車にとってのタイミングベルトは車を運転する上で必要不可欠な部品の一つ。
中には『名前くらいなら聞いた事あるかも?』とそれ以外ではどんな部品なのか知らない方の方が多いのではないでしょうか。
ですが、タイミングベルトは思っている以上に重要な役割を持った部品。もし故障すれば燃費の悪化やエンジンが掛からないなどのトラブルに発展するリスクがあります。

今回はそんなタイミングベルトについて、役割や故障症状・原因・交換時期などをまとめました。後半では故障を防ぐ対策もまとめているので参考にしてみてください。
✅故障した際の症状が知りたい
✅故障原因や対処法が知りたい
✅防ぐ対策が知りたい
タイミングベルトの役割

タイミングベルトは、エンジン内部に取り付けられたゴム製のベルト。
主にクランクの動きとカムの動きを同期
させるための役割をしています。
ピストンが上下に動く力(上下運動)を回転力(回転運動)に変換する部品。
※カムシャフト
吸気バルブや排気バルブの開閉を制御する役割。

使われる箇所は画像のように
・クランクシャフト
2つが繋がるプーリーのある位置。

動きとしては、①タイミングベルトが回る事でクランクシャフトとカムシャフトが連動して回る。②燃焼・排気・吸気を繰り返しエンジンが常に動き続けるという流れ。
故障するとどんな症状がおこる?

ここからはタイミングベルトが故障するとどんな症状が起こるのかについて。
エンジンが止まる
燃費の悪化や加速が鈍る
1つ目は燃費の悪化や加速が鈍ること。
タイミングベルトがうまく回らないことによってエンジン効率が悪化するので、加速が不安定になる場合があります。
また、その影響で余計にアクセルを踏むことで燃費の悪化にもつながります。
エンジンが止まる
2つ目はエンジンが止まる(エンジンストール)。
クランクシャフトの回転をカムシャフトへうまく伝える事ができなくなり、ピストンとバルブが正しく作動しなくなるとエンジン始動を維持できなくなる為にエンジンが止まります。

なので、走行を維持するためにもタイミングベルトはエンジンにとって重要なパーツと言えます。
※【車のタイミングベルトが突然切れた際の対処の手順を解説】では突然切れた場合の対処方法もまとめているので一緒に参考にしてみてください。

故障する原因と対処法


正直故障したことがないからよくわからないんだけど、これってどうなったら故障するんだろう。
こんな方向けに以下で故障する原因やその時の対処方法をお伝えします。
ベルトの張りが甘い
経年劣化

もしこの状態になった場合には新しいベルトに交換する事で対処できます。
ベルトの張りが甘い
2つ目はベルトの張りが甘い。
タイミングベルトの張り調整をした際にうまくかみ合っていない事で調整ができていない⇒エンジン効率が悪くなる⇒燃費の悪化や加速不足・エンジンストールの原因になる。

もしベルトが擦り切れたり完全に伸びていない場合には張り調整をし直すことで対処できます。
完全に故障するのを防ぐ対策

症状が出た段階で対処する
交換時期でベルトを変える
1つ目は交換時期でベルトを変えること。
タイミングベルトにも交換時期があり、○○までなら問題ない。○○kmを超えたら交換が最適というのがあります。
その交換時期が10万㎞。理由は、タイミングベルトがゴム製のために距離によって摩耗や経年劣化が起きるため。
ベルトの素材がゴムなので、エンジン始動中は常に回り続けるので使い続けるとゴムは擦れていきます。
その結果、ゴムが擦れる⇒少しづつ削れる⇒ベルトがちぎれるという流れになります。
なのでまずは10万kmを目安に交換を心がけましょう。
症状が出た段階で対処する
いずれ使えなくなるリスクがあります。
役割や突然のトラブルを理解してその時にあった対処を
以上、タイミングベルトについてお伝えしました。
タイミングベルトはただのベルトではなく、安全に運転を続ける上でなくてはならないパーツの一つです。

もし故障によって使えなくなればエンジンが掛からなくなったり、燃費の悪化・加速不足を促進するなど重大なトラブルに発展しかねないので状況に合わせて早めの対処を心がけましょう。