雪道以外をタイヤチェーンで走行すると起こる4つの事と罰則の有無

タイヤチェーン
この記事は約5分で読めます。

車に乗っていると、ふと

・剥き出しの路面をチェーンを装着したまま運転するとどうなるんだろ
・面倒だから外さないで運転しても大丈夫かな

などの理由からちょっとくらいならバレないから大丈夫でしょ。と言う事で運転しようと考えている方も少なくはないでしょう。

ですがチェーンに関しては規約はないものの、自分勝手な理由から運転を続ける事で4つの症状を起こす原因を作るきっかけを作ってしまいます。

また罰則にも関係してくるので、どうなるのか知っておく必要があります。

当記事では

✅雪道以外をチェーンで走行するとどうなるか
✅罰則について
✅ベストな脱着のタイミング

など。順を追ってそれぞれ解説していきます。

記事を読むことで重要性に気づくことが出来るのでぜひ最後まで読んでみてください。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

 雪道以外をタイヤチェーンで走行するとどうなる?

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: %E5%90%8D%E7%A7%B0%E6%9C%AA%E8%A8%AD%E5%AE%9A%E3%81%AE%E3%83%87%E3%82%B6%E3%82%A4%E3%83%B3-2023-01-31T090238.057-1.png

まずはじめに、雪道以外をタイヤチェーンで走行するとどうなるのかについて。

基本的には以下4つの症状が起こります。

道路が削れる
チェーンのたわみ
騒音
チェーンが切れる

道路が削れる

1つ目は道路が削れることです。

特にアスファルトの場合。

金属チェーンを付けたまま走行を続けると、
地面が擦れることによって削れます。

チェーンのたわみ

2つ目はチェーンのたわみです。

積雪などの雪道であれば接地面が柔らかい
のでたわむことはありませんが…

アスファルトなどの硬い地面の場合。チェーンが引っ張られる事によって、段々とほどけていきたわみが生じます。

騒音

3つ目は騒音です。

チェーンを引きずったまま走行
する事で騒音にもなります。

特に金属チェーンの場合は鎖と同じなので、
窓を閉めていても意外と大きな音となります。

チェーンが切れる

4つ目はチェーンが切れる事。

上記でも言ったように、走り続ければたわみが発生して最終的にはチェーンが切れることになります。

いくらチェーンと言えど、アスファルトなどを走行するようには作られていません。

あくまで役目は雪道を安全に走行
させるための補助パーツです。

なので、雪道以外で使った場合は最終的には
チェーンが切れると覚えておきましょう。

スポンサーリンク

雪道以外を走行した場合の罰則について

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: %E5%90%8D%E7%A7%B0%E6%9C%AA%E8%A8%AD%E5%AE%9A%E3%81%AE%E3%83%87%E3%82%B6%E3%82%A4%E3%83%B3-2023-05-03T143745.554-1.png

続いて雪道以外を走行した場合の罰則について。

特に罰則の有無はない

罰則については特に交通法で決め
られてはいません。

反則金もなければ違反点数も特にありません。

あくまで自分のタイミングで脱着
することを推奨しています。

ただし、走行に支障をきたすのでおすすめは出来ない

とはいえ、上記でも言ったように雪以外だと走行に支障をきたすので、アスファルトなどの路面ではおすすめ出来ません。

走り続ければ

・道路が削れる
・チェーンがたわむ
・チェーンが切れる

いずれかの症状が必ず起きるので、
正しく使い分けることが大切です。

どのタイミングでタイヤチェーン脱着がおすすめ?

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: %E5%90%8D%E7%A7%B0%E6%9C%AA%E8%A8%AD%E5%AE%9A%E3%81%AE%E3%83%87%E3%82%B6%E3%82%A4%E3%83%B3-2024-01-17T161556.729-1.png

このようにチェーンで剥き出し路面を装着
したからと言って罰則自体には影響しませんが…

走行を続けることで

道路が削れる
チェーンのたわみ
騒音
チェーンが切れる

等のデメリットが生じます。

そのため、ある程度のタイミングで脱着を心がける事が大切となります。

ただいきなりタイミングと言われてもどうすればいいかわからないですよね?そこで以下ではどのタイミングでタイヤチェーン脱着がおすすめなのかまとめているので参考にしてみてください。

アスファルト路面が見えた時点で外す

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: %E5%90%8D%E7%A7%B0%E6%9C%AA%E8%A8%AD%E5%AE%9A%E3%81%AE%E3%83%87%E3%82%B6%E3%82%A4%E3%83%B3-2023-01-31T085537.588-1.png

1つ目はアスファルト路面が見えた時点で外す事です。

冬だからといって必ずしもどの路面も
雪道になるとは限りません。

日が当たりやすい場所や、暖かい地域であれば雪が溶けやすくアスファルトがむき出しの路面もあります。

そんな時に、近くに停めるスペースがあれば手前からタイヤチェーンを外して対処しましょう。

雪道と凍結路面で使い分ける

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: %E5%90%8D%E7%A7%B0%E6%9C%AA%E8%A8%AD%E5%AE%9A%E3%81%AE%E3%83%87%E3%82%B6%E3%82%A4%E3%83%B3-2023-01-31T084741.747-1.png

2つ目は雪道と凍結路面で使い分ける事です。

雪道と言えど、スタッドレスタイヤを履いていれば絶対に止まらないという事はありません。

スタッドレスタイヤ=雪道専用のタイヤなので、夏タイヤと比較して止まる性能が高い。

ということで、ほとんどの雪道であればスタッドレスタイヤだけでも済みます。

逆に凍結路面ではスタッドレスタイヤでも性能が低下するので滑りやすくなります。

そんな時に役立つのがタイヤチェーンです。

スタッドレスタイヤだけでは不安でも、タイヤチェーンを巻き付けることで止まりやすくできます。

ただ、アスファルトなどの路面では外さないと走行に支障が出るのでタイミングが問題になりますよね。

そこで2つ目におすすめなのが雪道と
凍結路面で使い分ける事。

凍結路面以外でチェーンをつけないようにすれば、アスファルト路面になってから外す手間を省けます。

雪が少ない地域ではスタッドレスタイヤのみにする

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: %E5%90%8D%E7%A7%B0%E6%9C%AA%E8%A8%AD%E5%AE%9A%E3%81%AE%E3%83%87%E3%82%B6%E3%82%A4%E3%83%B3-2023-01-31T085119.288-1.png

3つ目は雪が少ない地域ではスタッドレス
タイヤのみにする事です。

例えば、

・雪国ならタイヤチェーンをつけておく
・少ない地域ではスタッドレスタイヤ一択

というように地域に合わせて使い
分けるといいでしょう。

最終的には自分の判断次第になるので、
参考として覚えておきましょう。

タイヤチェーンの外すタイミングに注意して正しく使いましょう!

以上、雪道以外をタイヤチェーンで走行すると起こる3つの事と罰則の有無をご紹介しました。

今回の記事のおさらいです。

雪道以外をタイヤチェーンで走行すると起こる4つの事
・道路が削れる
・チェーンがたわむ
・騒音が出る
・チェーンが切れる
雪道以外を走行した場合の罰則
罰則は特にない
タイヤチェーン脱着に関するおすすめのタイミング
・アスファルト路面が見えた時点で外す
・雪道と凍結路面で使い分ける
・雪が少ない地域ではスタッドレスタイヤのみにする

記事でもわかる通り、雪道以外を走る事で道路が削れたりチェーンが切れると言った症状が起きます。

特に、チェーンが切れるとタイヤに巻き込まれて事故に繋がる危険もあるので注意が必要です。

タイヤチェーンは正しく使い分ければ便利なパーツなので、ぜひ正しく使ってみてください。

次はタイヤチェーンとスタッドレスタイヤどっちがいいのかについても確認してみよう。

(Visited 151 times, 1 visits today)