レーシック手術(視力矯正)で視力大幅回復″裸眼で運転するには【眼鏡等】の条件解除が必須″

運転免許関連
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レーシック手術やICL(眼内コンタクトレンズ)は、近視・遠視・乱視などの屈折異常を矯正する視力回復手術のひとつ。

今までは常に眼鏡をかけていた人でも、レーシック手術やICL(眼内コンタクトレンズ)をする事で裸眼で生活や車の運転をする事も可能となります。

※視力は個人差もありますが、1.0以上に回復する方がほとんど。

これだけ見れば眼鏡が要らなくなるので喜ばしいことですが、運転免許証を持っている方は免許の条件が変わるので解除する手続きが必要になります。

この記事では、そんな運転免許証の条件【眼鏡等】を解除する手続きのやり方と必要な書類をまとめてみました。

この記事でわかること
✅条件の解除手続きが必要な理由
✅手続きしないとどうなるのか
✅手続きに必要な書類
✅手続きの流れ

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視力が回復した場合は免許の条件解除手続きが必要になる

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先程も言ったように、レーシック手術やICL(眼内コンタクトレンズ)により視力が大幅に回復した場合は免許の条件解除手続きが必要になります。

項目は【眼鏡等】

その中でも項目は【眼鏡等】。名前の通り眼鏡などをすることで運転ができることを意味しています。

眼鏡等は眼鏡もしくはコンタクト。

逆に運転時に眼鏡等をしていないと違反に
なりますよという内容です。

手続きをしないと【免許条件違反】になる

そんな違反は【免許条件違反】。名前の通り運転免許に記載がある条件を守らなかった事で違反になる項目です。

例えばこんな時。

免許証の条件に【眼鏡等】とあるのに裸眼で運転をしている。

眼鏡等は運転する場合に、眼鏡で目の矯正をすること前提で運転する事を許可しています。ですが、裸眼で運転をすると【眼鏡等】の条件に反するので違反となります。

つまりレーシック手術で視力が上がった場合は、眼鏡等の条件が当てはまらないので条件解除手続きをする必要がある訳です。

※ 免許条件違反について、反則金(罰金)や違反点数も一緒に知りたい方は【車の免許に記載の条件無視″ルールを守らないと反則金(罰金)や違反点(減点)対象″】を参考にしてみてください。

車の免許に記載の条件無視″ルールを守らないと反則金(罰金)や違反点(減点)対象″
運転免許には基本的に条件が記載されており、無視して走行を続けた場合違反行為に該当します。例えば○○tまでの重さまでなら車に乗れる。条件に眼鏡等。など記載があるのにどちらも満たしていない。こんな場合が当てはまります。この記事ではどんな違反に該当するか。反則金(罰金)や違反点数はどうなのか詳しくまとめています。

条件解除手続きをするには何の書類が必要?

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ここからは条件解除手続きに必要な書類です。眼鏡等で条件解除をする場合は以下の書類を準備しましょう。

・運転免許証
・限定解除審査申請書

運転免許証

現在使用している運転免許証が必要。

有効期限切れの場合は効力を持たないので注意しましょう。

もし切れている場合は、状況に合わせて再取得手続きを済ませましょう。詳しくは【免許証の更新忘れでうっかり失効!有効期限が切れた場合の対処方法と失効免許の再取得方法を解説】でまとめているので一緒に参考にしてみてください。

免許証の更新忘れでうっかり失効!有効期限が切れた場合の対処方法と失効免許の再取得方法を解説
免許証の更新忘れで失効した場合の対処法と再取得の方法を解説。失効=状況に応じて内容が変わるので参考にしてみてください。

限定解除審査申請書

限定解除審査申請書は運転免許証の限定条件を解除する為の審査を受ける際に提出する書類。

今回でいえば【眼鏡等】が条件に該当する。

申請書は運転免許センターや
警察署で入手ができます。

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実際の手続き方法を確認してみよう

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ここでは実際に手続き方法を
確認していきましょう。

・運転免許センター又は警察署で手続きをする
・視力検査を受ける
・条件解除の手続きをする
・運転免許証の交付

運転免許センター又は警察署で手続きをする

レーシック手術やICL(眼内コンタクトレンズ)で視力が回復したことを確認できた後日、運転免許センター又は警察署に行きましょう。

運転免許センター2階にある運転免許試験場の
受付で手続きをする。
警察署交通課窓口で手続きをする。

運転免許センター又は警察署に
着いたらやることは手続き。

視力検査を受ける

書類の提出が終わったら視力
検査を受けましょう。

裸眼で受かるには

・両眼で0.7以上
・片眼でそれぞれ0.3以上の視力

レーシック手術やICL(眼内コンタクトレンズ)で視力が回復していれば1.0程度はあるので一発合格ができます。

条件解除の手続きをする

視力検査で無事に合格すれば、免許証の
【眼鏡等】の条件が解除されます。

運転免許証の交付

解除後は新しい免許証の交付を受けて完了。順調に行けば即日免許証が受け取れるのでその日に裸眼でも運転ができるようになります。

一連の流れが終わればこれで手続きは完了。

書類作成と視力検査で約15分程度なので、混み具合次第では30分を目安に手続きが終わる計算です。

大幅な視力回復後は解除手続きが必須!違反にならない為には手順に沿って正しい手続きを

以上、条件解除手続きに必要な書類と手続きの流れをお伝えしました。

この記事のおさらい。

条件解除手続きに必要な書類
・運転免許証
・限定解除審査申請書
手続きの流れ

記事でもわかる通り、レーシック手術やICL(眼内コンタクトレンズ)により視力が大幅に回復した場合は免許の条件解除手続きが必要になります。

理由は眼鏡等がなくても運転出来るため。

本来は裸眼で

・両目0.7
・片目0.3以上

ないと運転が認められていません。

そこで眼鏡等の補助矯正をする事で「基準をクリア出来れば運転しても大丈夫ですよ。」となる訳です。そのため、条件に【眼鏡等】がある人は必ず装着して運転をする必要があります。

ですが、レーシック手術やICL(眼内コンタクトレンズ)で裸眼でも見える視力に回復した人は別。

補助矯正で初めて運転が認められているので、視力が回復すると眼鏡等が要らないことから装着をしない。装着しないと運転してはいけない項目に反する事になるので【免許条件違反】になってしまう。

このことからも、レーシック手術やICL(眼内コンタクトレンズ)などで視力が大幅に回復した人は条件解除の手続きが必要になるということが分かります。

もしこれからレーシック手術やICL(眼内コンタクトレンズ)で視力回復を検討している方は、後々条件解除が必要になると言うことを覚えておきましょう。

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よくある質問Q&A

Q.手続きの日に車を運転しても大丈夫ですか?

A.状況次第になります。眼鏡等が解除された後なら大丈夫ですが、その前に運転すると【免許条件違反】になるので注意しましょう。

Q.手続きにはお金はかかりますか?

A.いいえ、特に費用はかかりません。

Q.手続き後、免許証はすぐに変わりますか?

A.免許証の裏面に「眼鏡等条件解除」と記載され、次回の更新時に免許証の表面から「眼鏡等」の表記がなくなります。

Q.手続きの受付時間はいつですか?

A.運転免許センターや警察署によって異なりますが、一般的に平日の日中(目安は9:00〜16:00くらい)です。

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