今回ご紹介するのは【冬にウォッシャー液が出ない原因】について。
ウォッシャー液というのは、本来ウォッシャースイッチを押すもしくはレバーを操作する事で噴射する物。
窓ガラスに噴射させる事でワイパーを動かした時に汚れを落としやすくできるというもの。
こんなやつ↓
ですがふとした時にウォッシャー液がでない
特に冬場に起きやすいことがあります。
こんな時、どのような対処をすれば解決できるのでしょうか?
この記事では、気になる原因を元に対処方法や対策も含め詳しくお伝えしていきます。
・原因を知りたい
・自分でトラブルを解決したい
※今回の記事以外にも、ウォッシャー液について知識をつけたい方は別記事でまとめている内容を参考にしてみてください。
冬に車のウォッシャー液が出ない3つの原因
通常ウォッシャー液は、ウォッシャーのレバーを操作する事でウォッシャー液を噴射。
ワイパーと組み合わせて使う事で汚れを落としやすくするもの。ですが何故かレバーを操作してもウォッシャー液が出ない。
そんな場合には以下3つの事が原因となっています。
容器に穴が空いて漏れている
ウォッシャー液が凍結している
ウォッシャーが空になっている
1つ目はウォッシャーが空になっている事です。
そもそもですが、ウォッシャー液が空になっている場合は出ることがありません。
量も無限に出る訳では無いので、まず初めに
空になっていないかを確認しましょう。
容器に穴が空いて漏れている
2つ目は容器に穴が空いて漏れていることです。
容器に穴が空く→ウォッシャー液が漏れる→
ウォッシャーが出ないという流れです。
ウォッシャー液の容器はプラスチック製なことが多いので、性質により脆くなり穴が空きやすくなります。
特に冬場は寒い所だと-10℃や20℃に
なる場合もあるので注意が必要です。
そのため、容器に穴が空いていないかも確認しておきましょう。
ウォッシャー液が凍結している
3つ目はウォッシャー液が凍結している事です。
特に代わりとして水道水を入れている方に多いですが…
水道水は0℃より下で凍る性質があるので寒い
地域では凍りやすく冬にはおすすめできません。
また、ウォッシャー液と混ぜ合わせて使う
場合にも効果が薄れるので凍りやすくなります。
逆にウォッシャー液には不凍液と呼ばれる液体が含まれているので凍りにくくなります。
不凍液って何?
寒い時期に凍結しないようにする為の液体だね。他にも、冷却水にも使われていてマイナスでも耐えられるようになるね。
そのため、ウォッシャー液が出ない場合には
凍結状態も確認するとわかりやすいです。
ウォッシャー液が出ない場合の対処法
ここからはウォッシャー液が出ない場合の対処法について。
対処方法としては以下の通り。
凍結したウォッシャー液が溶けるのを待つ
ウォッシャー液を補充もしくは容器を交換
1つ目はウォッシャー液を補充もしくは
容器を交換する事です。
ウォッシャーがない場合には補充する事で解決。
ただ、容器が破損している場合は補充しても漏れるだけなので、容器自体を先に交換する必要があります。
容器については
・汎用品
など種類があるので車にあったものに
取り変えるといいでしょう。
凍結したウォッシャー液が溶けるのを待つ
凍結して出ない場合には、外気温が上がって
暖かくなるのを待つことが最適です。
でも、外気温ってそんな短時間で上がらないよね。
そんな時は、エンジンをかけてエンジンルームを温めるのがおすすめだね。
エンジンをかける事で内部に熱が伝わるので、
短時間で徐々に中の氷が溶けます。
簡単ですが、このように作業によって正しい
方法を実践出来れば対処ができます。
ウォッシャー液が出なくなるのを防ぐ対策
合わせてウォッシャー液が出ないのを防ぐ
対策についても見ていきましょう。
対策は以下の通り。
氷点下でも耐えられるウォッシャーを入れる
水道水を代わりとして入れない
まず1つ目は、ウォッシャー液の代わりとして
水道水を入れないことです。
水道水はパッと見似ているので使えそうに思えますが、性能が異なるので効果を得られません。
むしろ冬にはマイナスになる危険もあります。
特に凍る温度。水は0℃になると凍結する性質を持っているので、雪国などの常に寒い地域では使い物にならなくなります。
他にも水がおすすめできない問題はありますが、詳しくは別記事でまとめているので参考にしてみてください。
氷点下でも耐えられるウォッシャーを入れる
2つ目は氷点下でも耐えられるウォッシャーを
入れることです。
ウォッシャー液は、一般的に冬でも使えるようにある程度寒くても凍らないように作られています。
ですが種類によっては耐えられる温度が異なるので、温度を見比べて入れるようにすると対策が出来ます。
例えば、私がよく使っているのが古河薬品工業のスーパーウォッシャー液。-40℃まで対応のタイプで、油膜取りとしても使えるウォッシャー液です。
日本で使うなら雪国でもせいぜい-20℃くらいなので、余裕を持って-40℃まで対応にしておくと安全です。
最低限このように対策を覚えておくと、これから先出ない場合に対策として実践ができます。
出ない原因を明確にして正しい対処をしよう!
以上、冬に車のウォッシャー液が出ない3つの原因と防ぐ対策を紹介しました。
今回の記事でもわかる通り
容器に穴が空いて漏れている
ウォッシャー液が凍結している
そもそもですがウォッシャー液が空に
なっている場合は出ることがありません。
容器に穴が空くことに関しても…
大抵のウォッシャー容器がプラスチック製な事で、暑さに強く寒さに弱い特性で冬場は脆くなり穴が空きやすくなります。
また、ウォッシャー液が凍結する事で出ない原因にもなりますね。
もし対処したい場合には
凍結したウォッシャー液が溶けるのを待つ
補充が必要な場合⇒補充。容器が問題⇒容器交換。ウォッシャー液が凍結⇒暖気して溶けるのを待つ。
氷点下でも耐えられるウォッシャーを入れる
ウォッシャー液が出ないのには必ず原因があるので、自分に合った方法を実践して効率的に解決しましょう。