Uターン禁止等の標識を無視して走行すると該当する違反や罰則の有無

違反
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車に乗っていると、ふと

・転回や後退などの禁止標識を無視するとどうなるんだろ
・無視して実践しても大丈夫かな

などの理由からちょっとくらいなら大丈夫でしょ。と言う事でそのまま実行しようと考えている方も少なくはないでしょう。

ですが転回や後退・横断に関しては規約があり、自分勝手な理由から実践する事で違反になってしまいます。

また危険性もあるので違反だけでなく、なぜ危険なのかについても知っておく必要があります。

当記事では

✅Uターン禁止等の標識を無視して走行する違反
✅違反時の罰則
✅危険性
✅防ぐ為に出来る事

など。順を追ってそれぞれ解説していきます。

記事を読むことで重要性に気づくことが出来るのでぜひ最後まで読んでみてください。

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Uターン禁止等の標識を無視して走行するとどうなるのか?

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『指定横断等禁止違反』に該当する

結論から言えば『指定横断等禁止違反』に該当します。

指定横断等禁止違反は、禁止された標識の
内容を実行する事で違反となる内容です。

主にUターン禁止標識を含む

・転回(逆走含む)
・横断
・後退等で実行をした人に該当します。

例)例えば一般道でUターン禁止の標識があったものの、道を間違えたために何気なくUターンをしてしまった。

この場合、Uターンする事で後続車両の妨げになるので『指定横断等禁止違反』となってしまいます。

また転回(逆走含む)などに関しても同じように違反となるので注意が必要です。

道路交通法25条の2に記載がある

車両は、道路標識等により横断、転回又は後退が禁止されている道路の部分においては、当該禁止された行為をしてはならない。
道路交通法25条の2

実際に道路交通法25条の1に記載があり、『道路標識等により横断、転回又は後退が禁止されている道路の部分においては、当該禁止された行為をしてはならない。

つまり、横断・転回・後退などの禁止標識がある場合は歩行者や他の車両の交通を妨げる事はしてはいけませんよと言う事です。

ちなみに25条の1にも同じような内容がありますが、こちらは『法定横断等禁止違反』という別の違反になるので今回は省略します。

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指定横断等禁止違反の罰則と違反点数について

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続いて気になるのは、指定横断等禁止違反
すると罰則や違反点数はどうなるのかと言う事。

指定横断等禁止違反の罰則

反則金
・6000円(普通車)
・7000円(大型車)
・3ヶ月以下の懲役または5万円以下の罰金

指定横断等禁止違反になると、
普通車で反則金が6000円取られます。

また、罰金になった場合は3ヶ月以下の懲役または5万円以下の罰金となります。

※罰金の場合は前科がつくので注意しましょう。

違反点数

違反点数は1点減点

違反点数に関しては1点の減点がされます。

1点と言う事ですぐにどうこうという訳ではありませんが…

点数の積み重ねで免停になる危険もあるので注意しましょう。

法定横断等禁止違反になる危険性

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このように条件を無視する事で『指定横断等禁止違反や。反則金は6000円。もしくは3ヶ月以下の懲役または5万円以下の罰金。違反点数は1点の減点という結果になりますが…

違反になるから気をつけよう。ということもありますが、それ以外にも運転を続ける事で取り返しのつかないことになる場合もあるので注意が必要です。

点数の積み重ねで免停になる危険性

まずは点数の積み重ねで免停になる危険性です。

違反点数自体は1点減点なので一度で
どうこうという訳ではありませんが…

点数の積み重ね。特に免許取り立ての方や残り点数が少ない方にとっては積み重ねにより点数がなくなり免停になる可能性があります。

無理なUターンが元で事故になるケースも

また無理なUターンが元で事故になるケースもあります。

指定横断等禁止違反は転回・横断・後退・Uターン禁止の標識を無視して走行などが元で違反になるものですが…

無理なUターンをする事で対向車線の車と
衝突により事故になるケースがあります。

軽いケガで済めばいいですが…状況によってはそれ以上の危険性もあるので注意しましょう。

指定横断等禁止違反にならない為に出来る事

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このように間違った行動をする事で違反になる訳ですから、防ぐためにはその時に合った事を実行すればいい訳です。

それが

・無理な転回(逆走含む)・横断・後退をしない
・運転する場合は安全を考慮して走行する

無理な転回(逆走含む)・横断・後退をしない

まず無理な転回(逆走含む)・横断・後退をしないこと。

無理な転回(逆走含む)・横断・後退をすることは、歩行者や他の車両にとっては迷惑以外の何事でもありません。

それが元で違反や罰則を取られる事にもなるので、まずは無理な転回(逆走含む)・横断・後退をしない事を心がけましょう。

運転する場合は安全を考慮して走行する

運転する場合は安全を考慮して走行すること。

また、安全を考慮して走行する事も大切となります。

無理な転回(逆走含む)・横断・後退をする事で違反になる事はもちろんですが…

それが元で後続車と接触。事故につながる危険性もあります。

そのため、違反と共に安全を考慮して走行する事も心掛けていきましょう。

違反をしないように心がけましょう

以上、Uターン禁止の標識を無視して走行すると該当する違反や罰則の有無について解説しました。

今回の記事のおさらいです。

Uターン禁止の標識を無視して走行すると
『指定横断等禁止違反』に該当する
道路交通法25条の2に記載がある
指定横断等禁止違反の罰則と違反点数について
指定横断等禁止違反の罰則
反則金
・6000円(普通車)
・7000円(大型車)
違反点数
違反点数は1点の減点
法定横断等禁止違反になる危険性
点数の積み重ねで免停になる危険性
無理なUターンが元で事故になるケースも
法定横断等禁止違反にならない為に出来る事
・無理な転回(逆走含む)・横断・後退をしない
・運転する場合は安全を考慮して走行する

記事でもわかる通り、Uターン標識など(横断、転回又は後退含む)を無視して走行する事で『指定横断等禁止違反』となります。

バレなければ少しくらいと思うかもしれませんが…

もし、自分勝手な運転事で事故が起きれば指定横断等禁止違反だけでなく他の違反にもつながる危険性があります。下手をすれば○亡事故になる事も…

そのため『たかが転回や逆走だけで』ではなく、その後の危険性も考えて

無理な転回(逆走含む)・横断・後退をしない
運転する場合は安全を考慮して走行する

を心がけてこれからに活かしていきましょう。

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