パーキングランプ(駐車灯)をつけっぱなし”バッテリー上がりになる時間とトラブル時の解決策”

パーキングランプ
パーキングランプ灯火類
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エンジンをかけなくてもライト類を強制的に点灯できるパーキングランプ(駐車灯)。

緊急時には前後でライト類が点く事で周囲に存在を知らせる事ができますが、少なからずバッテリーにも影響を与えるので事前に知っておくとバッテリー上がりを防げます。

特に、『緊急時で使う予定だけど、バッテリー上がりまではどうにか防ぎたい。』こんな方はこれから紹介する内容を参考にしてみてください。

この記事がおすすめな人
✅何時間でバッテリー上がりになるか知りたい。
✅バッテリー上がりになった時の対処方法。
✅バッテリー上がりを防ぐためにできること。

今回の記事以外にもパーキングランプについて知識をつけたい。こんな方は、【パーキングランプ(駐車灯)の知識”よくある悩みや解決策まとめ”】でまとめている内容を一緒に参考にしてみてください

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駐車灯はエンジンOFFでも点くので便利だが…

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先にも言ったように、駐車灯はエンジンOFFでもライト類を点灯できるもの。

手元のスイッチを操作(ON)することで

・ポジションランプ
・テールランプ

といったライト類を前後で強制的につけることが出来ます。結果として存在を知らせることが出来るので、緊急時でも合図となります。

(例)例えばこんな時。
・電気は来ているがエンジンがかからない
・ハザードランプが使えない
・停車する必要があるがエンジンはかけられない

仮にハザードランプやエンジンがかかっていない状態でも、パーキングランプでライト類が点ことで

・車が止まっているから避けよう
・緊急事態だったら助けに行こう

と言ったような行動ができます。

ただしパーキングランプで反応するライト類も電気を少なからず消費するので、バッテリー上がりには注意しておく必要があります。

ライト類をつけっぱなしにするとバッテリーが上がるリスクが高い

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どのくらいでバッテリーが上がってしまうのか?ここからは正常な状態・悪いそれぞれの状態で上がる時間をお伝えします。

・バッテリーが良好の状態
・バッテリーが悪い状態

バッテリーが良好の状態では10時間程度

ヘッドライトやポジションランプ。ルームランプなど様々ありますが…パーキングランプで反応するバルブについては10時間程度で上がります

もちろん消費がいちばん大きいヘッドライトに比べれば長持ちするのでマシですが、ポジションランプやテールランプなども少なからず電気を消費するので負荷がかからないことはありません。

そのため、目安として良好な状態では10時間と覚えておきましょう。

バッテリーが悪い状態では半分以下

逆にバッテリーが悪い状態では半分以下。

・何年も同じバッテリーを使い続けている
・電装品が多くて消費が激しいなど。

バッテリーが悪い状態の場合は上がる時間も早まります。特に多いのが同じバッテリーを長い期間使っている方。

バッテリーは

・少なくても3年
・長い場合は5年

ほどで交換が必要になります。頻度が多い方なら3年程度。たまに乗る程度でも5年が目安。

しかしそれでも使い続けると距離を追うごとに劣化してバッテリーの機能が衰えていきます。その結果、バッテリーが不可に耐えられずにバッテリー上がりを起こすという訳です。

目安として3〜5時間程度でバッテリーが上がりを起こします。

まとめると

・バッテリーが良好の状態10時間
・バッテリーが悪い状態3〜5時間

もしバッテリー上がりを起こしたらどうする?

もしバッテリー上がりを起こしたらどうすればいいの?

そんな時はバッテリーを充電したり、無理そうならレッカーして(運んで)貰うのが効率的だね。

・バッテリーを充電
・レッカー(牽引)してもらう

バッテリーの充電を試みる

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1つ目はバッテリーの充電を試みる事。

・ブースターケーブル
・ジャンプスターター

いずれかの方法で実践します。

ブースターケーブルは車が2台ないと出来ない方法(バッテリーが2つ必要なため)。救助側のバッテリーから電気を分けてもらうやり方ですね。

ただしこの方法は自分一人だと出来ないのであまり意味がありません。

やり方については【車のブースターケーブルの正しいつなぎ(使い)方と2つの注意点】でまとめているので参考に。

もうひとつのジャンプスターター。こちらはスターターに貯まった電気をバッテリーに分けるやり方ですね。

手順としてはプラスとマイナスに繋ぐだけ
なので初心者でも簡単にできます。

レッカー(牽引)してもらう

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もし充電手段を持っていない。ブースターケーブルや充電器を所持していない場合にはレッカー(牽引)してもらうのが最適

下手に待っていても時間だけがすぎるだけなので、自分に合った方法で依頼しましょう。

おすすめとしては

・保険のローサービスや
・JAFロードサービス

どちらも選択肢ではおすすめですが、使用制限や会員でないと費用が高いなど。メリットと共にデメリットもあるので使う場合には注意が必要です。

詳しくは【自動車保険・JAFロードサービス選ぶならどっち?”メリット・デメリットと共に比較”】でまとめているので参考にしてみてください。

自動車保険・JAFロードサービス選ぶならどっち?”メリット・デメリットと共に比較”
当記事では、自動車保険・JAFロードサービスの違いを詳しく解説します。この記事で解説している内容を理解できれば、問題解決につながるだけでなく今後の契約の有無についても決めるきっかけを作る事ができます。

バッテリー上がりを起こさないために

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最後はバッテリー上がりを起こさないための対策について。もしこれから使う場合に防ぎたい方は参考にしてみてください。

・パーキングランプは長時間使い過ぎない
・バッテリーはできるだけ新しいものを
・長時間使う場合は専用の充電器を積む

パーキングランプは長時間使い過ぎない

まずパーキングランプを長時間使わない事で対策となります。10時間〜半分程度でバッテリー上がりになるわけなので…

時間を調整すればその分消費も抑えられるのでバッテリー上がりになるのを防げます

バッテリーはできるだけ新しいものを

また、その際にバッテリーはできるだけ新しいものに変えておくのもおすすめ。結局はバッテリーの状態次第で上がる時間も早まるので、極力新品に変えておく事で対策ができます。

おすすめは安いだけのバッテリーではなく安いが性能のいいもの。もしくはカオスやボッシュなどの有名メーカーのものに変えておくと安心です。

長時間使う場合は専用の充電器を積む

あとは長時間使うことを見越して専用の充電器を積んでおく。

中でもスマホサイズのジャンプスターターなら収納時に邪魔にならないので、いざと言う時に備えて積んでおくと役立ちます。

ジャンプスターター=コンセントに差し込む必要がないので外出中でも使用ができる。

バッテリー上がりに気をつけてパーキングランプを正しく使いましょう

以上、パーキングランプの使用でバッテリーが上がる時間についてお伝えしました。

記事でもわかる通り、バッテリーの状態次第で時間が早まる事がわかります。理由は簡単で、エンジンがかかっている時に比べてバッテリー消費だけになるため。

エンジン始動中⇒オルタネーター+バッテリーで動くので負荷はそこまでかからない。

エンジン停止中⇒バッテリーの電気がが消費するだけなのでバッテリー上がりの原因になる。

その結果として

・正常なら10時間程度
・悪い状態だとその半分

もしバッテリー上がりを起こした場合には

・バッテリーを充電
・レッカー(牽引)してもらう

いずれかで対処ができます。

パーキングランプ自体エンジンOFFで極力使わないのが一番ですが…どうしても使わなければいけないという場合には、10時間〜その半分程度で上がることを視野に入れて使うようにしましょう。

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