車に乗っていると、ふと
・車検切れたまま運転するとどうなるんだろ
・面倒だから無視して運転しても大丈夫かな
などの理由からちょっとくらいならバレないから大丈夫でしょ。と言う事で運転しようと考えている方も少なくはないでしょう。
ですが無車検に関しては規約があり、自分勝手な理由から運転を続ける事で違反になってしまいます。
また危険性もあるので違反だけでなく、なぜ危険なのかについても知っておく必要があります。
当記事では
✅罰則や違反点数
✅危険性
✅防ぐ為に出来る事
など。順を追ってそれぞれ解説していきます。
記事を読むことで重要性に気づくことが出来るのでぜひ最後まで読んでみてください。
無車検で車を運転した違反について
無車検の運転は『道路運送車両法違反』になる
まず結論として道路運送車両法違反となります。
条件を満たさずに道路を交通(走行)することでなる違反です。
ですが期限を過ぎると車検の効力が切れ車検切れ。つまりは無車検状態となります。
無車検状態は公道走行を許可されていないため、無視して運転する事で違反となります。
道路交通法 第58条に記載がある
自動車は、その使用者が、その使用の本拠の位置を管轄する陸運局長の行う検査を受け、自動車検査証の交付を受けたものでなければ、これを運行の用に供してはならない。
第58条より
実際に道路交通法にも記載があり、車検切れの
場合は走行しない事が書かれています。
そのため、仮に切れた状態に気づいた
場合にはそのまま走行しないようにしましょう。
罰則や違反点数の有無
道路交通法違反の罰則
まず罰則に関しては反則金ではないので、
6ヵ月以下の懲役または30万円以下の罰金となります。
反則金であれば罰金で済みますが、この場合は
実刑になるので確定すると前科がつきます。
違反点数
その際の違反点数は6点の減点となります。
バレなければ少しくらいと思うかもしれませんが…
違反である以上点数は引かれるので、
繰り返し違反すれば積み重ねで免停になる危険。
ちなみに免許取り立ての初心者なら一発で免停になる点数です。
無車検運転をする事の危険性
このように車検切れの運転は「道路交通法違反」や刑罰は6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰。違反点数は6点の減点という結果になりますが…
違反になるから気をつけよう。ということもありますが、それ以外にも運転を続ける事で取り返しのつかないことになる場合もあるので注意が必要です。
違反行為となり罰金や減点をされる
まず違反行為となり罰金や減点をされる事
先にも言ったように無保険にもかかわらず、走行した場合『道路交通法違反』に触れてしまいます。
違反となれば刑罰の場合6ヵ月以下の懲役または30万円以下の罰金になります。
刑罰にまでなれば、当然前科がつくことになるので違反をしない事が先決と言えます。
事故の時自分への補償が下りない危険性がある
また事故の時自分への補償が下りない危険性もあります。
通常自分が事故を起こして相手に怪我をさせた場合、相手方への補償は下りますが…
事故で自分が怪我をした場合、仮に人身傷害保険や搭乗者賠償保険に契約していても、重大な過失による自動車事故と判断されました場合は別問題。
基本的には補償対象外となるので自分でどうにかしないといけなくなります。
そのため無車検のまま運転をすることはおすすめと言えません。
違反を防ぐ為に出来る事
最後は違反を防ぐ為に出来る事です。
これから先自分にできる事を実行する事で違反を防ぐ結果となります。
車検切れの車には乗らない
まずは車検切れの車には乗るなというのが1つ目です。
車検切れで乗ることで違反になる訳ですから、まずは乗らなければ問題はありません。
また、無車検が元で事故を起こした時の
危険性も事前に防ぐことができます。
乗りたい場合は車検をとる
2つ目は乗りたい場合は車検をとること。
当たり前のことですが、再度車検を取って
しまえば堂々と公道を走行できます。
ただ、一度切れた場合には一時的に仮ナンバーを取得した状態で受ける必要があります。
逆に面倒な人は極力切れる前に車検を受けておくといいでしょう。
当たり前のことですが、このように自分に出来ることを実行する事で防ぐ対策となります。
正しい行動をして違反になるのを防ごう
以上、無車検で公道を走行する危険性と気になる罰則の有無について解説しました。
今回の記事のおさらいです。
道路交通法 第58条に記載がある
違反点数
事故の時自分への補償が下りない危険性がある
乗りたい場合は車検をとる
記事でもわかるように無車検状態で運転を続けた場合は『道路運送車両法違反』に該当します。
違反に該当すると6ヵ月以下の懲役または30万円以下の罰則や6点の減点がされることになります。
バレなければ少しくらいと思うかもしれませんが…
・事故の時自分への補償が下りない危険性がある
2つの可能性も考えられます。
そのためちょっとくらいと軽く考えずに、今後の安全のためにも規則を守ってを違反をしないように心がけましょう。