今回ご紹介するのは、パーキングブレーキ解除のやり方。
こんなやつ↓

パーキングブレーキにはレバー式と足踏み式の2種類があり、駐車中に
車が動かないようにする役割がある。
そのため、車を運転する場合は初めにパーキングブレーキを解除してから運転する必要があります。

この記事では、そんなパーキングブレーキについて解除のやり方をまとめてみました。
✅パーキングブレーキ(足踏み式)解除のやり方
※パーキングブレーキについて詳しく知りたい方は、【パーキングブレーキの役割や種類(4つ)″便利な活用法を解説″】でまとめているので参考にしてみてください。
パーキングブレーキ(レバー式)解除のやり方
それでは早速手順を見ていきますが、まずは
パーキングブレーキ(レバー式)解除のやり方から。
ちなみにパーキングブレーキ(レバー式)は、サイドブレーキとも呼ぶことがあるから好きな呼び方で。
流れは
パーキングブレーキ先端のボタンを押し込む
ボタンを押し込んだ状態でレバーを下げる
パーキングブレーキをかけたい場合は逆の手順で
安全のためにブレーキを踏む

最初はブレーキを踏むことから始めましょう。
パーキングブレーキ先端のボタンを押し込む

ブレーキを踏んだ状態でパーキングブレーキ先端のボタンを押し込みましょう。
正式名称はレリーズボタン。
ボタンはパーキングブレーキを上に押し上げる感覚で一緒にボタンを押すと押し込みやすいです。
ボタンを押し込んだ状態でレバーを下げる

ボタンを押し込んだ状態でパーキング
ブレーキのレバーを下げていきます。
レバーを一番下まで下げられれば
解除出来た証拠となります。
パーキングブレーキをかけたい場合は逆の手順で

逆にパーキングブレーキをかけたい場合は逆の手順でやるだけです。
手順としてはパーキングブレーキを手で握ったまま上にあげるだけ。
この時、ボタンを押し込む必要はありません。ボタンはあくまで解除する時に使うだけです。

ちなみにパーキングブレーキの上げ幅をノッチと表記しますが、だいたい4〜6程度上げられれば大丈夫です。
パーキングブレーキ(足踏み式)解除のやり方
続いてパーキングブレーキ(足踏み式)解除のやり方について。
足踏み式の場合は、名前の通り足元についたりサイドブレーキです。
流れは
パーキングブレーキを踏み込んで解除する
パーキングブレーキをかけたい場合は踏み込む
安全のためにブレーキを踏む

最初はブレーキを踏むことから始めましょう。
時に車が動くのを防ぐため。
パーキングブレーキを踏み込んで解除する

ブレーキを踏み込みつつ、パーキング
ブレーキを踏み込んでいきましょう。
パーキングブレーキは一番奥まで踏み込んで
から足を離せば解除となります。

もし解除になったかわからない場合は、真横から目視で確認してみましょう。

真横から見たときに、
・解除されていればブレーキより上
それぞれの位置になります。
パーキングブレーキをかけたい場合は踏み込む

逆にパーキングブレーキをかけたい
場合は奥まで踏み込むだけです。
奥まで踏み込んで足を離せばロックされます。
以上がサイドブレーキ(レバー式)、パーキングブレーキ(足踏み式)の解除のやり方になります。
お疲れ様でした。
作業の流れとしては1〜2分ほどで完了となります。
やり方自体も簡単なので、これから先車を運転する方は参考にしてみましょう。
記事のまとめ
AT/MT車のパーキングブレーキ(レバー式・足踏み式)解除のやり方をご紹介しました。
今回の記事のおさらいです。
安全のためにブレーキを踏む
サイドブレーキ先端のボタンを押し込む
ボタンを押し込んだ状態でレバーを下げる
サイドブレーキをかけたい場合は逆の手順で
【足踏み式】
安全のためにブレーキを踏む
パーキングブレーキを踏み込んで解除する
パーキングブレーキをかけたい場合は踏み込む
記事でもわかる通り、レバー式はボタンを押したまま下に下げる。足踏み式は足で踏み込んで解除するというように、それぞれにあった方法を実践することで解除ができます。
やり方自体も簡単で一度覚えてしまえば他の車でも活用できるので、もしこれから先車を運転する機会がある方は参考にしてみてください。
よくある質問Q&A

Q.パーキングブレーキを引いたまま走行するとどうなりますか?
A.いつも以上に加速が鈍いことはもちろんですが、長時間引いたままだとフェード現象やベーパロック現象の原因になります。※詳しくは【車のフェード現象・ベーパロック現象の違いとそれぞれ防ぐ対策】でまとめているので参考にしてみてください。
Q.パーキングブレーキには足踏み式やレバー式以外にもありますか?
A.はい、電動式のパーキングブレーキがあります。従来のタイプとは違い、手元のスイッチでON/OFFができます。