踏切手前で【一時停止】をしない状態で通過すると該当する違反や罰則

違反(免許関連)
この記事は約5分で読めます。

車に乗っていると、ふと

・踏切で一時停止しないで通過をするとどうなるんだろ
・実際に通過しても大丈夫かな

などの理由からちょっとくらいなら大丈夫でしょ。と言う事で同じように運転をしてみようと考える方も中にはいるのではないでしょうか。

ですがこのような運転に関しては規約があり、自分勝手な理由から実行すると違反になってしまいます。

また危険性もあるので違反だけでなく、なぜ危険なのかについても知っておく必要があります。

当記事では

✅踏切で一時停止せずに通過するとなる違反
✅違反時の罰則
✅危険性
✅防ぐ為に出来る事

など。順を追ってそれぞれ解説していきます。

記事を読むことで重要性に気づくことが出来るのでぜひ最後まで読んでみてください。

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踏切で一時停止せずに通過するとなる違反

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『踏切不停止等違反』になる

結論から言えば『踏切不停止等違反』に該当します。

踏切不停止等違反は、踏切で一時停止をしない状態で通行した場合に違反となる内容です。

例えばこんな時。

①走行中目の前に踏切があったが、止まらずにそのまま通過した。

② 走行中目の前に踏切があったが、軽くブレーキをかけた後に完全に止まる前に通過した。

どちらも遮断機は降りてない。警報機も鳴っていないので渡れないことは無いですが…

一時停止をしていないので違反と見なされます。

道路交通法33条に記載がある

車両等は、踏切を通過しようとするときは、踏切の直前(道路標識等による停止線が設けられているときは、その停止線の直前。 以下この項において同じ。) で停止し、かつ、安全であることを確認した後でなければ進行してはならない。
道路交通法33条1項より

実際に道路交通法33条にも記載があります。

内容としては『踏切を通過する際に、停止線がある場合は一時停止をしましょうね』という事が書かれています。

そのため、条件に当てはまった
行動をすると違反行為に該当します。

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踏切不停止等違反の罰則や違反点数

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続いて踏切不停止等違反に該当した場合にどのような罰則や違反点数がつくのかという事。

踏切不停止等違反の罰則

・大型車15000円
・普通車12000円

踏切不停止等違反をした場合、大型車15000円。

普通車12000円の反則金の支払いを命じられます。

違反点数

違反点数2点

その際の違反点数は2点の減点とされます。

踏切不停止等違反をする事の危険性

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このように間違った運転は「踏切不停止等違反」や反則金は12000円。違反点数は2点の減点という結果になりますが…

違反になるから気をつけよう。ということもありますが、それ以外にも運転を続ける事で取り返しのつかないことになる場合もあるので注意が必要です。

点数の積み重ねで免停になる危険性

まずは点数の積み重ねで免停になる危険性です。

違反点数自体は2点減点なので一度で
どうこうという訳ではありませんが…

点数の積み重ね。特に免許取り立ての方や残り点数が少ない方にとっては積み重ねにより点数がなくなり免停になる可能性があります。

トラブルや事故になる危険性

もう一つはトラブルや事故になる危険性です。

踏切で一時停止せずに通過=ちょっとくらいと思う方もいるかもしれませんが…

無理に通過しようとすると何かしらのトラブルで電車が突然接近。

踏切進入中に接近した電車と衝突となる場合もなくはありません。

当然衝突すればケガだけでは済まず、最悪の場合〇亡する危険も。

また仮に電車と衝突しなくても、遅延による賠償金を請求される可能性もあります。

そのため、安易に踏切を通過する事はおすすめできません。

違反を防ぐ為に出来る事

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このように間違った行動をする事で違反になる訳ですから、防ぐためにはその時に合った事を実行すればいい訳です。

それが

踏切を通過する場合は一時停止をする
警報機や遮断機が鳴る場合には踏切に進入しない

踏切を通過する場合は一時停止をする

まずは踏切を通過する場合は一時停止をする事。

踏切は必ず一時停止が義務となっていて、
そのまま通過する事で踏切不停止等違反となります。

踏切不停止等違反になれば反則金や違反点数が引かれる事になるので…

防ぐためにはまず一時停止を忘れない事が対策への一歩となります。

警報機や遮断機が鳴る場合には踏切に進入しない

また、警報機や遮断機が鳴る場合には踏切に進入しないことも忘れずに

一時停止を守る事も大事ですが、警報機や遮断機が鳴るときに無理に侵入すると別の違反に該当してしまいます。

それが【※遮断踏切立入り違反】です。

遮断踏切立入り違反は無理に侵入するとなる違反。

そのため、上記の遮断機や警報機に加えて一時停止をした上で通過する事を心がけていきましょう。

正しい行動をして違反になるのを防ごう

以上、踏切手前で【一時停止】をしない状態で通過すると該当する違反や罰則について解説しました。

今回の記事のおさらいです。

踏切で一時停止せずに通過するとなる違反
『踏切不停止等違反』になる
道路交通法33条に記載がある
踏切不停止等違反の罰則や違反点数
踏切不停止等違反の罰則
・大型車15000円
・普通車12000円
違反点数
違反点数2点
踏切不停止等違反をする事の危険性
点数の積み重ねで免停になる危険性
トラブルや事故になる危険性
違反を防ぐ為に出来る事
・踏切を通過する場合は一時停止をする
・警報機や遮断機が鳴る場合には踏切に進入しない

記事でもわかる通り、踏切手前で【一時停止】をしない状態で通過は『踏切不停止等違反』となります。

踏切不停止等違反は

①走行中目の前に踏切があったが、止まらずにそのまま通過した。

② 走行中目の前に踏切があったが、軽くブレーキをかけた後に完全に止まる前に通過した。

こんな場合に該当する違反。

バレなければ少しくらいと思うかもしれませんが…

必ずしも安全とは限らず、最悪の場合は電車と衝突する危険性もあります。電車と衝突=自分に非ができるので賠償金の請求がくる場合も。

そのため『たかが一時停止無視だけで』ではなく、その後の危険性も考えて

・踏切を通過する場合は一時停止をする
・警報機や遮断機が鳴る場合には踏切に進入しない

を心がけてこれからに活かしていきましょう。

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