ下のギアに落とす
記事でもわかる通り、エンジンブレーキはエンジンの回転を利用した減速方法の事を言います。
ですが、走行中にアクセルペダルから足を離すことでもエンジンの回転は落ち制動力で減速することが出来ます。
また、下り坂では下のギアに落とす事でさらに
強いエンジンブレーキをかけることが出来ます。
エンジンブレーキは使い方次第で便利な減速となるので、上手く活用してこれからに役立てて見ましょう。
