
ポジションランプの違反について知識を深めようと思ったけど、調べるだけでも時間かかって正直面倒なんだよね。どうにか時間短縮して調べる方法ないかな。
このような悩みはありませんか?
特に『これからポジションランプの違反について知識をつけて詳しくなるぞ』と意気込んだものの、調べるだけで時間が掛かりせっかくの休みも無駄な時間を消費してしまうと頭を悩ませることって多いですよね。
私も調べ物をするときに、『見つけるまでに時間が掛かりすぎて○○までを把握しておきたいのに全然時間が足らない。』
まとめサイトみたいのがあれば時間短縮して色々知識をつけられるのに…と思ったこともあります。

そこでおすすめなのが今回の記事。ポジションランプの違反について5つまとめているので参考にしてみてください。
※今回の記事以外にも知識をつけたい。こんな方向けに以下違反項目をまとめているので参考にしてみてください。
・ウインカー(方向指示器)が元で違反になる5つの項目 ≫
・テール(尾灯)/ストップランプが元で違反になる項目5選 ≫
・バックランプが元で違反対象になる5つの項目 ≫
・フォグランプが元で違反切符を切られる4つの項目 ≫
・ナンバー(番号)灯が元で違反に該当する4つの項目 ≫
ポジションランプはただついていればいいという訳ではない
ポジションランプは車の車体両側に設置されたバルブ。別名で【スモールランプ】や【車幅灯】と呼ばれることもあります。
本来は対向車や歩行者に対して自分の車の位置や幅を知らせること。もちろんヘッドライトを点灯させれば同じことができますが、ヘッドライトはあくまで夜道を照らして夜間走行を安全にすることが目的。

夕方になって薄暗くはなったけど、ヘッドライトを点灯するまでもないな。
こんな場合に役立つのがポジションランプです。ポジションランプを点灯させる事で、対向車や歩行者に対して自分の車の位置や幅を知らせることができます。
周囲に認識させる=事故を未然に防ぐ対策にもなる。

このようにポジションランプには点灯させる意味がある訳で、それを無視した行動をすることで違反へとつながります。
ポジションランプで違反につながる項目5選
ここからはポジションランプが元で違反になる項目をまとめてみました。
ポジションランプを点灯しない

ポジションランプがなくても夜間走行できるんだけど。この場合でも点灯しないといけないのかな。
このような疑問はありませんか?
特にこれからもしくは過去にやった事がある方。ポジションランプのイメージはヘッドライトを点灯するまでの代わりのようなので、正直『なくても問題ないのでは?』と疑問に感じる方もいますよね。
結論から言えば、夜間のポジションランプ無しの走行はおすすめしません。理由は夜間の点灯が義務化であり違反になる為。
たとえば
・ヘッドライトのみを点灯
いずれかの場合で走行を続ける。こういった場合に違反となります。
中には

バレなきゃ大丈夫でしょ。
という方もいますが、検問や○○交通安全週間などふとした時に止められる危険性があるので早めに直す事が最適と言えます。
※違反については、【夜間のポジションランプ不点灯は違反”ヘッドライトだけは無灯火違反”】でまとめているので参考にしてみてください。

夜間にポジションランプだけの点灯

ヘッドライトがなくてもポジションランプだけで夜間走行できるんだけど。この場合でも点灯しないといけないのかな。
このような悩みはありませんか?
特にこれからもしくは過去にやった事がある方。ヘッドライトのイメージは夜間走行時なので、正直『明るい場合の点灯ってどうなの?』と疑問に感じる方もいますよね。
例えば夜間ではあるものの、ヘッドライトがなくても正直見える範囲。一見すれば『見えるなら別にいいんじゃ?』と思われますが…
夜間にはポジションランプだけでなく、ヘッドライトの点灯も義務なので点けないという訳にはいきません。また、ヘッドライトをつけないことで周囲から認識されにくいので事故を誘発する危険もあります。
そのため、夜間にポジションランプだけの点灯では違反になります。
※違反については、【夜間にポジションランプだけ(ヘッドライト無点灯)で走行すると違反】でまとめているので参考にしてみてください。

バルブの球切れで走行を続ける
点灯しないのとは逆に切れた状態でも
違反の対象になります。
・バルブ切れで両方つかない

片方でも点いてるなら別に良くない?

点灯しないよりはマシだけど、それでも明るさは半減するからもしもの時に危険なんだよね。
特に街灯もない薄暗い道の場合。片方はくっきり見えるのに対して、もう片方はうっすらとしか見えない。
見える方は問題ないですが、見えにくい方の場合うっすらとしか見えない事で対向車の接近に気づくのが遅れて事故の原因を作ることにもなりかねません。
そのため、危険を知らせる名目として違反行為となります。
※違反については、【【ポジションランプ(車幅灯)の片目切れはダメ】無視して走行すると違反】でまとめているので参考にしてみてください。

ポジションランプの色

ポジションランプの交換を検討中なんだけど、色ってどんなのがいいんだろ。赤や青みたいな目立つ色にしても違反にはならないのかな。
このような悩みはありませんか?
特にこれからバルブの色を変更しようと考えている方。『人と被らない色にしたいから赤や青にしてみようかな』と目立つ色に交換しようと考えている方もいるのではないでしょうか。
結論から先に言えば、【赤や青】などの適さない
色にすると違反になるのでおすすめしません。
ポジションバルブ=ついていればとりあえず大丈夫と思う方もいますが…保安基準に『白色(条件付きなら淡黄色も含まれる)にすること。』と記載があるので、それ以外にすると基本は車検に通らない為違反になります。
違反=反則金や違反点数の対象に。
※違反については、【ポジションランプの不適切な色は違反!ピンクや青等は車検にも影響が】でまとめているので参考にしてみてください。

爆光過ぎるポジションランプ

ポジションランプの交換を考えているんだけど。出来れば明るい(爆光)ものにしたいな。でも違反問題とかどうなんだろう。
このような悩みはありませんか?
特にこれからバルブの交換を検討中の方。現在のバルブが暗いことから、明るさを求めて爆光のものに交換をしてみたいと思う方も少なくないでしょう。
ですが、結論を先に言えば爆光仕様のバルブは基本車検に通らないので注意が必要です。また、車検に通らないことで道路交通法にも違反することになります。
理由は道路運送車両の保安基準に記載があるため。保安基準は車検に通すための条件なので、条件を無視することで違反となります。
※違反については、【明る過ぎるポジションランプ”目を覆いたくなる爆光仕様のバルブは違反”】でまとめているので参考にしてみてください。

違反になる事のリスク
このように間違った使用で違反となりますが、『違反になったら仕方がない。』という考えでいると違反をした時のリスクが高いので注意が必要です。
点数の減点で免停になる
反則金支払い忘れで逮捕になる
1つ目は反則金の支払いを無視した事で逮捕される危険性です。
主に反則金の支払いをしなかった人の場合ですね。
よく
・無視していれば支払いの書類が来なくなる
こう考える方が中にはいる事でしょう。
ですが払わなくても大丈夫なんてことはもちろんなく、通知書を無視し続けた場合逮捕されるケースとなります。
流れとしては
裁判の手続きになると警察署への出頭が命じられ、その後に検察に書類送検されて起訴・不起訴の判断が下されるという結末になります。
※詳しくは【交通違反の反則金”面倒で支払い放置は最悪逮捕や罰金の危険も?”】でまとめているので参考にしてみてください。
点数の減点で免停になる
2つ目は免停になるリスクです。
通常であれば減点は1~2点程度なのでそこまで支障はありませんが…点数の持ち点が残り1点だった場合。1点からの減点になるため持ち点が0になります。
今回は免停がメインなため初心者講習に関しては省きます。免停は○○日まで車に乗れませんと言うもので点数によって日数が増えます。
この間は車を運転することが出来ないので、車を仕事として使っている場合は支障が出ることは間違いありません。
※免停については、【免停(免許停止)になるのはいつ?”運転できなくなるタイミングや終わる期間を解説”】で詳しくまとめているので一緒に参考にしてみてください。
違反にならない為には正しい行動を
以上、ポジションランプが元で違反対象になる5つの項目についてご紹介しました。
今回の記事のおさらいです。
記事でもわかる通り、ポジションランプが元で
違反になる項目は上記5つがあります。
項目を見ていると「たかだかそんなことで?」と思う方もいるかもしれませんが…道路交通法で決められている以上は違反になってしまうので、運転をする以上は違反の対象にならないように心がけをしましょう。