今回お伝えするのはトグルスイッチの
配線のつなぎ方です。
トグルスイッチは一般的にスイッチの
切り替えによって電装品を作動できるパーツ。
本来であれば自分のタイミングで点灯や消灯はできませんが…
トグルスイッチを活用する事で任意での切り替えができます。
ただ、トグルスイッチと一括りに言っても
・ONーONタイプ
2パターンがあるので活用する場合は事前に使い方を知っておく必要があります。
この記事では、『2種類のトグルスイッチ配線のつなぎ方が知りたい。』こんな方向けに順を追ってお伝えしていきます。
トグルスイッチONーOFFのつなぎ方
まずはトグルスイッチONーOFF
タイプのつなぎ方について。
流れは以下の通り。
・平型端子を配線にかしめる
・スイッチに合わせて配線を繋げる
・繋げたスイッチの確認
スイッチ用の配線を2つ作る
まず初めにトグルスイッチ用の配線を
作る事から始めましょう。
使うものは
スイッチに合わせて平型端子や
配線を準備しましょう。
必要なものはプラス配線が2本。平型端子×2。
平型端子を配線にかしめる
準備が出来たら平型端子を配線にかしめていきましょう。
配線の被覆を剥いた状態で平型端子を
セットしてかしめるだけ。
実際の詳しいかしめのやり方については以下記事でまとめているので参考にしてみてください。
スイッチに合わせて配線を繋げる
かしめた平型端子をトグルスイッチに
つないでいきましょう。
トグルスイッチ2極の場合はどちらもプラスになっていて、片方が電源のプラス。もう一方が電装品のプラスとなります。
プラス自体はどちらにつなげても同じなので、
実際につなげる場合には好きな方でつなげましょう。
繋げたスイッチ(ON-OFF)の確認
あとは繋げたスイッチの確認となります。
・②の方向に倒すとON
①はOFFになるので接点が遮断されるので電気が流れません。
逆に②になると接点同士が繋がるのでONとなります。
トグルスイッチONーONのつなぎ方
トグルスイッチONーON
タイプのつなぎ方について。
流れは以下の通り。
・平型端子を配線にかしめる
・スイッチに合わせて配線を繋げる
・繋げたスイッチの確認
スイッチ用の配線を3つ作る
トグルスイッチ用の配線を
作る事から始めましょう。
使うものは
トグルスイッチに合わせて平型端子や
配線を準備しましょう。
必要なものはプラス配線が3本。平型端子×3。
平型端子を配線にかしめる
準備が出来たら平型端子を配線にかしめていきましょう。
配線の被覆を剥いた状態で平型端子を
セットしてかしめるだけ。
実際の詳しいかしめのやり方については以下記事でまとめているので参考にしてみてください。
スイッチに合わせて配線を繋げる
かしめた平型端子をトグルスイッチに
つないでいきましょう。
トグルスイッチ3極の場合は両端が電装品のプラスになっていて、真ん中が電源のプラスとなります。
電装品のプラス自体はどちらにつなげても同じですが…
電源だけ真ん中なので注意しましょう。
繋げたスイッチ(ON-ON)の確認
あとは繋げたスイッチの確認となります。
・②の方向に倒すとOFF
・③の方向に倒すとON(電装品2)
①はONになるので接点同士が繋がり電装品1を作動させます。
逆に②になると接点同士が遮断されてOFFとなります。
③も同じく接点同士が繋がるのでONになりますが…
この時、接点が切り替わる事で
電装品1の方は消灯状態となります。
つまりはタイミングによって電装品をそれぞれ切り替えて使い分けることができるわけですね。
このようにONーOFF・ONーONによって作動方法が異なるので、作業に応じて使い分けるといいでしょう。
ONーOFF・ONーONのやり方を理解して作業に役立てよう
以上、トグルスイッチの配線のつなぎ
方をお伝えしました。
トグルスイッチ配線のつなぎ方の流れ
今回のやり方を覚えることで、作業に合わせて使い分けることができるので参考にしてみてください。
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