【超簡単1分】専門知識が必要ないスマートキー電池(ボタン)交換の簡単なやり方

作業一覧
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車にとってのスマートキーは、鍵穴に鍵をささなくても開錠/施錠ができる優れもの。オマケにキーを回さなくてもエンジン始動もできることから使いやすいパーツです。

ただその反面で中の電池が切れると使えなく
なるといったデメリットも存在します。

しかもいつ切れるか正確には分からないので、
事前に準備しないとすぐに対処できない。

また緊急時に備えてやり方を覚えておかないと、自分で交換する事も出来ないので事前に把握しておく必要があります。

やり方を覚える=お店にその都度頼まなくても自分のタイミングで交換ができる。交換自体も簡単で、手順を覚えれば1~2分程度で完了します。

この記事では、『スマートキーの電池交換を自分で出来るようになりたい。』こんな方向けに記事でやり方をまとめてみました。

この記事がおすすめな人
✅自分で交換をしてみたい
✅その都度お店に依頼するのが面倒だから手順を知りたい

スマートキーが反応しないのは大抵が電池切れ

エンジンを掛けようとスマートキーを近づけたのに反応しない

こんな場合によくあるのが電池切れ。

というのも、本来スマートキーというのは車体側キー側
双方に電波を送受信する機器が備わっています。

本来は車体側・キー側双方に電波を送受信する事で作動している

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この機器により、特定の車両同士を繋げ施錠
解錠・エンジン始動を可能にしている

ですが、その機器を動かす際に
電気を必要とします。

車体側はバッテリーから供給される電気があるので
問題はありませんが、鍵側にも電気が必要。

そこでボタン型電池の出番。ボタン電池を鍵側に取り
付ける事で電気の送受信が出来るようにしています。

ただしあくまで消耗品なので、使用頻度や年数によってボタンの寿命が尽きる場合があります。

電池が切れると運転者に異常を知らせる【キーフリー警告灯】が点灯。一度点灯すると、電池を交換しない限り消えなくなる。

電池が切れると送受信出来ないので交換が必須

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もし電池が原因の場合は、スマートキーの
カバーを外して古い電池を抜き取る。

抜き取った電池と同じタイプのボタン電池に
変える事で対処ができます。

※もし電池でも解決できない場合は他の原因があるので、【キーフリー警告灯が消えない3つの原因とトラブル解決に向けた対応策を解説!】を一緒に参考にしてみてください。

キーフリー警告灯が消えない3つの原因とトラブル解決に向けた対応策を解説!
キーフリー警告灯が消えない3つの原因とトラブル解決に向けた対応策を解説。後半では防ぐ対策もまとめているので一緒に参考にしてみてください。

実際に交換のやり方を確認してみよう

ここからは実際にスマートキー交換の
流れを確認していきましょう。

必要なパーツは【スマートキー(鍵)の電池交換に役立つおすすめの商品4選を紹介】でまとめているので一緒に参考にしてみてください。

流れは以下
メカニカルキーを抜く
隙間にマイナスドライバーを差し込む
マイナスドライバーを差し込んだまま上にあげる
電池を交換する
カバーをはめ込む
メカニカルキーを差し込む

メカニカルキーを抜く

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まず初めに、キーレスに装備されている
メカニカルキーを抜きましょう。

メカニカルキーは、緊急時にクルマのドアを施錠・解錠するためのカギのことですね。

鍵を抜く場合は、【PUSH】と書かれた
部分を押しながら鍵を手前に抜きます。

隙間にマイナスドライバーを差し込む

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メカニカルキーを抜くことが出来たらキー横の
隙間にマイナスドライバーを差し込みます。

赤〇で囲った部分がそうですね。

入れる位置は目視でも確認できるので、
自分でやる場合には確認しながらやりましょう。

マイナスドライバーを差し込んだまま上にあげる

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ドライバーを差し込む事ができたら、
後は上に押し上げるだけです。

爪でとまっているだけなので
引っ張れば簡単に取る事ができます。

電池を交換する

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カバーを外すと電池が見えるので、向きに注意して新しいものに交換をしましょう。

今回交換に使うのは【CR1632】のボタン電池。

ボタン電池は車の種類や車種によって
サイズや形状が異なる場合があるので注意

ここまでやって1分かからない程度ですね。

初めてやる方でも5分かからず
出来ますよ。

カバーをはめ込む

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交換が無事できたら、外した時と
逆の手順で戻していきましょう。

穴の位置がずれていない事を確認して
カバーをはめ込んでいきます。

メカニカルキーを差し込む

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カバーをはめ込む事ができたら最後に
メカニカルキーを差し込んでいきましょう。

差し込む際は特にボタンを押しながら
やる必要もないので簡単。

以上で交換作業は終了になります。

スマートキーの交換後にやる事

最後はスマートキーの交換後にやる事について。

施錠・解錠の確認
キーを近づけてエンジン始動

施錠・解錠の確認

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まずやることは施錠・解錠の確認。

施錠の確認は、赤〇部分のボタンを押す事で出来ます。

・ボタンを押し込んでドアがロックされれば正常
・下の赤〇部分のボタンを押して解錠

ロック状態からボタンを押した際に
ボタンが解除されれば問題なし。

ごく稀に接触不良や電池を逆に取り付けた事で反応しない事があるので、最後の確認はやっておいて損はありません。

キーを近づけてエンジン始動

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もう一つはキーを近づけてエンジン始動。

スマートキーの場合は車内の登録した鍵に反応してエンジン始動も出来るので、実際にキーを持った状態で反応するか確認しましょう。

もしこの時反応しない場合は

・①施錠・開閉を複数回繰り返す
・②電池の向き

いずれかを確認してみましょう。

①の方法は前回の情報をリセットして車側に正常であることを知らせる効果。②は電池の向きが違うことで反応していない場合があります。

2つを試したうえで解決できれば完了となります。

簡単1~2分!スマートキーの電池交換は初心者でも実践可能!

以上、スマートキーの電池交換の方法についてご紹介させていただきました。

スマートキーは、鍵を差し込まなくても解錠・施錠が出来る事から簡単で便利な物。その反面で、電池が切れると反応しなくなりドアの解錠が困難となります

それが自宅ならいいですが、もし出先でなったらと考えると正直焦りますよね?

なので、そうならない為の電池交換が必要です。実際交換してみると所要時間1~2分程で完了するので、電池が切れた際には自分で交換してみるのもいいかもしれませんね。

また、いつ切れるか不安な方は予備として交換できる電池やドライバーなど常備しておくとおすすめです。

今回交換で使ったもの

電池(1632)…スマートキーの電池となります。

・ミニドライバー…スマートキーのカバーを外すサイズにピッタリ

なお、必要なパーツは【スマートキー(鍵)の電池交換に役立つおすすめの商品4選を紹介】でまとめているので一緒に参考にしてみてください。

よくある質問Q&A

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Q.電池交換はドライバーがなくても交換できますか?

A.はい、同じように先端が尖ったものであれば可能です。


Q.寿命の目安はありますか?

A.1~2年ほどです。ただし、使用頻度でも変わるので早まる場合もあります。


Q.交換のサインはありますか?

A.はい。キーの反応が鈍い、電池残量低下の表示ができると交換のサインとなります。

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