違反をしてしまい、反則金の支払いが必要。でも『納付書を紛失して支払いができない』と悩んではいませんか?
通常、交通違反をした場合に違反切符と一緒に
納付書と呼ばれる支払い用紙を受け取ります。
簡単に言えば支払い場所と金額が記載された用紙。この用紙によって本来は支払い手続きができますが…
もし納付書を紛失してしまうと手続き自体ができなくなります。
それを防ぐために、紛失した場合は早めの納付書の再発行手続きが最適。再発行についても、手順通りにやれば簡単に手続きできるので参考にしてみてください。

今回は、そんな納付書の再発行手続きができる場所や必要書類・手続きの流れをまとめてみました。
✅必要書類や再発行できる場所を知りたい
反則金の納付書再発行ができる場所は2つ

まず反則金の納付書再発行は以下2つの場所で手続きできます。
最寄りの警察署
交通反則通告センター
1つ目は交通反則通告センター。
交通反則通告センターは、軽微な交通違反に対して手続きを行う機関です。
交通反則通告センターは一般的に各都道府県にありますが、場所によっては免許センターに併設してある場合もあります。
最寄りの警察署
もう一つは最寄りの警察署。
自宅から近い最寄りの警察署に行って再発行の手続きができます。
例)長野県千曲市⇒長野県千曲警察署。千葉県柏市⇒柏警察署。

最寄りの警察署については簡単に調べられるので、事前に把握しておくとおすすめです。
再発行する場合は何が必要?

ここからは再発行に必要な書類の紹介。
再交付申請書
委任状
本人確認書類(身分証)
1つ目は本人確認書類(身分証)。
運転免許証やマイナンバーカードなど、
本人とわかるものがあればOK。
再交付申請書
2つ目は再交付申請書。
再交付申請書は特に自分で揃える必要はないので、交通反則通告センターもしくは最寄りの警察署の窓口で受け取りましょう。
委任状
3つ目は委任状。

納付書の再発行をしたいんだけど、時間がなくて自分で手続きに行けない。
こんな場合に役立つのが委任状。
※本人が手続きする場合は必要ありません。※入手方法や書き方が知りたい場合は【委任状が入手できる4つの場所と書類の簡単な書き方】でまとめているので参考にしてみてください。
実際の再発行までの流れ
最後は実際の再発行までの流れをお伝えします。
交通反則通告センターor最寄りの警察署に行く

まず交通反則通告センターor最寄りの
警察署に行きましょう。
交通反則通告センターや最寄りの警察署が分からない場合は、○○県○○市+交通反則通告センターor最寄りの警察署で検索すると確認できます。
窓口で書類を記入する

窓口で書類の記入をする。
・提出する警察署
・住所
・氏名
・電話番号
・違反切符の番号
・納付金額
・申請の理由
それぞれ順を追って記載しましょう。
納付書を受け取って完了

再交付申請書の記入ができたら窓口に提出。
提出後はすぐに納付書の発行ではなく、
大抵の場合は後日(1~2週間ほど)受け取る形になります。

あとは納付書受け取り後に反則金の支払いをすれば完了です。
再発行の入手方法ややり方を覚えて今後に役立てよう
以上、反則金の納付書の再発行ができる場所
2つと必要な書類・流れを解説しました。
この記事のおさらい。
記事でもわかる通り、反則金の納付書は
違反をした人が青切符と一緒に受け取る書類。

反則金の支払いをする場合には必ず必要になるので、もし紛失した際には早めの再発行をして期限内の支払いを心がけましょう。
よくある質問

Q.交通違反の反則金の支払いをしないとどうなりますか?
A.最悪の場合、逮捕や罰金のリスクがあります。※詳しくは【交通違反の反則金”面倒で支払い放置は最悪逮捕や罰金の危険も?”】でまとめているので参考にしてみてください。
Q.反則金の納付書再発行は自分以外の人でもできますか?
A.はい、ですが代理人を立てる場合は委任状が必要です。