ノーマル・スタッドレスタイヤの違いが知りたいんだけど。何が違うの?どうやって見分ければいいの?
以上のような疑問にお応えします。
✅2つの見分け方が知りたい
この記事では、車に乗る上で知っておきたい。ノーマル(夏)タイヤとスタッドレスタイヤの違いについて解説していきます。
どんな違いがあるのかを事前に理解できれば、知識として覚えておく事もできますし、実際に使う場合に季節で使い分ける事ができます。
また、記事の後半では2つのタイヤの見分け方も解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。
ちなみに、今回の内容は以下の順で読み進めるとおすすめです。
ノーマル・スタッドレスタイヤについて
まず初めに、ノーマル・スタッドレスタイヤがなにか分からない方のために簡単に。
ノーマルタイヤは冬以外につけるタイヤ
ノーマルタイヤはサマー(夏)タイヤとも呼ばれ、
冬以外の季節に装着するためのタイヤです。
・耐摩耗性能
・操縦性能
・安定性能など。
雪道を除いた路面を安全に走行する
ために作られたタイヤです。
スタッドレスタイヤは冬につけるタイヤ
逆に、スタッドレスタイヤは雪道でも
止まれるように作られたタイヤ。
積雪路や凍結路などを走行する
ために開発されたタイヤです。
ノーマル・スタッドレスタイヤの違い
続いてノーマル・スタッドレスタイヤの違いについて。
サイプと呼ばれる細かい溝がある
まず一つとして、サイプと呼ばれる細かい溝があるかどうかです。
スタッドレスタイヤには、夏タイヤとは違い
溝の他にさらに細かい溝があります。
画像で言えばギザギザの溝の事ですね。
通常の溝に加えて細かい溝がある事でグリップ力が高まります。
ゴムの硬質の違い
2つ目はゴムの硬質の違いです。
・スタッドレスタイヤはやわらかい性質
というようにゴムの硬質に違いがあります。
どうしてタイヤによって硬さが変るの?
季節によって安全に乗り続けるためだね。
ノーマルタイヤは一般的に春~秋に使用するタイヤ。
硬いゴムを使用する理由は、熱せられた
路面でも耐えれるようにです。
柔らかいゴムは、熱を持った路面では耐久性が低下するので滑りやすくなります。
逆にスタッドレスタイヤは冬に限定して使用するタイヤ。
柔らかいゴムを使用する事で、雪道や凍結した
道でも路面をしっかり捉えれるようになっています。
2つのタイヤの見分け方
最後は2つのタイヤの見分け方について。
STUDLESS表記の有無
まず手っ取り早く見分けたい場合は、【STUDLESS表記】の有無を確認する事です。
スタッドレスタイヤには、必ずSTUDLESS
表記の有無が記載されています。
そのため
・表記アリはスタッドレスタイヤ
というように見分ける事ができます。
溝の深さ
2つ目は溝の深さです。
・スタッドレスタイヤは10mm前後
というように、ノーマルタイヤとスタッド
レスタイヤでは溝の深さが違います。
溝が深い=グリップ力を高めて滑りにくくする。
また、サイプと呼ばれるギザギザの溝がある事で
冬季に降雪や凍結路でもスリップしにくい作りになっています。
このように、いくつかある中でも2つの見分け方は特にわかりやすいので、もし簡単に見分けてみたい方は参考にしてみましょう。
ノーマル・スタッドレスタイヤの違いと見分け方を理解して正しく使い分けよう!
以上、ノーマル・スタッドレスタイヤの違いと見分け方を解説しました。
今回の記事のおさらいです。
スタッドレスタイヤは冬につけるタイヤ
ゴムの硬質の違い
溝の深さ
記事でもわかる通り、溝の違いやゴムの硬さがあります。
溝が深いことでグリップ力が向上。硬さによって季節で使い分けができる。
というように、ノーマル・スタッドレスタイヤの違いと見分け方を理解して正しく使い分けましょう。
次は夏タイヤで雪道を走行する危険性も確認してみよう。