走行中突然起きるパンクにも対応″一時的な運転が続けられるパンク修理キットの簡単な使い方″

タイヤ関連
タイヤ関連
この記事は約5分で読めます。

車にとってのパンク修理キットは、タイヤに異常が起きた際に応急処置として使用するもの。

症状にもよりますが

・くぎやネジが刺さった個所
・ガラスなどの破片が刺さった箇所

2つの症状で使用する事が可能です。

特に走行中に突然パンク⇒タイヤが不安定でまっすぐ走行ができない。こんな場合でも一時的に走行を続ける事ができるので、もしもの時に備えて使い方を知っておくとおすすめです。

今回の記事では、『自分でパンク修理キットが使えるようになりたい。』こんな方向けに修理のやり方や作業後にやる事項をまとめてみました。

記事を最後まで読む事で、これから先修理が必要になった時に自分で修理ができるようになるので参考にしてみてください。

この記事がおすすめな人
✅パンク修理キットを使えるようになりたい
✅修理までの手順が知りたい
スポンサーリンク

パンク修理キットはパンク箇所を補修する商品

車にとってのパンク修理キットは、名前の通りパンクを一時的に治す商品。

バーストしたタイヤは補修不可
逆にパンクなら一時的に穴を埋められる

バーストしたタイヤは補修不可

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: %E5%90%8D%E7%A7%B0%E6%9C%AA%E8%A8%AD%E5%AE%9A%E3%81%AE%E3%83%87%E3%82%B6%E3%82%A4%E3%83%B3-23-6.png

あくまでパンクに対応した商品なので、バーストのように大きな傷跡では修復できません。

たとえば画像の傷。

裂け目が大きすぎるので、仮にパンク修理をしても穴を塞ぎきれないので意味がありません。

逆にパンクなら一時的に穴を埋められる

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: %E5%90%8D%E7%A7%B0%E6%9C%AA%E8%A8%AD%E5%AE%9A%E3%81%AE%E3%83%87%E3%82%B6%E3%82%A4%E3%83%B3-22-1-18.png

その一方でパンクなら釘やガラス片など小さな穴であれば埋めることができます

ただしあくまで一時的。パンク修理をすると
一般的なタイヤのように通常の運転はできないので注意が必要。

実際にパンク修理のやり方を確認しよう

ここからは実際のパンク修理のやり方。手順は3STEPで出来るので確認してみましょう。

刺さっているものを引き抜く
バルカシールを穴に入れる
埋め込んだ後はぬけの確認

※必要なパーツについては、【外出時のタイヤパンク修理に便利″作業で役立つおすすめパーツ6選を紹介″】でまとめているので一緒に参考にしてみてください。

外出時のタイヤパンク修理に便利″作業で役立つおすすめパーツ6選を紹介″
車のパンク修理にお勧めなパーツを6つ紹介。パンク修理=新しいタイヤに変えるまでの代用となりますが、パンク修理をする事で一時的な走行を可能とします。その際に便利なパーツがあれば作業がスムーズに出来る。

刺さっているものを引き抜く

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: %E5%BC%95%E3%81%A3%E5%BC%B5%E3%82%8B.png

まず初めにペンチなどを使用してタイヤに
刺さっているくぎやネジなどを引き抜きます

ただしこの時注意したいのがパンクの度合い。

パンクと言っても限度があり小さい傷程度ならいいですが、想定以上の広がりがある場合は対処できないので気をつけましょう。

修理可能な目安
・釘やネジ
・ガラス片
・木の枝
・小石

バルカシールを穴に入れる

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: %E5%BC%95%E3%81%A3%E5%BC%B5%E3%82%8B-2.png

刺さったものを抜けたらパンク修理キットを
使い穴にバルカシールを入れていきます。

バルカシールはタイヤのパンク修理に使われる強力な外面修理剤のこと。

穴にバルカシールを入れることでパンク箇所が埋められて傷跡を塞ぎます

手順としては

⓵スクリューマーで穴を広げる
⓶ニードルにバルカシールを挟んでタイヤに埋め込む

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: %E5%BC%95%E3%81%A3%E5%BC%B5%E3%82%8B-1.png

2つあるうちの先が尖った方(スクリューマー)で先に穴を少し広げる。

穴の開け具合は状況によって変わりますが、
バルカシールで埋め込め混む程度に調整します。

その後はニードルにバルカシールを挟んでタイヤに埋め込むだけ。ニードルを埋め込むと同時にバルカシールが中で膨らむのでその過程で穴をふさぎます

埋め込んだ後はぬけの確認

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: %E5%BC%95%E3%81%A3%E5%BC%B5%E3%82%8B-3.png

埋め込んだ後はぬけの確認です。埋めた箇所に霧吹きスプレーで水を吹きかけ空気が抜けていないか確認しましょう。

この工程を確認する事でその後の空気
抜けを防ぐことができます。

たとえば霧吹きスプレーを吹いた時に気泡が立つようなら穴がふさがっていない。少しづつ空気が漏れている証拠

逆に気泡が立たなければ穴がふさがっていることが分かります。

パンク修理キット使用後に問題がなければ完了となります。

パンク修理後にやっておく事

確認まで終わる事ができれば最後に確認をしてみましょう。

・穴埋め箇所を触って確認
・走行しながらハンドルを左右にきる

2つの事を繰り返して走行に支障が
起きなければ作業は完了となります。

穴埋め箇所を触って確認

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: %E5%BC%95%E3%81%A3%E5%BC%B5%E3%82%8B-4-1.png

1つ目は穴埋め箇所を触って確認する事。

実際に触ってみて穴が広がら
ないかどうかを見る。

※この時触ってみて空気が抜けるようなら走行はおすすめできません。無視して走行するとハンドルを取られて事故になる危険性があります。

試走行しながらハンドルを左右にきる

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: %E5%90%8D%E7%A7%B0%E6%9C%AA%E8%A8%AD%E5%AE%9A%E3%81%AE%E3%83%87%E3%82%B6%E3%82%A4%E3%83%B3-78-15.png

2つ目は走行しながらハンドルを左右にきる事。

実際に走行してみて空気抜けが
ないかどうかを確認してみましょう。

穴埋め箇所を触って問題なくても走行時に衝撃で抜ける場合もあります

というのもパンク修理はあくまで一時しのぎ。穴を一時的にふさぐだけなので、衝撃が強いと元々の傷口が広がって空気が抜ける事になります。

そのため穴埋めした時の確認だけでなく実際に走行してみて状態の確認も忘れずにしましょう。

正しい知識を理解して実践に役立てよう!

以上、突然のトラブルでも対処ができる!緊急時に役立つパンク修理キットの使い方を解説しました。

今回の記事のおさらいです。

パンク修理キットについて
タイヤに異常が起きた際に応急処置として使用するもの
パンク修理キットを使う上で準備する物
パンク修理キット…パンク箇所を埋めるために使用します。
ペンチ…釘やガラスなど刺さったものを引き抜きます。
霧吹きスプレー…タイヤに吹きかけて穴の部分を見つけます。
パンク修理キットの使い方
➀ささっている物を引き抜く
②キットを使い穴に入れる
③ぬけの確認

パンク修理キットは正しい方法で使用すれば実際に起きた時に応急処置として使用できるので、自分に起きた際には是非参考にしてみてください。

よくある質問Q&A

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: %E5%90%8D%E7%A7%B0%E6%9C%AA%E8%A8%AD%E5%AE%9A%E3%81%AE%E3%83%87%E3%82%B6%E3%82%A4%E3%83%B3-67-1.png

Q.パンク修理キットで穴埋めをしたタイヤは普段使いできますか?

A.いいえ。あくまで一時補修なので早めに新しいタイヤに交換する事を心がけましょう。


Q.パンク修理したタイヤは高速を走れますか?

A.パンクの状態次第では走れます。例えば小さい穴ならOK。バーストに近いような大きさならNG。


Q.パンク修理後はどのくらい走れますか?

A.修理傷次第となります。参考として、【パンク修理後に運転継続″走れる総走行距離と高速道路を走行する際の3つの注意点を解説″】で走れる総走行距離の目安をまとめているので一緒に参考にしてみてください。

(Visited 320 times, 1 visits today)