反則金を支払いたくないんだけど。支払いを無視したらどうなるんだろ。
このような疑問を感じたことはありませんか？
特に今現在、青切符を切られていて
反則金の支払いが必要な方。
反則金は比較的軽度な刑なので、密かに『支払い無視をしていればチャラにできるのでは？』と考える人も少なくないでしょう。
結論、反則金の無視はおすすめしません。理由は無視したところで結局は催促状や督促状が届く事になるため。
たまに『支払い無視を続ければ支払いを免れて
免除になる。』という話を見ますが…
デマ(嘘)になるので注意が必要です。
本記事ではそんな反則金について、支払いを
無視した場合の末路についてまとめました。
反則金＝軽い刑と侮ると痛い目にあうのでこの機会に学んでおきましょう。
反則金の支払いを無視すると催促状や督促状が届く
冒頭でも軽く触れた通り、反則金の支払いを
無視することはおすすめしません。
理由は無視したところで結局は催促状や
督促状が届く事になるため。
受け取ってから7日以内に支払えばそこで終了となりますが…7日を過ぎても放置すると40日後に催促状や督促状が届く事になります。
※40日は違反をして用紙を受け取ってからの日数。
②40日後に催促状や督促状が届く
ちなみに支払い方法は【交通違反の反則金納付方法と2つの支払い場所”一連の流れを簡単3ステップで解説”】でまとめているので参考にしてみてください。
催促状や督促状を無視すると出頭要請命令
催促状や督促状も無視するとどうなるのかな？
警察から出頭要請が来ることになるね。
②40日後に催促状や督促状が届く
③ 警察から出頭要請がくる
ちなみに納付自体は任意なのでこの段階では強制権はありません。
なら無視してればそのうち。
と考えて出頭を無視し続ける人がいますが…出頭要請まで無視すると逮捕になります。
※出頭要請は複数回来ますが、その後に逮捕の流れ。
出頭要請を渋ると逮捕⇒罰金刑に
逮捕になる理由としては逃亡や証拠
隠滅のおそれがあると判断される為です。
自分ではそうは思っていなくても、相手からすると支払いをしない＝逃亡と判断されるのでたとえ任意とはいえ悪質と捉えられます。
後は刑事手続き⇒裁判⇒ 罰金刑や
懲役刑という流れ。
反則金で留まれば行政罰で刑事手続きが免除になりますが…逮捕にまでなると行政罰から刑事罰で刑事裁判に発展します。
・刑事罰＝重い罰で懲役もしくは罰金
刑事裁判次第で罰金刑や懲役刑が決まります。
罰金刑も渋ると差し押さえや強制労働
ちなみに罰金刑も無視するとどうなるの？
財産の差押え。さらに支払いが不足した場合は労役場での強制労働という流れだね。
一連の流れをまとめると
②40日後に催促状や督促状が届く
③ 警察から出頭要請がくる
④出頭無視（何回か繰り返しで逮捕）
⑤刑事手続き
⑥裁判
⑦罰金刑や懲役刑
支払いができない場合は財産の差押えで必要な分を没収。それでも支払いが不足した場合は労役場での強制労働となります。
労役場での強制労働＝裁判で決められた金額に
達するまで労働から解放されることはありません。
たかが反則金程度でと軽く考える方がいますが…最終的には罰則で前科がつく事はもちろん。追加の支払いや足りない場合に強制労働という末路になります。
それを考えると反則金の時点で素直に支払うのがいいでしょう。
反則金の無視はダメ!受け取った時点で早めの支払いを
以上、反則金についてお伝えしました。
| 反則金 | 7日以内の支払い期限 |
| 催促状や督促状が届く | 40日後程度で届く |
| 警察から出頭要請がくる | 催促状や督促状を無視した場合 |
| 出頭無視 | 何回か繰り返しで要請が来るが、繰り返すと逮捕になる |
| 刑事手続き | 逮捕された後の手続き |
| 裁判 | 刑事裁判になる |
| 罰金刑や懲役刑 | 反則金からさらに重い罰金刑や懲役刑が科される |
一連の流れを無視すると財産の差し押さえや強制労働の末路が待っているので、それを考えると反則金の時点で素直に支払うのがいいでしょう。