車のドアを開けた時に見える
ポッチついたのスイッチ。
ドアカーテシスイッチと呼ばれるもので、ドアの開閉に合わせてON/OFFするものです。
本来であれば連動して半ドア警告灯もつきますが、スイッチの故障で消えなくなるトラブルに見舞われます。
消えない=車検に影響することもあるので、
消えない時点で早めの対処が最適。

この記事ではそんなドアスイッチ交換のやり方を簡単にまとめてみました。
作業自体は1分程度で出来るので、今後のトラブル対策にやり方を覚えて見てください。
ドアスイッチはドアの開閉状態を検知する役割
ドアスイッチはカーテシスイッチとも呼ばれ、ドアの開閉に合わせて反応します。
・ドアを閉めるとスイッチがOFF
本来であれば検知した情報を元にECUに送られる。⇒ECUに送られる情報に応じて半ドア警告灯が点灯や消灯する仕組み。
ですが、ふとした時に半ドア警告灯が消えないトラブルに見舞われることがあります。
そのひとつにドアスイッチの故障がある。ドアスイッチは半ドア警告灯とも連動しているので、故障することで消えない状態になります。
半ドア警告灯が消えない=車検に通らない事はもちろんですが、エンジンOFFでも点灯するのでバッテリー上がりにも繋がります。

そのため、ドアスイッチが原因なら早めに交換することが最適と言えます。
実際にドアスイッチを交換しよう
ここからは実際にドアスイッチ交換の流れを確認してみよう。
スイッチを固定しているネジを緩める
初めにやることはスイッチを固定しているネジを緩める。
プラスドライバーを使い反時計回りに
回すことで緩めることができます。
スイッチを外す
ネジを外すとスイッチがフリーになるので
そのまま外側にひっぱりましょう。
スイッチを外側に引っ張ると中の配線とコネクターが見えます。
スイッチからコネクターを外す
スイッチからコネクターを外す。
外すのは白いコネクターで爪で固定
されているだけなので押しながら引っ張る。
外側に引き抜くと簡単に外すことができます。
これでコネクターとスイッチが分離する。
交換用のスイッチを準備する
交換用のスイッチを準備しましょう。

もしわからない場合は、車名(型式含む)+品番で調べると出てきます。
ドアスイッチにコネクターを差し込む
用意したスイッチにコネクターを差し込む。
向きを合わせてスイッチに差し込む事で固定ができます。

カチッと音がするまで差し込めばOK。
取り付けるスイッチの位置合わせをする
取り付けができたらスイッチの位置合わせ。
ネジとスイッチを埋め込むための穴が裏側に
あるのでうまい具合に調整しましょう。
ドアスイッチを車体側に固定して完了
あとはスイッチを車体側に固定して完了。

作業はここまでやって1分程度。特に難しいことはないので、作業通りにやれば初心者にも簡単にできます。
作業後は確認も忘れずに
最後は交換後にやっておきたい確認事項です。
エンジン始動時に消えるかどうか
エンジンOFF状態で警告灯の確認をする
まずはエンジンOFFで警告灯の確認をすること。
・閉めた状態で消灯
いずれかの仕組みになれば正常です。
エンジン始動時に消るかどうか
もう一つはエンジン始動時に消えるか
どうかも確認しておきましょう。
警告灯は確認用としても意味を成すので、本来はキーONで点灯~エンジン始動時には完全に消える仕組みが一般的。
もしこの時、ドアを閉めた状態で半ドア警告灯も消えるようなら正常。逆にエンジン始動状態でも消えない場合は異常を意味します。

消えない場合は車検にも影響するので、原因を特定して早めの対処を心がけましょう。
※消えない原因については、【半ドア警告灯が常時点灯″消えない3つの原因と解決策・防ぐ対策を解説″】でまとめているので一緒に参考にしてみてください。

スイッチ交換のやり方を覚えてこれからに役立てよう
以上、スイッチ交換のやり方をお伝えしました。
ドアスイッチは半ドア警告灯とも連動する事から、故障する事によって警告灯が消えなくなります。
消えない=車検に通らないことや放置する事でバッテリー上がりの原因になる。

いずれかのトラブルに見舞われるので、防ぐためにも早めの交換を心がけましょう。
よくある質問Q&A
Q.自分で交換できない場合はお店に依頼することもできますか?
A.はい。依頼はできますが、お店によって費用が変わるので注意しましょう。
Q.ドアカーテシスイッチ本体はどのくらいかかりますか?
A.安いものであれば1個につき500円程ですが、性能や車によって1000円以上かかる場合もあります。