【作業は1分で完了】ラジエーターファンのヒューズ交換″DIY(自分)で出来る簡単なやり方を紹介″

作業一覧
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車にとっての電動(ラジエーター)ファンは、
水温上昇が起きた時に温度を下げる補助の効果を持つパーツ。

本来であれば一定以上水温が上がるとファンが回って冷却する仕組みですが…

なぜかファンが回らない。こんな場合には、
ヒューズが切れている事が原因の可能性が高い。

もしヒューズが原因ならヒューズを新しいものと交換する事で解決ができる。

この記事では、そんなファンモーター用のヒューズ交換の流れをまとめてみました。

この記事はこんな人におすすめ
✅ヒューズ交換のやり方が知りたい
✅交換の流れを知識として覚えておきたい
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電動ファンが回らない場合はヒューズ切れの可能性がある

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電動ファン本来の役割は、水温が一定以上
あがった時に作動して温度を下げる効果を持つ。

水温上昇⇒ラジエーターファンを回してラジエーターに風を送って冷やす。

本来はタイミングに応じて作動する流れですが、トラブルが起こるとファン自体が回らなくなる場合があります。

その理由は様々で、関連するパーツが壊れる。もしくは途中で電気が流れなくなるなど。

そのうち可能性が高いのがファン
モーター用のヒューズ。

ヒューズ自体は、想定以上の電気が流れた際に
電装品(ここではファンモーター)を守って代わりに切れる役割。

つまり寿命で関連パーツが壊れるのとは違い、
ヒューズの場合は急に切れる可能性もある

ヒューズが原因なら新しいものに変えると対処が可能。以下では実際にファンモーター用のヒューズ交換の流れをお伝えします。

※もしほかの原因も詳しく知りたい方は、【電動ファンが回る条件と回らない4つの原因・対処法・防ぐ対策を解説!】でまとめているので一緒に参考にしてみてください。

電動ファンが回る条件と回らない4つの原因・対処法・防ぐ対策を解説!
車の電動ファンが回る条件と回らない場合の原因4つや対処方法を解説。後半では防ぐ対策もまとめています。

実際にファンモーター用のヒューズを交換してみよう

ここからは実際にヒューズ交換の
やり方をお伝えします。

作業難易度★☆☆☆☆
作業時間の目安1分程度
必要なもの・プライヤー(純正のクリップでも可)
・ヒューズ(作業する車によってA数や必要数が変わる)
かかる費用目安プライヤー¥700~
ヒューズ¥200~

ヒューズのカバーを外す

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まず初めにヒューズのカバーを外しましょう。

カバーは矢印2か所の爪。それぞれを押し込みながら上にあげるだけ。

ファンヒューズの位置を確認

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カバーが外れたらファンモーターヒューズの位置確認。

今回交換するヒューズは矢印の位置。黄色の20Aを交換します。

・上がメイン用
・下がサブ用

プライヤーを用意する

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ヒューズを取り外す用にプライヤーを用意。

ヒューズは純正クリップでも外せますが、プライヤーを使うことで効率よく簡単に取り外しできます。

プライヤーでヒューズを掴む

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プライヤーを使ってヒューズを掴む。

・グリップを握ると掴む
・離すと緩める方向

ヒューズを引き抜く

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ヒューズを引き抜く。ヒューズを掴んだ状態で外側に引っ張ると簡単に抜けます。

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メイン(上)が外せたらサブ(下)も一緒に。

両方変える理由は後から交換する手間を省くため。実際は片側だけでも問題はありませんが、一緒に変えておくことで長く使えます。

交換用のヒューズを準備する

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交換後のヒューズを準備する。

交換するヒューズは車や車種によって
変わりますが、今回は20Aの物を使います。

今回使うヒューズの条件
・ミニ平型ヒューズ
・20A
・メインとサブ用で2つ

もし自分の車のヒューズの種類がわからない方はセット物でそろえるのもおすすめです。

新しいヒューズに差し替える

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新しいヒューズに差し替える。

取り外した時とは逆の手順で差し込んでいきましょう。

メインとサブのヒューズを画像のように差し込むだけ。この時、差し込みが緩いと振動で外れるので奥までしっかりはめ込みましょう。

カバーを戻して完了

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あとは爪に合わせてカバーをはめ込むだけ。

合わせる位置はどちらからでもいいですが、
外れないようにはめ込む事を忘れずに。

お疲れ様でした。作業自体はここまでスムーズに終われば1分程度。

特に難しいことはないので手順通りに
やれば簡単に終わる事ができます。

交換後にやっておくこと

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最後は交換後にやっておくこと。

交換後には以下2つの事項を実践してみましょう。

水温上昇後のファンの作動状態を確認する
エアコン(冷房)をつけてファンの作動状態を確認する

水温上昇後のファンの作動状態を確認する

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まずやることは水温上昇後のファンの作動状態を確認する。

特に夏場やアイドリング時は水温が上がりやすく、本来なら温度が下がらずにオーバーヒートの原因を作ります。

ですが一定以上温度が上がった際に、ファンを回す事で上昇を防いで水温を一定に保つ効果を持つ。

つまり、温度上昇⇒ファンを回す⇒水温が下がる仕組み。温度が上がった際にファンが回ればOKです。

エアコン(冷房)をつけてファンの作動状態を確認する

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もう一つはエアコン(冷房)をつけて
ファンの作動状態を確認する。

温度上昇以外にもエアコン(冷房)を
つけた際にファンが回れば問題ありません。

まとめると

・水温上昇でファンが回る
・冷房をつけてファンが回る

2つを確認して問題がなければ完了となります。

交換のやり方を理解して作業に役立てよう

以上、ファンモーター用のヒューズ交換のやり方をお伝えしました。

この記事のおさらい。

ファンモーターのヒューズはファンを作動させる上で必要不可欠。ヒューズが切れる事でファンが回らない原因を作ります。

ファンが回らない=オーバーヒートになりかねないので、もしヒューズが原因の場合には早めの交換を心がけましょう。

なおヒューズを交換しても治らない場合は他の原因が関係している可能性が高いので、別の原因を理解した上で正しい対処を忘れずに。

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