【初心者から学ぶ】ガラス管ヒューズの構造・切れる仕組みや正しい使い方

ヒューズ&ヒューズ電源
この記事は約5分で読めます。

今回ご紹介するのは、【ガラス管ヒューズの構造・切れる仕組みや正しい外し方】について。

ガラス管ヒューズというのは
ヒューズに使われる種類の一つ。

主に後付けのヒューズやシガーソケット内部にあることが多く、見かける事はあってもあまり触れる機会がない事の方が多いでしょう。

ですが、ガラス管ヒューズというのも一般的なヒューズ同様に車にとって必要不可欠となるので覚えておいて損はありません。

この記事で解説している事を実践できれば、読んだその日からでもヒューズの知識が身につき、何故切れるのかを理解する事ができます。

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ガラス管ヒューズの切れる仕組みとその後の対応

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ガラス管ヒューズは数あるヒューズの一種で、自動車や家電製品(200Vまで対応)などに使われるパーツです。

外見は細長い形をしたヒューズ。一般的によく見るヒューズとは異なり、容量や大きさが違います。

基本的にはAC12からAC250Vまで対応できる製品です。

主に内部中央には可溶体。可溶体を固定する左右のはんだ。外側にはガラス管と外れないように固定する口金で留められています。

可溶体って何?

流れてきた電流をもう片側に流すための部品だね。

また、可溶体は普段は電流を流す為だけの部品ですが、
想定以上の電気が流れると代わりに切れる役目があります。

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つまり切れる仕組みとしては、

①想定以上の電気がヒューズ内部に流れる
②可溶体の電気が流れて溶ける
③可溶体が溶けて途中で電気を遮断する

③つの順を追って起きる訳です。

可溶体が溶けると当然ながら電気は遮断。

その後は電装品へと電気が伝わらなくなります。伝わらなくなることで、配線が燃えたり電装品が壊れるのを防ぎます。

俗に言うヒューズが飛ぶ。切れるといった状態ですね。

ちなみにその後の対応ですが、再利用は
できないので新しく交換する必要があります。

ただ、そのまま新しいのと交換するのではなく、原因を追究した上で交換する事が先決です。

そのまま新しいヒューズに交換=ヒューズが切れるの繰り返し。なので、もし切れた場合には原因を直した後に交換しましょう。

ガラス管ヒューズの種類

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続いてガラス管ヒューズの種類について。

今回はエーモン製の車で使える管ヒューズを参考にご紹介します。

ヒューズについては以下

・管ヒューズ
・ミニ菅ヒューズ2パターンがあります。
ガラス管ヒューズ管ヒューズ 1A
管ヒューズ 2A
管ヒューズ 3A
管ヒューズ 5A
管ヒューズ 10A
管ヒューズ 15A
管ヒューズ 20A
管ヒューズ 30A
ミニガラス管ヒューズミニ管ヒューズ 1A
ミニ管ヒューズ 2A
ミニ管ヒューズ 5A
ミニ管ヒューズ 10A

ぱっと見でわかるのはガラス管ヒューズのサイズ。

管ヒューズは比較的大きく、ミニガラス
管ヒューズはその半分の大きさです。

それ以外では数字の大きさによる違いもあるので…

・大きさが異なる
・数字による違いがある

と覚えておきましょう。

ガラス管ヒューズの使い方について

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ここからはガラス管ヒューズの
取り付けと外し方についてです。

といってもそこまで難しくはなく、ペンチなどを使ってヒューズを引っ張るだけです。

ペンチで握りすぎるとヒューズ自体が壊れる
ので適度な力で掴みつつ引き抜きましょう。

ヒューズを外すことが出来たら、用意したヒューズと差替えるだけ。差し替え方は外した手順と逆で差し込むだけです。

やり方や使い方もそこまで難しくないので、
この機会に覚えて起きましょう。

実際のガラス管ヒューズ交換の流れが知りたい方は、以下記事で詳しくまとめているので参考にしてみてください。

【簡単1分で解決】シガーソケット内部のヒューズ交換のやり方と手順
当記事では、車をカスタムする上で知っておきたい。シガーソケット内部のヒューズ交換のやり方と手順を詳しく解説します。この記事で解説している事を実践できれば、手順を知るだけでなく自分でも簡単に交換ができるようになります。また、記事の後半では交換後にやる事項についても解説しています。

ガラス管ヒューズの基本や使い方を理解して作業に役立てよう

以上、ガラス管ヒューズの構造・切れる仕組みや正しい使い方につてご紹介しました。

記事でもわかる通り、ガラス管ヒューズはほど長い形をしたヒューズ。一般的によく見るヒューズとは異なり形や大きさが違います。

主に内部中央には可溶体。可溶体を固定する左右のはんだ。外側にはガラス管と外れないように固定する口金で留められています。

可溶体は普段は電流を流す為だけの部品ですが、想定以上の電気が流れると代わりに切れる役目があります。

切れるまでの流れは

①想定以上の電気がヒューズ内部に流れる
②可溶体の電気が流れて溶ける
③可溶体が溶けて途中で電気を遮断する

可溶体が溶けると当然ながら電気は遮断。その後は電装品へと電気が伝わらなくなります。伝わらなくなることで、配線が燃えたり電装品が壊れるのを防ぎます。

俗に言うヒューズが飛ぶ。切れるといった状態ですね。

ちなみにガラス管ヒューズにはガラス管
ヒューズとミニガラス管ヒューズがあります。

ガラス管ヒューズ細長いのが特徴。1A~30Aなど大きいものまで対応。
ミニガラス管ヒューズ全体的に短いのが特徴。1A~10Aなど比較的小さい容量に対応。
・大きさが異なる
・数字による違いがある

と覚えておきましょう。

もし切れた場合に手順を知っておくことで
自分でも交換することが出来ます。

流れ(シガーソケットを例とした場合)は

先端の取り外し部分を緩める
中のガラス管ヒューズを取り外す
新しいガラス管ヒューズに替える
ヒューズを入れて逆の手順で組み付け

ガラス管ヒューズは、ブレードヒューズ・スローブローヒューズ同様に過電流から電装品を保護してくれるパーツです。

比較的値段も安く使いやすいパーツなので基本を理解して役立ててみましょう。

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