スパークプラグは火花を飛ばす役割。混合気と呼ばれるガソリンと空気が混ざりあったものに、プラグの火花を引火させる事で爆発を起こす。爆発を起こすことでエンジン始動の補助をしている。
ですがあくまで消耗品なので、もし早めに対処しなければトラブルの原因になります。
それを防ぐ目的で寿命が尽きる前もしくは尽きた段階でプラグの交換をする訳ですが…

スパークプラグを交換したいけど自分では自信がない。失敗して車を壊すリスクを考えるとどうしても実行できない。
こういった理由から交換を断念する方もいるのではないでしょうか?
そこでおすすめしたいのが専門の業者に依頼するという選択肢。中でも今回はオートバックスに依頼した場合にかかる費用や作業時間をまとめてみました。

記事を最後まで読む事で知識がつくことはもちろん。今現在作業の依頼を検討中の方にとっても参考になるので最後まで読んでみてください。
この記事でわかる事
✅作業で掛かる時間は?
✅依頼自体はお勧めなのかどうか
オートバックスに依頼すると費用と工賃がかかる
まず結論として、オートバックスに依頼をした場合には費用に加えて工賃がかかるのが一般的。
どのお店にも言える事ですが
・工賃は作業者に掛かる作業分の料金
つまり、依頼をした場合には商品費用+工賃=合計金額となる訳です。
費用はスパークプラグの種類で異なる
一般プラグ(レジスター) | 一般的によく使われるタイプ。安価で購入できるのが特徴。 |
イリジウムプラグ | 中心電極にイリジウム合金が使用される事で着火性や耐久性に優れる。一般的なプラグに比べると高い設定。 |
白金プラグ | 電極に白金(プラチナ)を使ったプラグ。耐久性や耐摩耗性・着火性などに優れる。一般的なプラグに比べると高い設定。 |
スパークプラグと一言で言っても、レジスター
タイプやイリジウム・白金(プラチナ)があります。
・イリジウム・白金は¥3000~¥6000
一般的なレジスタータイプなら、気筒数にもよりますが¥2000程。逆にイリジウム・白金になると耐久性や長寿命などの問題で¥6000程と費用が倍かかります。
工賃はお店や店舗によって異なる
また、工賃に関してはお店や店舗によって異なる傾向にあります。
例えば
スパークプラグは車によって気筒数が異なり、軽自動車の多くは3気筒(プラグ3本。一部4気筒の軽自動車もあります)。普通車は4~12気筒(プラグ4本~12本)。
例えば3気筒エンジン車のスパークプラグの
工賃なら3本×¥1000=¥3000が工賃。

仮に費用が¥2000なら、¥2000+¥3000=¥5000が合計金額となります。
依頼した場合に掛かる作業の時間について

工賃はわかったんだけど、かかる時間はどのくらいかかるのかな。

混み具合にもよるけど、簡単なものなら15~20分程度で終わるね。
簡単なものなら15~20分程度
比較的構造が簡単なものなら
15~20分程度で作業が終わります。
※ただし、車によってはパーツを外さないと作業ができないような場合もあるのでその場合には時間がかかることがあります。
混み具合+作業時間で変わる場合もあるので注意
その一方でカー用品店など大きい所では作業に
加えて混み時間が追加される場合がある。
特に休日や祝日などは混みやすく予定
した時間よりも掛かる可能性が高いです。
実際に私が遭遇した時は、120分待ちや200分待ちなどを見たことがあります。
混み具合でも大きく変わるので、その時によって変動すると覚えておくといいでしょう。
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結局お店に依頼ってどうなの?
このように掛かる工賃や時間について解説しました。このことを踏まえて結局依頼するのはどうなのか?について最後にお伝えします。
費用(工賃)を気にする人は自分で交換がおすすめ
自分で作業ができない人にはおすすめ
まず自分で作業できない人にはおすすめです。理由は余計なトラブルを起こす危険があるため。
交換作業とはいえ、何の知識もないまま
下手に作業すれば車を壊す事にもつながります。
車を壊す=作業代だけでは済まなくなる。

そのため下手に作業して壊すリスクを考えれば、知識のある人にやってもらう方のが安心です。
費用(工賃)や時間を気にする人は自分で交換した方のがおすすめ
逆に費用(工賃)や時間を気にする人は自分で交換した方のがおすすめ。
メリットでは
・自分で交換する手間が省ける
・バルブ選びから交換まですべてお任せできる
といった利点を得られますが…
デメリットの
・混み具合で作業時間が延びる
・バルブ選びから交換まで依頼すると高くなりがち
こういった事を考える人にはお勧めできません。
特にプラグは消耗品という事で切れるたびに交換が必要となります。一回程度なら大した金額になりませんが…
積もり積もって結構な金額になることになります。しかも時間の融通も利かないので、仕事で忙しいときなどは行くことすらできません。
その一方で、自分で交換ができれば工賃は無料。時間も自分のタイミングでOK。

余計な出費や混雑を抑えられるので、気にする方は自分で交換がおすすめです。
交換費用を抑えるには自分に合った方法を参考にしよう
以上、スパークプラグ交換をお店に依頼すると
かかる費用について解説しました。
今回の記事のおさらいです。
・レジスターは安価で¥1500~¥2000
・イリジウム・白金は¥3000~¥6000
1本あたり¥1000程の工賃が目安
混み具合+作業時間で変わる場合も
費用(工賃)や時間を気にする人は自分で交換した方のがおすすめ
記事でも分かるように一概に〇〇円とは言えません。理由は簡単でプラグの種類やメーカー等によって料金が異なるため。
スパークプラグと言っても、大きく分ければ一般的なレジスタータイプやイリジウム・白金などがあります。
そのため参考として覚えるなら
・イリジウム・白金は¥3000~¥6000
また、費用だけでなくそれに加えて
工賃がかかる場合もあります。
そのため、もしこれから実践する場合には自分に適した方法で挑戦してみましょう。
スパークプラグによくある質問Q&A
Q.プラグの持ち込み作業はできますか?
A.お店によってはできますが、その場合は工賃が2倍になることが多いので注意しましょう。
Q.車検に通らないと作業はできませんか?
A.はい。基本は車検対応の車で作業ができます。
Q.工賃を無料にする方法はありますか?
A.はい。お店によっては専用のポイントカードがあるのでうまく利用することで無料にできます。例えば【オートバックスのメンテナンスカード】。入会費1100円・継続費550円と費用がかかりますが、電球やバッテリーオイルなどの工賃が9種類無料になります。また、200円につき1ポイントがたまるので使うことも。
Q.スパークプラグの交換は自分でもできますか?
A.はい。やり方が分かればできますが、不安な方はお店に依頼するのがおすすめです。
Q.スパークプラグはどのくらいで交換すればいいですか?
A.交換時期を目安に交換がおすすめです。詳しくは【スパークプラグの寿命(交換時期)と放置する危険性・防ぐ対策を解説】でまとめているので一緒に参考にしてください。